Web Syllabus(講義概要)
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測量学実習Ⅰ
英文名Practice in Surveying Ⅰ
科目概要生物環境科学科2年後期 [木曜日3・4時限、金曜日3・4時限(週4コマ)]、3群科目、必修、実習、1単位(45時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎落合 博之加藤 哲※
講義室
備考科目ナンバリング:VE301-RS44
隔週で開講
JABEE認定プログラム履修の手引き(表3・14)との関連E、F

授業の目的

生物環境の保全や修復等を行うためには土地情報や地形などをより速く正確に把慢する必要がある。このための基礎的な測量技術について実習を介して理解することができる。

教育内容

測量学実習Ⅰでは、測量の基本である距離の測り方、角度の測り方(測角)、高さの測り方(レベル)を習得する。

教育方法

野外実習を基本とし、グループごとで実習を進め、データの整理は内業で行う。
課題,野外実習に関する疑問点などについては外業,内業の際,随時対応する。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

〇DP4:環境資源の維持と修復に寄与する能力
◎DP5:環境保全に関わる社会の多様な要請に応えられる問題解決能力

授業内容(シラバス)

項目内容担当者
1シラバスの説明、距離測量(1)1)シラバスの説明および実習上の注意、2)測量器材の点検、3)距離測量(目測、歩測、測量ロープとポールによる距離測量)の説明落合 博之
加藤 哲
2距離測量(2)歩測・鋼尺・スチロンテープを用いた距離測量とスチロンテープの検定落合 博之
加藤 哲
3距離測量(3)スチロンテープ・測量ロープを用いた距離測量と測量ロープの検定落合 博之
加藤 哲
4角測量(1)1)セオドライトの操作(点検、据え付け・操作法)落合 博之
加藤 哲
5角測量(2)1)セオドライトによる方向法落合 博之
加藤 哲
6トラバース測量(1)1)踏査・選点・杭打ち、2)セオドライトと測量テープによる骨組み測量(測距・測角)(その1)落合 博之
加藤 哲
7トラバース測量(2)1)踏査・選点・杭打ち、2)セオドライトと測量テープによる骨組み測量(測距・測角)(その2)落合 博之
加藤 哲
8トラバース測量(3)セオドライトと測量テープによる骨'組み測量(その3)落合 博之
加藤 哲
9トラバース測量(4)トラバース測量の内業(トラバース計算、製図)落合 博之
加藤 哲
10実技試験(1)据え付け実技試験(セオドライト)落合 博之
加藤 哲
11水準測量(1)1)レベルの操作(点検、据え付け・操作法)、2)閉合水準測量(昇降式)による標高決定落合 博之
加藤 哲
12水準測量(2)2点間の高低差測量(器高式)による標高決定落合 博之
加藤 哲
13水準測量(3)大学敷地内での路線測量落合 博之
加藤 哲
14水準測量(4)レベル測量結果をもとに製図をまとめる落合 博之
加藤 哲
15実技試験(2)測角試験(セオドライトによる角測量)落合 博之
加藤 哲
No. 1
項目
シラバスの説明、距離測量(1)
内容
1)シラバスの説明および実習上の注意、2)測量器材の点検、3)距離測量(目測、歩測、測量ロープとポールによる距離測量)の説明
担当者
落合 博之
加藤 哲
No. 2
項目
距離測量(2)
内容
歩測・鋼尺・スチロンテープを用いた距離測量とスチロンテープの検定
担当者
落合 博之
加藤 哲
No. 3
項目
距離測量(3)
内容
スチロンテープ・測量ロープを用いた距離測量と測量ロープの検定
担当者
落合 博之
加藤 哲
No. 4
項目
角測量(1)
内容
1)セオドライトの操作(点検、据え付け・操作法)
担当者
落合 博之
加藤 哲
No. 5
項目
角測量(2)
内容
1)セオドライトによる方向法
担当者
落合 博之
加藤 哲
No. 6
項目
トラバース測量(1)
内容
1)踏査・選点・杭打ち、2)セオドライトと測量テープによる骨組み測量(測距・測角)(その1)
担当者
落合 博之
加藤 哲
No. 7
項目
トラバース測量(2)
内容
1)踏査・選点・杭打ち、2)セオドライトと測量テープによる骨組み測量(測距・測角)(その2)
担当者
落合 博之
加藤 哲
No. 8
項目
トラバース測量(3)
内容
セオドライトと測量テープによる骨'組み測量(その3)
担当者
落合 博之
加藤 哲
No. 9
項目
トラバース測量(4)
内容
トラバース測量の内業(トラバース計算、製図)
担当者
落合 博之
加藤 哲
No. 10
項目
実技試験(1)
内容
据え付け実技試験(セオドライト)
担当者
落合 博之
加藤 哲
No. 11
項目
水準測量(1)
内容
1)レベルの操作(点検、据え付け・操作法)、2)閉合水準測量(昇降式)による標高決定
担当者
落合 博之
加藤 哲
No. 12
項目
水準測量(2)
内容
2点間の高低差測量(器高式)による標高決定
担当者
落合 博之
加藤 哲
No. 13
項目
水準測量(3)
内容
大学敷地内での路線測量
担当者
落合 博之
加藤 哲
No. 14
項目
水準測量(4)
内容
レベル測量結果をもとに製図をまとめる
担当者
落合 博之
加藤 哲
No. 15
項目
実技試験(2)
内容
測角試験(セオドライトによる角測量)
担当者
落合 博之
加藤 哲

到達目標

①測量学の基礎理論と法則に基づいた方法で測量ができ、目的とした測量成果を得られる。
②測量器材の操作ができ、キャンパス内に埋設した標点の位置関係を求め、構内地形図を作成し、測量の基本を理解できる。

評価方法

レポート(40点)・実技試験(60点)で100点満点とする。
レポートの提出は必須である。
欠席に関しては試験細則第5条を適応する。

準備学習(予習・復習等)

【授業時間外に必要な学習の時間:15時間】
予習:「測量学Ⅰ」で学んだ理論を中心に行い、専門用語や概念をマスターしておくこと。
復習:道具の名称や使い方、計算方法について再度確認しておくこと。

その他注意事等

自主的、計画的に実験を行い、結果の整理、解析、考察を行ってレポートにまとめる。このため、電卓を持参する。野外実習ができる服装で臨むこと。実習中の質問は歓迎する。オフィスアワーは木曜日の実習後とするが質問がある場合は研究室でも対応する。
実務経験の授業への活用方法:農林水産省の国営事業所での測量作業について概説し、実習のモチベーション向上を図る。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書毎回、資料を配布する。
参考書エース測量学 福本武明ら 朝倉書店
参考書よくわかる測量実習 細川吉晴ら  コロナ社
教科書
署名
毎回、資料を配布する。
著者・編者
発行所
参考書
署名
エース測量学 
著者・編者
福本武明ら 
発行所
朝倉書店
参考書
署名
よくわかる測量実習 
著者・編者
細川吉晴ら  
発行所
コロナ社