英文名 | Seminar on Teacher's Roles and Responsibilities(Secondary Education) | |
---|---|---|
科目概要 | 動物資源科学科4年後期 [火曜日3・4時限(週2コマ)]、教職課程科目、必修、演習、2単位(60時間) 生物環境科学科4年後期 [火曜日3・4時限(週2コマ)]、教職課程科目、必修、演習、2単位(60時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎宮﨑 秀一、 相馬 惠子※、 小川 隆※ | |
講義室 | 112講義室 | |
備考 | 科目ナンバリング:VZ602-TC43 |
科目 | 教職に関する科目(教職実践演習) |
---|---|
各科目に含めることが必要な事項 |
|
教職科目の総まとめとして、教員として必須な資質能力である実践的指導力、とりわけ教科指導力及び生徒指導に関する指導力の確認と一層の向上を目的とする。
教員として求められる実践的な指導力が身についているかを自ら確認するため、演習、模擬授業、学校見学、特別講話などを通じて指導助言することを内容とする。
事例研究、グループ討議、模擬授業などを取り入れて学生自身が実践する方法を取り入れる。6名の教員が担当し、共同討議を通して、学生の学習履歴を把握する。原則として両学科の合同とする。内容により、2コマ連続とすることもある。毎回の授業で作成するレポートは次回以降の授業でコメントするなど活用し、学生の学びにフィードバックする。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 |
---|---|---|---|---|
1 | オリエンテーション | 授業の概要、授業の進め方、授業予定、教育実習実習の振り返り | 宮﨑 秀一 相馬 惠子 | 9/19③④ |
2 | 模擬授業Ⅰ (1) (理科・農業の指導力向上) | 実演、協議、教員による助言・講評 | 相馬 惠子 小川 隆 宮﨑 秀一 | 9/26③④ |
3 | 特別講話(1)学校教育と児童福祉 | 講話、協議、質疑応答(講師:未定) | 宮﨑 秀一 相馬 惠子 | 10/3③④ |
4 | 事例研究Ⅰ(不登校への対応) | ケース研究、個別考察、グループ討議 | 相馬 惠子 宮﨑 秀一 | 10/10③④ |
5 | 中学校における授業実践と生徒指導 | 授業参観(十和田東中学校:予定) 生徒指導の実践に関する講話 | 宮﨑 秀一 相馬 惠子 | 10/17③④ |
6 | 事例研究Ⅱ(非行・校内暴力・いじめへの対応) | ケース研究、個別考察、グループ討議 | 宮﨑 秀一 相馬 惠子 | 10/24③④ |
7 | 事例研究Ⅲ(地域住民と保護者への対応) | ケース研究、個別考察、グループ討議 | 相馬 惠子 宮﨑 秀一 | 10/31③④ |
8 | 現職教員の教育実践に学ぶ | 本学卒業現場教師による特別講話 、質疑応答(講師:未定) | 宮﨑 秀一 相馬 惠子 | 11/7③④ |
9 | 高校現場の見学・調査 | 専門高校の学科・コース・カリキュラム、資格、進路等(十和田工業高校:予定) | 宮﨑 秀一 相馬 惠子 | 11/14③④ |
10 | 模擬授業Ⅱ (理科・農業の指導力向上) | 実演、協議、教員による助言・講評 | 相馬 惠子 小川 隆 宮﨑 秀一 | 11/28③④ |
11 | 特別講話(2)インクルーシブ教育の現状と課題 | 講話、協議、質疑応答(講師:未定) | 宮﨑 秀一 相馬 惠子 | 12/5③④ |
12 | 特別講話(3)定時制・通信制高校の現状と課題 | 講話、協議、質疑応答(講師:未定) | 宮﨑 秀一 相馬 惠子 | 12/12③④ |
13 | 望ましい学級経営 | 学級経営案の作成と発表 | 相馬 惠子 宮﨑 秀一 | 12/19③④ |
14 | 教員に求められる実践的指導力の確認・総括 | 個別考察とグループ協議 | 宮﨑 秀一 相馬 惠子 | 12/26③④ |
(1)教科の実践的指導力を身につけるために必要な教科に関する知識技能を確認し、不足していると実感した知識・技能を更に向上させることができる。
(2)生徒指導の実践的指導力を身につけるために、討議と協議を通じて、リーダーシップとフォロアーシップを実体験して習得することができる。
受講状況、発表・報告の内容、討議における参画(以上を総合して50%)、課題レポート(50%)とし、14回の授業担当者による評価の平均により行う。提出されたレポートについては、概要を講評したり、優れたものを紹介したりすることにより、振り返りと課題の一層の考察・検討を促す。
【授業時間外に必要な学習の時間:予習時間毎回1時間、復習時間毎回1時間】
予習:それぞれの授業内容に応じて、事前に課題を予告・提示するので、準備して臨むこと。
復習:授業研究に関するものは当該単元の教育内容を確認し、指導案の改善を検討すること。事例研究については、図書、新聞、TV、ネット等の教育関連資料で考察を深めること。
4年次後期開講となるため、卒業論文のための実験、調査や就職活動などで多忙な時期である。関係部署や関係者と日程を調整し理解を得て、確実に出席すること。
実務経験の授業への活用方法:学校現場経験のある担当教員が、各回の授業テーマ(項目)および内容に即して成功事例・反省事例などを積極的に紹介し、教育現場で求められる実践的態度と技能を身につけるよう促す。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | なし | ||
参考書 | 中学校・高等学校学習指導要領 | 文部科学省 | 東山書房 |