英文名 | Theory and method of ICT utilization | |
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科目概要 | 動物資源科学科2年集中 [集中]、教職課程科目、必修、講義、1単位(15時間) 生物環境科学科2年集中 [集中]、教職課程科目、必修、講義、1単位(15時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎相馬 惠子※ | |
講義室 | 112講義室 | |
備考 | 科目ナンバリング:VZ601-TC28 |
科目 | 教育の基礎的理解に関する科目等(道徳、総合的な学習の時間等の指導法及び生徒指導、教育相談等に関する科目) |
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各科目に含めることが必要な事項 |
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・情報通信技術を効果的に活用した学習指導及び情報通信技術を効果的に活用した校務の推進の在り方に関する基礎的な知識・技能を身に付ける。
・生徒の情報活用能力を育成するための指導法(情報モラル教育、心身の健康教育を含む)に関する基礎的な知識・技能を身に付ける。
情報通信技術を効果的に活用した学習指導に関する基礎的な知識・技能を身に付け,教育方法論で学んだ教育方法の基礎的理論を踏まえて,情報機器及び教材の活用を含む模擬授業並びに検討会を通して,実践的指導力を身に付ける。また,校務の情報化や生徒の情報活用能力を育成するための指導法(情報モラル教育、心身の健康教育を含む)に関する基礎的な知識・技能を学ぶ。
プレゼンテーションソフトと配付資料を用いた講義とアクティブラーニングを適宜使い分けながら進めていく。GoogleClassroomを使用して双方向型の授業を行い,提出された指導案にはコメントをつけて返却する。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 |
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1 | オリエンテーション 情報通信技術活用の意義 | 講義のねらい、進め方について説明し、情報通信技術の活用による個別最適な学び、協働的な学びについて理解する。 | 相馬 惠子 | 9/13② |
2 | 情報技術活用の理論と実践 | 情報通信技術を効果的に活用した学習指導について基本的な知識・技能を身に付ける。 | 相馬 惠子 | 9/13③ |
3 | 模擬授業と授業研究1 | ICTを効果的に活用した授業の指導案を作成し,模擬授業を行う。 | 相馬 惠子 | 9/13④ |
4 | 模擬授業と授業研究2 | 作成した指導案をもとに模擬授業を行い,指導上の留意点,工夫した点等を発表し,検討会を行う。 | 相馬 惠子 | 9/14② |
5 | 校務の情報化 | 統合型校務支援システムの概要と情報通信技術を用いた校務負担軽減の実践例(ノーコード/ローコード開発を含む)について理解する。 | 相馬 惠子 | 9/14③ |
6 | 情報活用能力の育成 | 生徒に情報活用能力(情報モラル教育、心身の健康教育を含む)を育成するための指導法について理解し,育成方法を検討する。 | 相馬 惠子 | 9/14④ |
7 | ICTの活用を踏まえた教育活動 | 特別支援教育におけるICT活用,教師のICT活用指導力,教育における先端技術の活用等について理解する。 | 相馬 惠子 | 9/15② |
1)生徒の興味・関心を高めたり課題を明確につかませたり学習内容を的確にまとめさせたりするために、情報機器を活用して効果的に教材等を作成・提示することができる。
2)生徒の情報活用能力を育成するための指導法(情報モラル教育、心身の健康教育を含む)を理解している。
3)ICTを活用した模擬授業についての検討会において意見交換できる。
4)社会的背景の変化や急速な技術の発展も踏まえ、個別最適な学びと協働的な学びの実現や、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善の必要性など、情報通信技術の活用の意義と在り方を理解している。
5)特別の支援を必要とする児童及び生徒に対する情報通信技術の活用の意義と活用に当たっての留意点を理解している。
6)ICT支援員などの外部人材や大学等の外部機関との連携の在り方、学校におけるICT環境の整備の在り方を理解している。
7)育成を目指す資質・能力や学習場面に応じた情報通信技術を効果的に活用した指導事例(デジタル教材の作成・利用を含む。)を理解し、基礎的な指導法を身に付けている。
8)学習履歴(スタディ・ログ)など教育データを活用して指導や学習評価に活用することや教育情報セキュリティの重要性について理解している。
9)遠隔・オンライン教育の意義や関連するシステムの使用法を理解している。
10)統合型校務支援システムを含む情報通信技術を効果的に活用した校務の推進について理解している。
11)各教科、道徳、特別活動、総合的な学習の時間の時間(以下、「各教科等」という。)において、横断的に育成する情報活用能力(情報モラルを含む。)について、その内容を理解している。
12)情報活用能力(情報モラルを含む。)について、各教科等の特性に応じた指導事例を理解し、基礎的な指導法を身に付けている。
13)児童に情報通信機器の基本的な操作を身に付けさせるための指導法を身に付けている。※小学校教諭
【評価種別と割合】各回の演習課題(リフレクションシートを含む)(60%),指導案と模擬授業(40%)
【評価基準】各回の演習課題に解答していること。リフレクションシートは講義のどの内容についてどう考えたか,なぜそう考えたかを明記していること。ICTを効果的に活用する授業の指導案を作成し,模擬授業で実践していること。
【授業時間外に必要な学習の時間】15時間
【予習】事前にシラバスを熟読し、理解しておくとともに、指導法などの研究に努める。
【復習】講義内容の復習とまとめ。
授業への主体的な参加を期待するとともに、教職に就く者としての自覚を持ち指導力の向上に努めてください。
講義には,タブレットまたはノートPCを持参してください。
実務経験の授業への活用方法:中学校教員としての実務経験の中で,ICTの活用や情報モラル教育に関する研究経験を活かし,ICTの効果的な活用法や情報活用能力の育成に関する指導力を身につけさせる。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | なし(適時資料を配布する) | ||
参考書 | ICT活用の理論と実践 | 稲垣忠,佐藤和紀 | 北大路書房 |
参考書 | 情報社会を支える教師になるための教育の方法と技術 | 堀田龍也,佐藤和紀 | 三省堂 |
参考書 | 中学校学習指導要領(平成29年3月告示) 高等学校学習指導要領(平成30年3月告示) | 文部科学省 | 文部科学省WEBサイトに公開 |
参考書 | 教育の情報化に関する手引き 追補版 | 文部科学省 | 文部科学省WEBサイトに公開 |