英文名 | Advanced Environmental Information | |
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科目概要 | 生物環境科学専攻(修士課程)1年次集中、選択、講義、2単位(30時間) 生物環境科学専攻(修士課程)2年次集中、選択、講義、2単位(30時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎渡邉 修 | |
講義室 | 本館A棟5階共用セミナー室(A55・A56) | |
備考 | 生物環境科学専攻(修士課程)関連科目 1年次または2年次にて履修する |
環境問題は我々が生活する地域から地球全体まで様々なレベルで存在する。環境情報はインターネットを通じて大量に存在するが、どういった情報が有用でどのような判断が可能か、データを見つめて自分で判断できるスキルの向上が必要である。この授業では、食料生産や環境問題に関わる事項を取り上げ、データ取得法と解析法を解説する。PCでフリーの解析アプリを操作しながら環境情報を高度に取り扱う技術の習得を行う。
ノートPCを使い、サンプルデータを使いながら一部演習形式で実施する。
学年 | 回/1.5h | 項目 | 内容 | 担当者 |
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1年又は2年 | 1回 | 環境のモニタリング(1) | GISとGPSの基本 | 渡邉 修 |
2回 | 環境のモニタリング(2) | 基盤地図情報の扱い方 | 渡邉 修 | |
3回 | 環境のモニタリング(3) | GPSアプリを活用した情報収集 | 渡邉 修 | |
4回 | 環境のモニタリング(4) | リモートセンシングの基本 | 渡邉 修 | |
5回 | 環境のモニタリング(5) | リモートセンシングと環境評価 | 渡邉 修 | |
6回 | IoTセンサーの活用(1) | LPWA通信技術 | 渡邉 修 | |
7回 | IoTセンサーの活用(2) | LPWA鳥獣罠センサー1 | 渡邉 修 | |
8回 | IoTセンサーの活用(3) | LPWA鳥獣罠センサー2 | 渡邉 修 | |
9回 | IoTセンサーの活用(4) | LPWA気象センサー | 渡邉 修 | |
10回 | ドローンテクノロジー(1) | ドローンの要素技術 | 渡邉 修 | |
11回 | ドローンテクノロジー(2) | RTKドローンの活用 | 渡邉 修 | |
12回 | ドローンテクノロジー(3) | 点群データの活用 | 渡邉 修 | |
13回 | ドローンテクノロジー(4) | 作物・牧草の生育診断1 | 渡邉 修 | |
14回 | ドローンテクノロジー(5) | 作物・牧草の生育診断2 | 渡邉 修 | |
15回 | 環境科学のための統計学(1) | PythonとRの基本 | 渡邉 修 | |
16回 | 環境科学のための統計学(2) | 一般化線形モデル | 渡邉 修 | |
17回 | 環境科学のための統計学(3) | アンサンブル学習 | 渡邉 修 | |
18回 | 環境科学のための統計学(4) | 画像分類1 | 渡邉 修 | |
19回 | 環境科学のための統計学(5) | 画像分類2 | 渡邉 修 | |
20回 | まとめ | 最終レポート | 渡邉 修 |
環境科学・情報科学に関する幅広い知識と技術を理解し、課題設定や問題解決に向けた取り組みを修得する。
講義の小課題と最終レポートで100点満点で評価する。
<予習>教材を入手し、各自読むこと。
<復習>授業内容のPDF等、資料は適宜WEBで確認すること。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | (なし) | ||
参考書 | 環境科学と生態学のためのR統計 | Song S. Qian 著、大森浩二ら監訳 | 共立出版 |
参考書 | 植物の光合成・物質生産の測定とモデリング | 彦坂幸毅 著 | 共立出版 |
参考書 | 東京大学のデータサイエンティスト育成講座 | 塚本ら 著 | マイナビ |
参考書 | 農業リモートセンシング・ハンドブック | 秋山 侃ほか(編) | システム農学会 |
参考書 | 自然環境解析のためのリモートセンシング・GISハンドブック | 長澤良太ほか(編) | 古今書院 |