Web Syllabus(講義概要)
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動物栄養学
英文名 Animal Nutrition
科目概要 動物資源科学科2年前期 [木曜日1時限(週1コマ)]、3群科目、必修、講義、2単位(30時間)
担当者 (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎高橋 辰行
講義室 111講義室
備考 科目ナンバリング:VZ301-FM14

教員免許取得のための必修科目

科目 教科に関する科目(中学校及び高等学校 理科)
施行規則に定める科目区分
  • 生物学

授業の目的

野生動物、愛玩動物、家畜、展示動物等、どのような動物をとっても、食物(栄養素)の摂取から消化・吸収・代謝に至る一連の流れ(栄養という)は生存にとって必須の過程である。また、動物飼育の現場においても動物の栄養を理解することは重要である。本授業では、以下の3項目を理解することを目的とする。
1.動物栄養学の概念と基礎知識
2.動物の健康維持に必要な栄養管理
3.家畜の生産能力と代謝の関係

教育内容

栄養の概念、栄養素の種類とはたらき、栄養を構成する因子(摂食調節、消化と吸収、栄養素の代謝)、栄養価の評価などについて解説する。

教育方法

講義形式で行う。WebClassに上げた資料を使用しながら重要ポイントを説明する。特に重要な項目については問題演習を行うことにより理解の向上を図る。理解の確認のため、前半と後半の計2回小テストを実施し、授業またはWebClassで講評を行う。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

〇DP2:動物資源の開発・利用を発展させるための専門的技能、能力

授業内容(シラバス)

項目 内容
1 栄養の概念
タンパク質
動物栄養の概念と重要語句の解説
タンパク質の構造と種類、アミノ酸の種類、タンパク質の栄養価
2 脂質 脂質の分類、脂肪酸、機能性脂質
3 炭水化物 炭水化物の構造と分類、動物における炭水化物の主な機能
4 ビタミン ビタミンの定義、脂溶性ビタミン、水溶性ビタミン
5 ミネラルと水分 ミネラルの分類と機能、ミネラルの欠乏症、水分の機能
6 摂食の調節 摂食に影響する内部および外部要因、末梢から中枢へのシグナル伝達、視床下部、脳における末梢由来物質の選択的取り込み
7 単胃動物の栄養素の消化と吸収 消化と吸収、三大栄養素の消化、吸収のしくみ
8 反芻動物の栄養素の消化と吸収 反芻動物の消化器の特徴、反芻胃における消化と吸収、窒素化合物と脂質の消化
9 タンパク質とアミノ酸の代謝 タンパク質の合成、アミノ酸の代謝、タンパク質とアミノ酸栄養の意義、アミノ酸のバランスと相互作用
10 脂質の代謝 脂肪の分解、脂肪の合成、コレステロールの代謝
11 糖質の代謝 解糖、グリコーゲン分解、血糖の調節
12 エネルギー代謝 栄養素の酸化と熱、物質代謝とエネルギー代謝、エネルギー代謝量の測定法ATPの利用と合成
13 飼料価値の評価 飼料を作る際に重要な要素、飼料価値の評価法、エネルギーを中心とする評価法、タンパク質とアミノ酸を中心とする評価法
14 動物の飼養 動物の栄養素要求量、飼養標準、標準飼料成分表、飼料の定義と種類、飼料の配合設計
No. 1
項目
栄養の概念
タンパク質
内容
動物栄養の概念と重要語句の解説
タンパク質の構造と種類、アミノ酸の種類、タンパク質の栄養価
No. 2
項目
脂質
内容
脂質の分類、脂肪酸、機能性脂質
No. 3
項目
炭水化物
内容
炭水化物の構造と分類、動物における炭水化物の主な機能
No. 4
項目
ビタミン
内容
ビタミンの定義、脂溶性ビタミン、水溶性ビタミン
No. 5
項目
ミネラルと水分
内容
ミネラルの分類と機能、ミネラルの欠乏症、水分の機能
No. 6
項目
摂食の調節
内容
摂食に影響する内部および外部要因、末梢から中枢へのシグナル伝達、視床下部、脳における末梢由来物質の選択的取り込み
No. 7
項目
単胃動物の栄養素の消化と吸収
内容
消化と吸収、三大栄養素の消化、吸収のしくみ
No. 8
項目
反芻動物の栄養素の消化と吸収
内容
反芻動物の消化器の特徴、反芻胃における消化と吸収、窒素化合物と脂質の消化
No. 9
項目
タンパク質とアミノ酸の代謝
内容
タンパク質の合成、アミノ酸の代謝、タンパク質とアミノ酸栄養の意義、アミノ酸のバランスと相互作用
No. 10
項目
脂質の代謝
内容
脂肪の分解、脂肪の合成、コレステロールの代謝
No. 11
項目
糖質の代謝
内容
解糖、グリコーゲン分解、血糖の調節
No. 12
項目
エネルギー代謝
内容
栄養素の酸化と熱、物質代謝とエネルギー代謝、エネルギー代謝量の測定法ATPの利用と合成
No. 13
項目
飼料価値の評価
内容
飼料を作る際に重要な要素、飼料価値の評価法、エネルギーを中心とする評価法、タンパク質とアミノ酸を中心とする評価法
No. 14
項目
動物の飼養
内容
動物の栄養素要求量、飼養標準、標準飼料成分表、飼料の定義と種類、飼料の配合設計

到達目標

(1)動物栄養学の概念と基礎知識を説明することができる。
(2)主要な栄養素の働きを理解し、動物の健康を維持できる栄養管理について理解することができる。
(3)成長や泌乳等の家畜の生産能力と栄養代謝の関係を理解することができる。

評価方法

出席については学生便覧を参照のこと。
講義の前半および後半の内容の理解を確認するための小テスト(20%)、および定期試験(80%)で評価する。

準備学習(予習・復習等)

【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】
予習:授業で使用する資料をWebClassに上げるので、教科書を参考にしながら資料の内容が理解できるよう努める。理解できなかった点については授業で解消する。
復習:教科書や参考書等を参考にしながら授業で理解できなかった点を解消するよう努める。

その他注意事等

(なし)

教材

種別 書名 著者・編者 発行所
教科書 動物飼養学 石橋 晃・他 編 養賢堂
参考書 動物の栄養 唐澤 豊・菅原邦生 編 文永堂
参考書 食べ物としての動物たち 伊藤宏 講談社
参考書 小動物栄養学 阿部又信 ファームプレス
教科書
書名
動物飼養学
著者・編者
石橋 晃・他 編
発行所
養賢堂
参考書
書名
動物の栄養
著者・編者
唐澤 豊・菅原邦生 編
発行所
文永堂
参考書
書名
食べ物としての動物たち
著者・編者
伊藤宏
発行所
講談社
参考書
書名
小動物栄養学
著者・編者
阿部又信
発行所
ファームプレス