Web Syllabus(講義概要)
トップへ戻る 前のページへ戻る
発生工学
英文名 Reproductive Biotechnology
科目概要 動物資源科学科2年後期 [金曜日2時限(週1コマ)]、3群科目、選択、講義、2単位(30時間)
担当者 (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎桃沢 健二古里 咲綺乃
講義室 111講義室
備考 科目ナンバリング:VZ301-PR30

授業の目的

発生工学の全体像を理解し、その実用的な意義を認識するとともに個々の技術の利用の現状を知る。特に、日本で初めて本学部にて成功した体外受精技術を深く理解する。また、発生工学技術の生殖補助医療への応用について理解する。

教育内容

発生工学は、生殖生理学を基礎として発展し、細胞生物学、遺伝子工学などの技術を利用しながら、現在では応用技術として独自の展開を進めている。その最新技術と実験生物学や医療分野への応用について解説する。特に、体外受精技術は本学部にて日本で初めて成功した世界に誇る技術であることから、その理解を深める。また、生殖補助医療における臨床研究について学部講師(山梨大学 古里咲綺乃 先生)に解説してもらう。

教育方法

パワーポイントを活用し、教科書を参照しながら、講義形式の授業を行う。追加内容や講義の要点については、配布資料により説明する。授業内容についての質問は、講義終了時に対応する。また、授業支援システムを利用した質問も随時受け付ける。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

◎ DP5:生命科学に関する専門知識を生かし、人と動物の健康に寄与する能力
◯ DP4:動物性食品の基礎を理解し、機能性向上や安全性確保に対する専門的技能、能力

授業内容(シラバス)

項目 内容 担当者 日時
1 発生工学の基礎(1) 発生工学の歴史的背景、特に体外受精技術の発展の歴史について 桃沢 健二
9/18②
2 体外受精技術(1) 卵母細胞の体外成熟 桃沢 健二
9/25②
3 体外受精技術(2) 精子の受精能獲得および体外受精 桃沢 健二
10/2②
4 体外受精技術(3) 体外胚培養に関する基礎的理論 桃沢 健二
10/16②
5 体外受精技術(4) 体外胚培養成功のための諸要因 桃沢 健二
10/23②
6 凍結保存技術(1) 凍結保存の基礎理論および精子および胚の緩慢凍結 桃沢 健二
10/30②
7 凍結保存技術(2) ガラス化法の概要およびガラス化保存技術の社会への応用 桃沢 健二
11/6②
8 生殖補助医療分野における臨床研究 生殖補助医療の現場において胚培養士が関わる臨床研究 古里 咲綺乃
11/13②
9 生殖補助技術のまとめ 体外受精関連技術および凍結保存技術の全体的な纏め 桃沢 健二
11/20②
10 中小家畜および展示動物における生殖補助技術 動物生殖学研究室で展開している中小家畜および展示動物の人工繁殖技術について 桃沢 健二
11/27②
11 胚移植技術 牛胚の胚移植技術、特に牛ガラス化胚の直接移植法について 桃沢 健二
12/4②
12 性判別 精子および胚における性判別および性判別技術の応用 桃沢 健二
12/11②
13 核移植 クローン動物作出の歴史、基本的手技、問題点 桃沢 健二
12/18②
14 遺伝子改変技術 形質転換動物の作出方法とその応用 桃沢 健二
1/8②
No. 1
項目
発生工学の基礎(1)
内容
発生工学の歴史的背景、特に体外受精技術の発展の歴史について
担当者
桃沢 健二
日時
9/18②
No. 2
項目
体外受精技術(1)
内容
卵母細胞の体外成熟
担当者
桃沢 健二
日時
9/25②
No. 3
項目
体外受精技術(2)
内容
精子の受精能獲得および体外受精
担当者
桃沢 健二
日時
10/2②
No. 4
項目
体外受精技術(3)
内容
体外胚培養に関する基礎的理論
担当者
桃沢 健二
日時
10/16②
No. 5
項目
体外受精技術(4)
内容
体外胚培養成功のための諸要因
担当者
桃沢 健二
日時
10/23②
No. 6
項目
凍結保存技術(1)
内容
凍結保存の基礎理論および精子および胚の緩慢凍結
担当者
桃沢 健二
日時
10/30②
No. 7
項目
凍結保存技術(2)
内容
ガラス化法の概要およびガラス化保存技術の社会への応用
担当者
桃沢 健二
日時
11/6②
No. 8
項目
生殖補助医療分野における臨床研究
内容
生殖補助医療の現場において胚培養士が関わる臨床研究
担当者
古里 咲綺乃
日時
11/13②
No. 9
項目
生殖補助技術のまとめ
内容
体外受精関連技術および凍結保存技術の全体的な纏め
担当者
桃沢 健二
日時
11/20②
No. 10
項目
中小家畜および展示動物における生殖補助技術
内容
動物生殖学研究室で展開している中小家畜および展示動物の人工繁殖技術について
担当者
桃沢 健二
日時
11/27②
No. 11
項目
胚移植技術
内容
牛胚の胚移植技術、特に牛ガラス化胚の直接移植法について
担当者
桃沢 健二
日時
12/4②
No. 12
項目
性判別
内容
精子および胚における性判別および性判別技術の応用
担当者
桃沢 健二
日時
12/11②
No. 13
項目
核移植
内容
クローン動物作出の歴史、基本的手技、問題点
担当者
桃沢 健二
日時
12/18②
No. 14
項目
遺伝子改変技術
内容
形質転換動物の作出方法とその応用
担当者
桃沢 健二
日時
1/8②

到達目標

(1)発生工学を構成する基本的な技術、特に体外受精技術について理解し、手技を説明することができる。
(2)人為的な生殖制御が可能となる学際的な背景について理解することができる。
(3)発生生物学、分子生物学、遺伝子工学など他領域との関連について理解することができる。
(4)生物学的研究や医療応用などについての意義を理解できる。

評価方法

定期試験の成績で評価します。

準備学習(予習・復習等)

【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】
予習:講義内容については前期に履修する動物生殖学(講義)と関連するので、動物生殖学の内容を再度理解しておくこと。
復習:講義内容の要点および追加事項については、適宜プリントを配布するので、重要な内容について確認をしておくこと。また、図書館の書籍やWeb等から様々な情報を得て、知識を深めておくこと。  

その他注意事等

教科書は指定しないが、独自に作成した資料を配布しそれに基づいて講義を進める。また、本講義で学んだことを、3年次の農医連携専門プログラムの履修選択や将来の職業(胚培養士)選択に生かして欲しい。

教材

種別 書名 著者・編者 発行所
教科書 (なし)
参考書 マウス実験の基礎知識[第2版] 小出剛編 オーム社
参考書 生殖補助医療(ART)-胚培養の理論と実際- 日本卵子学会編 近代出版
参考書 哺乳動物の発生工学 佐藤英明 他(編著) 朝倉書店
教科書
書名
著者・編者
発行所
参考書
書名
マウス実験の基礎知識[第2版]
著者・編者
小出剛編
発行所
オーム社
参考書
書名
生殖補助医療(ART)-胚培養の理論と実際-
著者・編者
日本卵子学会編
発行所
近代出版
参考書
書名
哺乳動物の発生工学
著者・編者
佐藤英明 他(編著)
発行所
朝倉書店