獣医学入門実習
英文名Introduction to Veterinary Medicine Laboratory
科目概要獣医学科2年前期 [集中(週3コマ)]、2群科目、必修、実習、1単位(45時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎金井 一享 (※)獣医学科教員
講義室B31講義室、学内実習室、動物病院、FSC十和田農場、十和田食肉センター、青森県動物愛護センター
備考科目ナンバリング:VV204-VB22

授業の目的

獣医学入門で3つの教育系すなわち生体機構系、予防衛生系および臨床系の教育内容が概説されるのを受け、獣医学入門実習を通して獣医学の全体像を実感してもらう。

教育内容

生体機構系、予防衛生系、臨床系の科目について、実際に行われる実験、研究、検査、臨床活動について、一通り触れることを目的とする。また実社会での公衆衛生業務として獣医師が関わる食肉衛生検査所と動物愛護センターを見学する。

教育方法

全実習の説明を1日かけて一斉に行い、次いでクラスを4グループに分けて、生体機構系、予防衛生系、臨床系、学外施設見学を4日間のラウンドで行う。各研究室の教員が自身の実習、研究、臨床活動を具体的材料を示しながら教授する。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

◎DP1:生命科学の理解と高い教養及び倫理観の習得
〇DP2:動物の病気の診断・治療・予防に関する知識を持ち、適切に実践できる能力
〇DP3:食品の安全性の確保と供給に資する能力
〇DP4:医薬品の開発に寄与する能力
〇DP5:野生動物の保全に寄与する能力
〇DP6:人獣共通感染症の制圧に寄与する能力

授業内容(シラバス)

項目内容担当者
1生体機構系実習
− 生体の応答 −
1.獣医学基礎研究入門
2.標本を見る ・・・ 電子顕微鏡、病理標本
3.薬物の作用と拮抗薬
獣医学科教員
2予防衛生系実習
− 病原体を見てみよう −
1.病原体の概略および実習上の注意
2.ウイルスの観察(細胞変性効果、発育鶏卵の観察)
3.寄生虫の観察(スライド標本の顕微鏡観察)
4.予防衛生系実験室の見学
5.病原体(培養菌集落)の観察
獣医学科教員
3臨床系実習
- 獣医療の実際 -
1.小動物内科
2.小動物外科
3.大動物診療科
4.放射線科
獣医学科教員
4施設見学実習1.食肉センター、食肉衛生検査所の見学
2.動物愛護センターの見学
獣医学科教員

到達目標

3つの教育系で行われる実習および施設見学実習を通して、獣医学の基礎領域、応用領域および臨床領域を大まかに把握する。

評価方法

レポート(100%)で評価する。

準備学習(予習・復習等)

授業時間外に必要な学習の時間:2時間。
予習:講義資料に目を通し、理解する。
復習:当日実施した実習内容について資料やメモを見て復習する。

その他注意事等

学外実習においては、私語を慎み、担当者の指示に従い行動する。食肉センターは衛生管理が重要であり、病原菌を持ちこまないように指示された服装を守り、長靴など消毒を徹底する。適宜、メモなどをとり、学習したことをレポートする。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書自作の講義実習用資料
参考書(なし)