動物健康情報学実習
英文名Animal Health Science Laboratory
科目概要動物資源科学科2年前期 [金曜日3・4時限(週2コマ)]、3群科目、必修、実習、1単位(45時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎高岸 聖彦鈴木 喜博
講義室1061講義室、151実習室、B23実習室、コンピュータ実習室
備考科目ナンバリング:VZ304-BA19

授業の目的

生命科学に関する様々な実験・実習を履修するうえで、実験用小動物の取扱いに関する知識は必須である。また、情報機器を利用したデータ処理、レポート作成などの技術にも習熟していることが望まれる。本実習では、専門課程のスタートにあたって必要な基礎知識の習得を目的とする。

教育内容

実験用小動物の基本的な取扱いと実験手技について解説し、専門課程における動物実験の基礎知識を習得するための実習を行う。また、デジタル環境におけるデータの取り扱いを理解させるとともに、コンピュータを用いたデータ処理について、基本的な操作法を学ぶ。

教育方法

実験室で行う実習では、パワーポイントと配布資料を用いて、概要を説明した後、実技を行う。
コンピュータを用いた実習では、配布資料をもとに解説し、その手順に従って作業を行う。
実験レポートは、実験目的の理解度を中心に評価し、返却する。情報機器実習での結果ファイルは、作業途中およびファイル提出時に処理の正しさ等を指導・評価する。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

◎ DP5:生命科学に関する専門知識を生かし、人と動物の健康に寄与する能力
◯ DP4:動物性食品の基礎を理解し、機能性向上や安全性確保に対する専門的技能、能力

授業内容(シラバス)

項目内容担当者
1ガイダンス
動物実験基本手技(1)
実習の概要について説明
マウスの飼育管理と取扱い。
高岸 聖彦
鈴木 喜博
2動物実験基本手技(2)マウスの麻酔法、投与法、採血法など高岸 聖彦
鈴木 喜博
3動物実験基本手技(3)手術と縫合法の講義、人工模型を用いた縫合実習 高岸 聖彦
鈴木 喜博
4生体成分分析の基礎(1)ELISA法を用いた生体成分分析高岸 聖彦
鈴木 喜博
5生体成分分析の基礎(2) 組織からの標的物質の抽出高岸 聖彦
鈴木 喜博
6染色体標本染色体標本の作製と観察高岸 聖彦
鈴木 喜博
7データ分析と情報処理の基礎データ分析と記述統計の基礎高岸 聖彦
鈴木 喜博
8コンピュータを用いたデー
タ分析の基本手技
Excelによるデータ処理演習高岸 聖彦
鈴木 喜博
9コンピュータを用いたデー
タ分析の実際(1)
フリーソフトRの基本操作とデータ入力、基本統計量とその算出法 高岸 聖彦
鈴木 喜博
10コンピュータを用いたデー
タ分析の実際(2)
生体成分分析の基礎(3)
フリーソフトRによるELISAデータの解析高岸 聖彦
鈴木 喜博
11コンピュータを用いたデータ分析の実際(3)フリーソフトによるグラフィックスの基礎
様々なフリーソフトの利用演習
高岸 聖彦
鈴木 喜博
12バイオデータとコンピュータWeb検索、オンラインデータベースによる文献情報検索、バイオ関連サイトの
利用
高岸 聖彦
鈴木 喜博
13デジタルデータの取り扱い
情報セキュリティー、デジタル環境での著作権など
高岸 聖彦
鈴木 喜博
14まとめ実習のまとめ 高岸 聖彦
鈴木 喜博

到達目標

(1)動物実験の基本手技について理解し、正しく動物を取り扱うことができる。
(2)生体成分分析の基本的な手法とデータ処理法を理解できる。
(3)コンピュータを用いたデータ処理の基本操作を習得し、簡単な分析に利用することができる。

評価方法

動物実験基本手技と分析実験結果のレポート(50%)および情報機器操作技術の達成度(50%)で総合的に評価す

準備学習(予習・復習等)

【授業時間外に必要な学習の時間:30時間】
予習:前もって渡される資料に目を通し、概要を把握するとともに疑問点を整理しておくこと。
復習:実習で扱った手技の要点を整理しておくこと。ソフトウェアについては、実際のデータ処理への利用など、様々な使い方を試し、基本操作を身につけると共にコンピュータを用いたデータ処理に慣れるよう、練習をすること。

その他注意事等

(なし)

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書配布資料(プリント)
参考書マウス・ラット実験ノート 中釜・北田・庫本 編 羊土社
参考書バイオメディカルリサーチマニュアル前島・長澤 監 養賢堂
参考書ゼロから始めるR -四則演算から多変量解析まで-
兼子毅日科技連出版社