英文名 | Educational Counseling and Career Guidance | |
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科目概要 | 動物資源科学科3年前期 [火曜日1時限(週1コマ)]、教職課程科目、必修、講義、2単位(30時間) 生物環境科学科3年前期 [火曜日1時限(週1コマ)]、教職課程科目、必修、講義、2単位(30時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎坂本 徹 | |
講義室 | 112講義室 | |
備考 | 科目ナンバリング:VE601-TC33 |
科目 | 教育の基礎的理解に関する科目等(道徳、総合的な学習の時間等の指導法及び生徒指導、教育相談等に関する科目) |
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各科目に含めることが必要な事項 |
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教育相談:一人一人の生徒の自己実現を目指し、本人又はその保護者などにその望ましい在り方を助言するのための基礎的知識やカウンセリング等の技法を身に付ける。
進路指導:進路指導におけるキャリア教育の重要性を理解するとともに、生徒のキャリア形成や進路実現を図るための基本的な知識と手法を身に付ける。
教育相談:①教育相談の理念と歴史、②生徒理解の意義と方法、③教育実践における教育相談的配慮、④教育相談の進め方
進路指導:①進路指導とキャリア教育の関係、②キャリア教育が求められる社会的背景、③キャリア教育の意義と教育的効果、④キャリア教育の方向性と進め方
パワーポイントとプリントを用いて授業を進めるが、ワークショップやグループワークを適宜取り入れる。毎回授業レポートを提出させ、評価してフィードバックする。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 |
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1 | オリエンテーション(教育相談) 教育相談の原理と課題(1) | ・授業の概要、授業の進め方、成績評価の方法等 ・教育相談の定義 ・教育相談の目的と教育的効果 | 坂本 徹 | 4/8① |
2 | 教育相談の原理と課題(2) | ・学校における教育相談の実際と課題 ・教育相談の際の留意点 ・教育相談機関との連携について ・医療、福祉等の機関との連携について | 坂本 徹 | 4/15① |
3 | 生徒理解の意義と方法(1) | ・生徒理解の意義と重要性 ・客観的理解とその方法 ・生徒が発する様々なシグナル | 坂本 徹 | 4/22① |
4 | 生徒理解の意義と方法(2) | ・共感的理解とその方法 ・カウンセリングマインドの重要性 ・生徒の内面にある様々な不安や葛藤 | 坂本 徹 | 5/13① |
5 | 教育相談の進め方(1) | ・カウンセリングの基礎と進め方 ・傾聴の意義と姿勢及びテクニック ・ロールプレイによるカウンセリングの実践トレーニング | 坂本 徹 | 5/20① |
6 | 教育相談の進め方(2) | ・コーチングの基礎と進め方 ・発問の仕方と意義と姿勢及びテクニック ・ロールプレイによるコーチングの実践トレーニング | 坂本 徹 | 5/27① |
7 | 教育実践における教育相談的配慮 | ・様々な場面における「教育相談的配慮」の重要性と実際 ・ロールプレイによる教育相談の実践トレーニング | 坂本 徹 | 6/3① |
8 | オリエンテーション(進路指導) 進路指導の意義とキャリア教育 | ・授業の概要、授業の進め方、成績評価の方法等 ・進路指導の目的と教育的効果 ・進路指導とキャリア教育の関係 | 坂本 徹 | 6/10① |
9 | キャリア教育の意義と理論(1) | ・キャリア教育が求められる背景 ・現代社会が抱える問題とキャリア教育 | 坂本 徹 | 6/17① |
10 | キャリア教育の意義と理論(2) | ・教育課程における進路指導及びキャリア教育の位置づけ ・キャリア教育の必要性と教育的効果 | 坂本 徹 | 6/24① |
11 | キャリア教育の進め方(1) | ・学校におけるキャリア教育の実際と課題 ・職業感、勤労観の形成及び進路選択とキャリア教育 | 坂本 徹 | 7/1① |
12 | キャリア教育の進め方(2) | ・個への対応の必要性と重要性 ・地域の教育資源を活用したキャリア教育 | 坂本 徹 | 7/8① |
13 | キャリア教育の進め方(3) | ・教育活動全体を通したキャリア教育の重要性 ・学校におけるキャリア教育の視点と計画 | 坂本 徹 | 7/11① |
14 | 生涯学習とキャリア教育 | ・生涯を通してのキャリア形成とキャリア教育 ・キャリア形成のための生涯学習 | 坂本 徹 | 7/14① |
(1)教育相談の意義や目的、教育的効果について理解している。
(2)生徒理解についての知識を有し、そのための具体的な方法について理解している。
(3)教育相談の進め方について理解し、カウンセリング等の手法の基礎を身に付ける。
(4)進路指導・キャリア教育の教育的位置づけについて説明できる。
(5)キャリア教育が求められる背景について理解している。
(6)キャリア教育の具体的な進め方について自分なりの方針を立てられる。
①授業への積極的な参加(遅刻、欠席、態度)20%
②授業内容の理解(毎回の授業レポート)30%
③テスト(小論文) 50%
【授業時間外に必要な学習の時間】
予習:各回の授業テーマに含まれるキーワードについてネットや文献等で検索して授業に臨むこと。(毎回1時間程度)
復習:授業レポートの内容を図書・新聞・ネット等でフォローアップすること。(毎回30分程度)
オフィスアワーは火曜日と水曜日の昼休み。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | ロールプレイで学ぶ教育相談ワークブック[第2版] | 向後礼子/山本智子 | ミネルヴァ書房 |
教科書 | 中学校・高等学校 キャリア教育の手引きー中学校・高等学校学習指導要領(平成 29 年・30年告示)準拠ー | 文部科学省 | 実業之日本社 ※文部科学省のWebサイトでダウンロード可 |
参考書 | (なし) |