Web Syllabus(講義概要)
トップへ戻る 前のページへ戻る
生物環境科学概論Ⅰ
英文名Introduction of Environmental Bioscience 1
科目概要生物環境科学科1年前期 [月曜日4時限]、2群科目、必修、講義、2単位(30時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎岡田 あゆみ馬場 光久眞家 永光多胡 香奈子得津 隆太郎長坂 善禎※髙松 利恵子柿野 亘落合 博之村田 裕樹Aoyagi Luciano Nobuhiro八木 宏樹
講義室
備考科目ナンバリング:VE201-BS11
JABEE認定プログラム履修の手引き(表3・14)との関連A、B

教員免許取得のための必修科目

科目教科に関する科目(高等学校 農業)
施行規則に定める科目区分
  • 農業

授業の目的

生物環境科学科の理念や教育方針の浸透を図るとともに、学科の教育・研究分野の知識と技術が環境保全とどのように関わているのかについて理解する。

教育内容

生物環境科学科で学ぶ内容の中でも,それぞれの担当教員の関連科目の基礎的な内容をオムニバス形式で講義する。

教育方法

パワーポイントと関連する資料を配布・利用して講義する。
講義の中で質問を受け付け随時回答することでフィードバックとする。必要に応じて試験解説を行う。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

〇DP2:環境科学に関する理解と高度の知識・技能
〇DP3:生態系機能の解明と理解を基盤に環境保全に貢献できる能力

授業内容(シラバス)

項目内容担当者
1生物環境科学科の教育研究について生物環境科学科の理念や研究室ごとの研究内容および卒業後の進路などについて説明する
岡田 あゆみ
21年次連絡担当(1)学科の専門教育に必要な準備について説明する。また大学でのレポートの書き方や文献の適正な利用方法について講義する。眞家 永光
3生物多様性の重要性地球環境の中で生物多様性が果たす役割について講義する。岡田 あゆみ
4光合成生物の環境応答と利用可能性光合成を行う生き物が周囲の環境にどのように応答しているのか、そしてそれらをどのようにグリーン環境創成に利用できるのかについて概説する。得津 隆太郎
5耕草林地の生態系における物質循環耕地、草地、林地の各生態系および各生態系における物質循環の特徴について概説する馬場 光久
6農業分野・環境計測分野でのICT,IoT利用ICT、IoTの農業や環境計測での利用について講義する。長坂 善禎
7地球温暖化と土壌微生物地球環境における微生物の役割と地球温暖化への関わりについて概説する。多胡 香奈子
8土壌汚染土壌汚染メカニズムと修復技術について概説する。髙松 利恵子
9陸水域の生物保全国内の主に陸水域の生物保全の現状・問題および対策について概説する。柿野 亘
10データサイエンスとリモートセンシングの活用沿岸域の自然環境と人間活動を調和・両立させるためにデータサイエンス/リモートセンシングがどう活用できるのか、これまでの研究成果と実務経験に基づいて紹介する。村田 裕樹
11土壌の保全環境を維持する上での土壌の役割と重要性について落合 博之
12水環境の保全世界における水環境の現状と健全な水環境を未来に引き継ぐことの重要性について講義する。眞家 永光
13植物の器官と機能植物の生理機能と器官との関係についての概略を講義する 。八木 宏樹
14持続可能な農業のための解決策: 病害虫の管理
、温室効果ガス、そして作物改良のための研究と応用
農業土壌における微生物を利用した病害虫の生物的防除、耐病性品種の同定、微生物による温室効果ガスの生成への寄与など、農業活動が環境に与える負の影響を低減させるための取り組みを紹介する。Aoyagi Luciano Nobuhiro
151年次連絡担当(2)講義内容のまとめ眞家 永光
No. 1
項目
生物環境科学科の教育研究について
内容
生物環境科学科の理念や研究室ごとの研究内容および卒業後の進路などについて説明する
担当者
岡田 あゆみ
No. 2
項目
1年次連絡担当(1)
内容
学科の専門教育に必要な準備について説明する。また大学でのレポートの書き方や文献の適正な利用方法について講義する。
担当者
眞家 永光
No. 3
項目
生物多様性の重要性
内容
地球環境の中で生物多様性が果たす役割について講義する。
担当者
岡田 あゆみ
No. 4
項目
光合成生物の環境応答と利用可能性
内容
光合成を行う生き物が周囲の環境にどのように応答しているのか、そしてそれらをどのようにグリーン環境創成に利用できるのかについて概説する。
担当者
得津 隆太郎
No. 5
項目
耕草林地の生態系における物質循環
内容
耕地、草地、林地の各生態系および各生態系における物質循環の特徴について概説する
担当者
馬場 光久
No. 6
項目
農業分野・環境計測分野でのICT,IoT利用
内容
ICT、IoTの農業や環境計測での利用について講義する。
担当者
長坂 善禎
No. 7
項目
地球温暖化と土壌微生物
内容
地球環境における微生物の役割と地球温暖化への関わりについて概説する。
担当者
多胡 香奈子
No. 8
項目
土壌汚染
内容
土壌汚染メカニズムと修復技術について概説する。
担当者
髙松 利恵子
No. 9
項目
陸水域の生物保全
内容
国内の主に陸水域の生物保全の現状・問題および対策について概説する。
担当者
柿野 亘
No. 10
項目
データサイエンスとリモートセンシングの活用
内容
沿岸域の自然環境と人間活動を調和・両立させるためにデータサイエンス/リモートセンシングがどう活用できるのか、これまでの研究成果と実務経験に基づいて紹介する。
担当者
村田 裕樹
No. 11
項目
土壌の保全
内容
環境を維持する上での土壌の役割と重要性について
担当者
落合 博之
No. 12
項目
水環境の保全
内容
世界における水環境の現状と健全な水環境を未来に引き継ぐことの重要性について講義する。
担当者
眞家 永光
No. 13
項目
植物の器官と機能
内容
植物の生理機能と器官との関係についての概略を講義する 。
担当者
八木 宏樹
No. 14
項目
持続可能な農業のための解決策: 病害虫の管理
、温室効果ガス、そして作物改良のための研究と応用
内容
農業土壌における微生物を利用した病害虫の生物的防除、耐病性品種の同定、微生物による温室効果ガスの生成への寄与など、農業活動が環境に与える負の影響を低減させるための取り組みを紹介する。
担当者
Aoyagi Luciano Nobuhiro
No. 15
項目
1年次連絡担当(2)
内容
講義内容のまとめ
担当者
眞家 永光

