Web Syllabus(講義概要)
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卒業論文
英文名Graduation Thesis
科目概要獣医学科4年後期、3群科目、必修、演習、8単位(240時間)
獣医学科5年通年、3群科目、必修、演習、8単位(240時間)
獣医学科6年通年、3群科目、必修、演習、8単位(240時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) 所属研究室教員◎所属研究室主任
講義室各研究室
備考科目ナンバリング:VV301-GR68

授業の目的

未知、未解決のテーマの決定に始まり、実験・研究・調査の進め方、関連文献(成書・雑誌・資料)からの情報収集法を学ぶ。自身の実際の実験・調査からデータを収集し、それらデータの解析や解釈を科学的・合理的に行う。得られた新知見を論文に仕上げることで、論文の作成やプレゼンテーション法を学ぶ。教員や他の研究室員とのコミュニケーションをうまくとり、協力的に作業を進める。

教育内容

研究テーマ・計画の立案方法、実験手技の修得と改良の仕方、実験データの解析方法、論文のまとめ方、プレゼンテーションの仕方を教える。それらを通して問題提起と解決能力を身に付けさせる。

教育方法

ディスカッション、実技(実験手技の習得、遂行)、発表(プレゼンテーション)。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

テーマにより次のどれか一つもしくは複数に該当する。
〇DP1:生命科学の理解と高い教養及び倫理観の習得
〇DP2:動物の病気の診断・治療・予防に関する知識を持ち、適切に実践できる能力
〇DP3:食品の安全性の確保と供給に資する能力
〇DP4:医薬品の開発に寄与する能力
〇DP5:野生動物の保全に寄与する能力
〇DP6:人獣共通感染症の制圧に寄与する能力

授業内容(シラバス)

項目内容担当者
4年次
後期
1~15週
基礎知識と技術の修得所属する研究室の専門分野に関する文献を読むと共に、教員の解説を受け、研究内容を理解する。また、高学年の学生が行っている研究活動を見学し、ディスカッションすることで研究の実際を理解する。
具体的な研究のテーマに関する文献を集め読解すると共に、実験手技の修得をする。
所属研究室教員
5年次
前期
1~15週
実験計画の立案具体的な研究のテーマに関する文献を集め読解すると共に、実験手技の修得をする。これらを元に教員のアドバイスを受けながら、実験の計画をたてる。
計画に従って実験を遂行し、データのまとめと解析をする。最新文献を収集し読解する。
所属研究室教員
5年次
後期
1~15週
実験の実施これまでのデータの解析結果を教員とディスカッションして、実験の方向性を決める。実験の遂行、データのまとめと解析をする。最新文献を収集し読解する。
所属研究室教員
6年次
前期
1~15週
実験の実施これまでのデータの解析結果を教員とディスカッションして、実験および卒業論文の方向性を決める。実験の遂行、データのまとめと解析をする。最新文献を収集し読解する。
教員のアドバイスを受けながら卒業論文の骨子を組み立てる。
所属研究室教員
6年次
後期
1~15週
論文作成と発表卒業論文の作成に向けて、実験データのまとめとその解析をする。最新の論文を収集、読解して、実験データの意味を考える。
卒業論文の仕上げとプレゼンテーションの準備をする。卒業論文発表会にて全員が発表(プレゼンテーション)と内容に関する質疑応答を行う。
所属研究室教員
4年次
後期
1~15週
項目
基礎知識と技術の修得
内容
所属する研究室の専門分野に関する文献を読むと共に、教員の解説を受け、研究内容を理解する。また、高学年の学生が行っている研究活動を見学し、ディスカッションすることで研究の実際を理解する。
具体的な研究のテーマに関する文献を集め読解すると共に、実験手技の修得をする。
担当者
所属研究室教員
5年次
前期
1~15週
項目
実験計画の立案
内容
具体的な研究のテーマに関する文献を集め読解すると共に、実験手技の修得をする。これらを元に教員のアドバイスを受けながら、実験の計画をたてる。
計画に従って実験を遂行し、データのまとめと解析をする。最新文献を収集し読解する。
担当者
所属研究室教員
5年次
後期
1~15週
項目
実験の実施
内容
これまでのデータの解析結果を教員とディスカッションして、実験の方向性を決める。実験の遂行、データのまとめと解析をする。最新文献を収集し読解する。
担当者
所属研究室教員
6年次
前期
1~15週
項目
実験の実施
内容
これまでのデータの解析結果を教員とディスカッションして、実験および卒業論文の方向性を決める。実験の遂行、データのまとめと解析をする。最新文献を収集し読解する。
教員のアドバイスを受けながら卒業論文の骨子を組み立てる。
担当者
所属研究室教員
6年次
後期
1~15週
項目
論文作成と発表
内容
卒業論文の作成に向けて、実験データのまとめとその解析をする。最新の論文を収集、読解して、実験データの意味を考える。
卒業論文の仕上げとプレゼンテーションの準備をする。卒業論文発表会にて全員が発表(プレゼンテーション)と内容に関する質疑応答を行う。
担当者
所属研究室教員

到達目標

①卒論研究に関連する文献を検索し、その内容を人に説明できる。②卒論研究の意義を説明できる。③実験を組み立て、実行できる。④実験データを解析し、ディスカッションできる。⑤問題が生じたときに具体的な解決策を立てることができる。⑥科学論文を作成できる。⑦卒論の内容を他者に分かりやすくプレゼンテーションできる。

評価方法

本科目は4年次後期から6年次後期まで行い、卒業論文が終了する6年次に8単位を認定する。
研究室内での共同作業等へ取り組む態度(10%)、卒論に取り組む姿勢(10%)、実験研究の進め方(10%)、論文作成(40%)、卒論のプレゼンテーション(30%)から評価する。

準備学習(予習・復習等)

【授業時間外に必要な学習の時間:120時間】
予習:1)卒論研究に必要な、あるいは関連する文献を自ら検索、読解し、実験遂行のための教員とのディスカッションに備える。
2)実験データの解析法を学ぶ。
3)卒論研究の論文としてのまとめ方を学ぶ。
4)卒論発表会のためのプレゼンテーションの仕方を学ぶ。
復習:2)〜4)を繰り返し復習する。

その他注意事等

私どもの享受している科学的知識は、卒業論文で経験する活動が集大成されたものです。その科学的知識を生み出して行く現場を体験し、生のデータから真理を導く過程を見てください。研究活動を卒業論文にまとめる作業の楽しさを実感して欲しいと思います。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書(なし)
参考書(なし)
教科書
署名
著者・編者
発行所
参考書
署名
著者・編者
発行所