英文名 | Environmental Laws and Ethics | |
---|---|---|
科目概要 | グリーン環境創成科学科2年前期 [火曜日4時限]、2群科目、必修、講義、1単位(15時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎馬場 光久 | |
講義室 | ||
備考 | 科目ナンバリング:VG201-BC12 |
環境技術による利益とリスクのバランスを理解するとともに、イノベーションの倫理、環境保護と社会的責任についてPBLにより理解を深めて考えることができるようになる。
この授業では、技術の開発と利用における倫理的な課題に焦点を当てます。個人と社会、環境への技術の影響、人権、プライバシー、持続可能性に関する倫理的考察を行います。技術の利益とリスクのバランス、イノベーションの倫理、環境保護と社会的責任について議論し、技術者が社会に対して責任を果たす方法を学びます。
カーボンニュートラルに関わる環境関連分野、有機農業を含めた環境保全型農業、およびデータサイエンスに関わる官公庁や企業の方々による講義を聴講するとともに、課題についてグループ内で議論してまとめ発表を行う(PBL)。発表などについて講評することでフィードバックする。
◎ DP:1. グリーン創成科学の理解、豊かな教養と高い倫理観の修得
〇 DP:2. 生物多様性の重要性を理解し、その維持や回復に貢献できる能力
〇 DP:3. 食料生産が生態系に与える影響を理解し、生産力の向上と持続性の両立に貢献できる能力
〇 DP:4. 地球環境における物質循環を理解し、環境汚染の修復に貢献できる能力
〇 DP:5. 植物や微生物の生物機能の開発に関する技術を理解し、カーボンニュートラルと環境負荷低減の技術開発に貢献できる能力
回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
---|---|---|---|
1 | ガイダンス | 講義内容、日程、および評価方法について概説する | 馬場 光久 |
2 | 社会における環境法規および倫理(1) | 相模原市役所の取り組み(1) | |
3 | 社会における環境法規および倫理(2) | 相模原市役所の取り組み(2) | |
4 | 社会における環境法規および倫理(3) | 企業における取り組み(1) | |
5 | 社会における環境法規および倫理(4) | 企業における取り組み(2) | |
6 | グループ討論 | 課題についてグループ内で議論して意見や考えを集約する | 馬場 光久 |
7 | グループ発表(1) | 課題についてグループ内で集約された内容を他のグループに対して発表を行い、意見交換する | 馬場 光久 |
8 | グループ発表(2) | 7回目に続いて課題についてグループ内で集約された内容を他のグループに対して発表を行い、意見交換する | 馬場 光久 |
1. 個人と社会、環境への技術の影響、人権、プライバシー、持続可能性に関して倫理的考察ができるようになる。
2. 課題について議論を通じて理解を深め、意見や考えなどをまとめて発表できるようになる。
課題について自らの考えをまとめてレポートとして提出する(50点)。このレポートに基づいてグループ内で議論して集約して発表を行う(50点)。
予習:ガイダンスの際に各回の講師の方々を紹介しますので、講師の方々の所属先で取り組まれている環境保全対策などについて調べてまとめてください。
復習:講義を聴講して興味・関心を持った内容について自分の考えや疑問点をまとめ、レポート作成の際の基礎資料を作成してください。
不明な点などあれば、講義中あるいはオフィスアワーを利用して、積極的に質問に来て下さい。
【オフィスアワー】事前に電話(0176-24-9477またはメール(baba@vmas.kitasato-u.ac.jp)にて連絡してください。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | (なし) | ||
参考書 | (なし) |