英文名 | Special Lecture in Veterinary Science(Veterinary Infectious Diseases) | |
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科目概要 | 獣医学専攻(博士課程)隔年開講次、選択、講義、10単位(150時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎髙野 友美 | |
講義室 | 本館A棟5階共用セミナー室(A55・A56) | |
備考 | 獣医学専攻(博士課程)主科目 全25学科目から18学科目を選択履修 1年から3年の間に履修する |
伝染病の成立には感染源、感染経路、感受性宿主の3要因が必要であり、防疫には常に考慮することが大切である。この点について、学部教育より高いレベルの教授をし、3要因を理解させると共にウイルス感染症の予防と防疫に役立たせる能力を養う。
1) ウイルス感染症の予防および防疫に必要な知識を再確認する。
2) ウイルス感染症の予防および防疫について具体的な事例を説明する。
3) ウイルス感染症に関する最新の知見を紹介する。
パワーポイントと配布資料を用いて講義する。講義終了後に講義内容についてのディスカッションを行う。
獣医学・獣医療の専門職業人として必要な高度の知識のうち、動物のウイルス感染症の診断・治療・予防が当該科目と関連する。
学年 | 回/1.5h | 項目 | 内容 | 担当者 |
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1年から3年の間 | 1回 | 感染症の成立 | 感染源、感染経路、感受性宿生の3要因について講義する。 | 髙野 友美 |
2回 | 感染症の現状と問題点 | 最新の学術論文を紹介し、そこから得られた成果とその問題点などを講義する。 | 髙野 友美 | |
3回 | 感染症とその周辺 | 微生物学、免疫学、伝染病学、分子生物学を一連の学問として教授する。 | 髙野 友美 | |
4回 | 感染症に対する防疫 | 伝染病の予防に対してワクチン接種を実施することなく、伝染病清浄国となった国々を例に挙げ、防疫について考察させる。 | 髙野 友美 |
ウイルス感染症の問題点を挙げてそれらを考察することができる。
評価は毎回のレポートおよび口頭試問で判定する。
<予習>次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
<復習>授業後に、当日の授業で扱ったテーマについて聞き取りを行い、考察をまとめること。
特になし
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | ウイルス感染症に関する学術論文 | ||
参考書 | 動物の感染症 第4版 | 近代出版 |