到達目標

(1) 学科の理念や教育目標について理解を深めることができる。
(2) 学科を構成する学問分野の概要を理解できる。
(3) 生物環境科学に関する諸問題に関心を持ち、自ら調べ、まとめる能力を身につけることができる。

評価方法

各担当教員が講義時間内に行うリアクションペーパーやレポート課題に対する回答内容から、講義の理解度やレポート課題への取り組み状況を評価する(50%)。
定期試験期間中に実施する筆記試験から、各担当教員の設けた目標に対する到達度を評価する(50%)。レポートが未提出の場合はレポート点を0点とする。

準備学習(予習・復習等)

【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】
予習:あらかじめ指定された関連分野について,書籍やインターネットなどで調べ,理解する。
復習:講義時間内でのリアクションペーパーや課されたレポート課題を勉強することで復習とする。

その他注意事等

これから学ぶ生物環境科学の基礎的・重要な内容を,各教員がそれぞれの専門分野からわかりやすく講義します。
実務経験の授業への活用方法:農政従事の経験を踏まえ,生物環境科学を農地環境の側面からが移設し,環境保全と農業について説明する。
【オフィスアワー】メール(okada@vmas.kitasato-u.ac.jp)で事前に連絡されることを推奨します。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書毎回、資料を配布する。
参考書必要に応じて紹介する。
教科書
署名
毎回、資料を配布する。
著者・編者
発行所
参考書
署名
必要に応じて紹介する。
著者・編者
発行所