| 英文名 | Special Studies in Remediation Environment | |
|---|---|---|
| 科目概要 | 動物資源科学専攻（博士後期課程）１年次前期、講義、２単位(30時間) | |
| 担当者 | (◎は科目責任者，※は実務経験のある教員) ◎樽屋 啓之※、 森 淳※ | |
| 講義室 | 水環境学研究室、農地環境学研究室 | |
| 備考 | 動物資源科学専攻（博士後期課程）主科目 | |
農村地域は食料生産の場だけでなく、良好な景観、生物生息の場としての重要性が増している。人間と生物が共存する農村地域を対象に、その特質を踏まえた環境と調和した地域の保全・発展の方向について自ら学習し、発表することができるようになる。
人間と生物が共存する農村地域の具体的な現場を想定し、その特質を踏まえた環境と調和した地域の保全・発展の方向について学ぶ。国内国外を問わず、類似の地域についても視野を広げて学ぶ。
人間と生物が共存する農村地域を対象として、講義で提示される特質を踏まえた地域の保全・発展の方向に関する見解をレポートにまとめる。講義の中ではレポートを題材としてディスカッションを行い、さらに理解を深める。
〇DP1：豊かな人間性と高い倫理観
〇DP2：環境科学に関する理解と高度の知識・技能
◎DP3：生態系機能の解明と理解を基盤に環境保全に貢献できる能力
◎DP4：環境資源の維持と修復に寄与する能力
◎DP5：環境保全に関わる社会の多様な要請に応えられる問題解決能力
◎は特に関連するもの，○は関連するもの
| 学年 | 回/2h | 項目 | 内容 | 担当者 |
|---|---|---|---|---|
| １年 | 1回 | 序論 | 自然環境と人間活動 | 森 淳 |
| 2回 | 多面的機能(1) | 農村の環境（１） | 森 淳 | |
| 3回 | 多面的機能(2) | 農村の環境（２） | 森 淳 | |
| 4回 | 資源管理(1) | 農村における環境と資源管理（１） | 森 淳 | |
| 5回 | 資源管理(2) | 農村における環境と資源管理（２） | 森 淳 | |
| 6回 | 景観(1) | 農村景観の構造（１） | 森 淳 | |
| 7回 | 景観(2) | 農村景観の構造（２） | 森 淳 | |
| 8回 | 農村地域と河川管理（1） | 河川の治水と利水 | 樽屋 啓之 | |
| 9回 | 農村地域と河川管理（2） | 河川環境と親水 | 樽屋 啓之 | |
| 10回 | 農村地域と水利用（1） | 水資源の配分構造 | 樽屋 啓之 | |
| 11回 | 農村地域と水利用（2） | 水資源の利用組織 | 樽屋 啓之 | |
| 12回 | 農村地域と防災（1） | ダムと防災 | 樽屋 啓之 | |
| 13回 | 農村地域と防災（2） | ため池、水路と防災 | 樽屋 啓之 | |
| 14回 | 農村地域の環境保全 | 水利と環境のガバナンス | 樽屋 啓之 | |
| 15回 |
人間と生物が共存する農村地域を対象に、その特質を踏まえた環境と調和した地域の保全・発展の方向について、計画の立て方と検証の方法を理解することができる。
講義におけるディスカッションならびにレポートにより評価する。
フィードバックについては，次回の授業で課題の中の特徴的な見解や誤解についてコメントする。
【授業時間外に必要な学習の時間：60時間】
予習は事前に資料を与えられた資料を中心に積極的な課題の提案、ディスカッションをできるように、下調べをしておくこと。
復習は、次回の授業に向けてわからない点を解決しておくこと。
農業農村整備のための地域計画、施設整備計画などの実務経験を基に、具体的な現地を想定した実践的な環境修復技術を理解させる。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | 関連する文献・資料を配付する。 | ||
| 参考書 | (なし) |