英文名 | Topics in Veterinary Medical Sciences Ⅳ | |
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科目概要 | 獣医学科6年前期 [集中]、3群科目、選択、講義、1単位(15時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎日下 裕美 、 阪谷 美樹※ | |
講義室 | A31講義室 | |
備考 | 科目ナンバリング:VV301-GR68 |
学内のみでは容易に得られにくい最近の獣医診療について、専門的な見地から紹介する総合的な講義
気候変動に伴う家畜繁殖性が受ける影響について学び、繁殖性向上を目指す技術や診断法について学ぶ。
講義および質疑応答形式で実施する。家畜の初期胚発生に関して、ストレス環境で受ける影響や防除機構について最新の知見を交えながら講義を行う。
◎DP2:動物の病気の診断・治療・予防に関する知識を持ち、適切に実践できる能力
〇DP3:食品の安全性の確保と供給に資する能力
回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
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1 | 家畜の繁殖形態 | 家畜種における繁殖形態と繁殖戦略の特徴① | 阪谷 美樹 |
2 | 家畜の繁殖形態 | 家畜種における繁殖形態と繁殖戦略の特徴② | 阪谷 美樹 |
3 | 家畜胚の初期発生 | 家畜胚の初期発生について、その特徴① | 阪谷 美樹 |
4 | 家畜胚の初期発生 | 家畜胚の初期発生について、その特徴② | 阪谷 美樹 |
5 | 家畜胚と遺伝子工学 | 遺伝子編集やES細胞など卵子、胚を用いた最新技術とその応用① | 阪谷 美樹 |
6 | 家畜胚と遺伝子工学 | 遺伝子編集やES細胞など卵子、胚を用いた最新技術とその応用② | 阪谷 美樹 |
7 | 繁殖性向上のための技術 | 人工授精、受精卵移植、その他OPU-IVFなどの最新の繁殖技術の特性① | 阪谷 美樹 |
8 | 繁殖性向上のための技術 | 人工授精、受精卵移植、その他OPU-IVFなどの最新の繁殖技術の特性② | 阪谷 美樹 |
9 | 温暖化と家畜生産 | 地球温暖化の現状と今後の予測、畜産業全体が受ける影響① | 阪谷 美樹 |
10 | 温暖化と家畜生産 | 地球温暖化の現状と今後の予測、畜産業全体が受ける影響② | 阪谷 美樹 |
11 | 暑熱ストレスの影響① | 暑熱ストレスが家畜の生理的機能、生産性に及ぼす影響① | 阪谷 美樹 |
12 | 暑熱ストレスの影響① | 暑熱ストレスが家畜の生理的機能、生産性に及ぼす影響② | 阪谷 美樹 |
13 | 暑熱ストレスの影響② | 暑熱ストレスが繁殖性に及ぼす影響と特性① | 阪谷 美樹 |
14 | 暑熱ストレスの影響② | 暑熱ストレスが繁殖性に及ぼす影響と特性② | 阪谷 美樹 |
15 | 暑熱ストレスの対策技術 | 繁殖性改善に着目した暑熱ストレス対策技術/総合討論 | 阪谷 美樹 |
家畜胚の初期発生および家畜種における生殖工学技術を復習しながら、地球規模で問題となっている温暖化がもたらす牛の暑熱ストレスについて、それに対する対策も交えて説明できる。
集中講義のため欠席者は単位を取得できない。レポート(100%)により評価する。
予習:事前に紹介された講義内容のテーマについて教科書・各種資料・文献等を用いて基礎的知識を得ておくこと。
復習:講義内容について、配布あるいはWebclass等で提示された資料および各自要点を書き留めたノートで確認し、内容の理解度を確認する。
授業時間外に必要な学習の時間:30時間
実務経験の授業への活用方法:農林水産省所管の研究機関において、体外受精やセンシング技術などの研究・開発を行っている阪谷美樹先生を講師に迎え、世界的に関心が高まっている地球温暖化による畜産物生産への影響やその対策について、最新の知見を講義して頂く。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 配布あるいはWebclassで提示された資料 | ||
参考書 | なし | ||
参考書 |