獣医繁殖学特別演習
英文名Seminar on Advanced Topics in Theriogenology
科目概要獣医学専攻(博士課程)1年次通年、演習、2単位(60時間)
獣医学専攻(博士課程)2年次通年、演習、2単位(60時間)
獣医学専攻(博士課程)3年次前期、演習、1単位(30時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎坂口 実 (※)三浦 弘 (※)日下 裕美 担当者全員
講義室獣医繁殖学研究室
備考獣医学専攻(博士課程)主科目

授業の目的

動物の繁殖機能の制御メカニズムの解明や新たな制御技術を開発するために必要な知識および手法を習得する。

教育内容

生殖器官検査法、精液検査、生殖工学、生殖内分泌および発情行動、妊娠診断について説明する。

教育方法

各項目について配付資料および教科書を用いて講義方式で進め、特に重要な手技については、適宜実技指導を実施する。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

医学・獣医療の専門知識と技術
動物の病気の診断・治療・予防

授業内容(シラバス)

学年回/2h項目内容担当者
1年1回器官検査法生殖器官検査法①直腸検査による卵巣と子宮の異常所見判別担当者全員
2回器官検査法生殖器官検査法②超音波検査による卵巣と子宮の異常所見判別担当者全員
3回器官検査法生殖器官検査法③卵管疎通試験担当者全員
4回器官検査法生殖器官検査法④膣からの悪露の採取とその病勢判定担当者全員
5回器官検査法生殖器官検査法⑤子宮内膜スメアの採取とその処理および検査法担当者全員
6回器官検査法生殖器官検査法⑥子宮内膜のバイオプシーとその処理および検査法担当者全員
7回器官検査法生殖器官検査法⑦超音波診断による妊娠判定および胚死滅の確認法担当者全員
8回精子検査法精子の検査法と保存法①運動性の評価法担当者全員
9回精子検査法精子の検査法と保存法②特殊染色による形態評価担当者全員
10回精子検査法精子の検査法と保存法③受精能の体外での評価法担当者全員
11回精子検査法精子の検査法と保存法④凍結精液作成担当者全員
12回体外受精牛の体外受精①卵子の成熟培養法担当者全員
13回体外受精牛の体外受精②卵子成熟率の検査法担当者全員
14回体外受精牛の体外受精③精子の調整と媒精法担当者全員
15回体外受精牛の体外受精④受精率および多精子受精の検査法担当者全員
16回体外受精牛の体外受精⑤受精卵子の体外培養法担当者全員
17回体外受精牛の体外受精⑥発生率の評価法担当者全員
18回体外受精牛の体外受精⑦OPUによる生体卵巣内卵子の採取法担当者全員
19回体外受精牛の体外受精⑧胚発生能の形態的評価法担当者全員
20回体外受精牛の体外受精⑨胚発生能の生化学的評価法担当者全員
21回性判別牛の雌雄産み分け法①X,Y精子の分離法と性判別精子の使用法担当者全員
22回性判別牛の雌雄産み分け法②性判別のための胚のバイオプシー法担当者全員
23回性判別牛の雌雄産み分け法③バイオプシーサンプルによる胚の性判別担当者全員
24回性判別牛の雌雄産み分け法④バイオプシー胚の取り扱い法担当者全員
25回凍結保存(胚)胚の凍結保存法①牛胚の緩慢凍結法担当者全員
26回凍結保存(胚)胚の凍結保存法②牛胚のガラス化保存法担当者全員
27回凍結保存(胚)胚の凍結保存法③凍結牛胚の融解法と移植担当者全員
28回凍結保存(胚)胚の凍結保存法④凍結・融解牛胚の生存性評価担当者全員
29回凍結保存(胚)胚の凍結保存法⑤低ランク牛胚の利用法担当者全員
30回凍結保存(胚)胚の凍結保存法⑥豚胚の凍結保存法担当者全員
2年1回同期化処置牛の定時人工授精①発情同期化と排卵同期化担当者全員
2回同期化処置牛の定時人工授精②使用する薬剤の作用原理担当者全員
3回同期化処置牛の定時人工授精③成功率を左右する要因担当者全員
4回胚操作牛の胚操作①卵割期胚の割球分離法担当者全員
5回胚操作牛の胚操作②割球分離による多子生産担当者全員
6回胚操作牛の胚操作③胚の切断分離法担当者全員
7回胚操作牛の胚操作④切断分離胚による双子生産の応用担当者全員
8回胚操作牛の胚操作⑤クローン家畜作出の歴史担当者全員
9回胚操作牛の胚操作⑥核移植によるクローン家畜の作出担当者全員
10回胚操作牛の胚操作⑦核移植に用いるレシピエントの作成法担当者全員
11回胚操作牛の胚操作⑧核移植に用いるドナー核の作成法担当者全員
12回胚操作牛の胚操作⑨電気的細胞融合法担当者全員
13回胚操作牛の胚操作⑩電気刺激以外の方法による細胞融合法担当者全員
14回胚操作牛の胚操作⑪クローン家畜に多発する障害担当者全員
15回胚操作牛の胚操作⑫クローン家畜の利用についての展望担当者全員
16回ES細胞ES細胞①ES細胞の定義と検証法担当者全員
17回ES細胞ES細胞②ES細胞のクローン技術における応用担当者全員
18回ES細胞ES細胞③ヒトおよびマウスのES細胞開発の現状担当者全員
19回ES細胞ES細胞④牛ES細胞研究の現状担当者全員
20回ES細胞ES細胞⑤ES細胞からiPS細胞への展開担当者全員
21回遺伝子導入トランスジェニック家畜①作成の目的担当者全員
22回遺伝子導入トランスジェニック家畜②初期胚への遺伝導入法担当者全員
23回遺伝子導入トランスジェニック家畜③有用物質生産への応用担当者全員
24回遺伝子導入トランスジェニック家畜④研究ツールとしての利用担当者全員
25回遺伝子導入トランスジェニック家畜⑤ヒトの臓器移植への応用担当者全員
26回遺伝子導入iPS細胞①体細胞クローンからの展開担当者全員
27回再生医療iPS細胞②作成方法の変遷担当者全員
28回再生医療iPS細胞③発がん性の問題担当者全員
29回再生医療iPS細胞④分化誘導法担当者全員
30回再生医療iPS細胞⑤再生医療への応用担当者全員
3年1回内分泌生殖関連ホルモン測定法の基本原理担当者全員
2回内分泌RIA法によるホルモン測定担当者全員
3回内分泌EIA法によるホルモン測定担当者全員
4回内分泌時間分解蛍光分光法によるホルモン測定担当者全員
5回内分泌牛の発情行動とホルモン動態の関係担当者全員
6回発情行動発情から排卵にいたる間のホルモン動態担当者全員
7回発情行動発情異常を示す牛のホルモン動態担当者全員
8回発情行動歩数計による発情行動の検出担当者全員
9回発情行動スコア化による発情行動の評価担当者全員
10回発情行動卵巣機能異常牛におけるホルモン動態の特徴担当者全員
11回妊娠診断ホルモン測定による牛の妊娠判定担当者全員
12回妊娠診断牛の妊娠期間中におけるホルモン動態の特徴担当者全員
13回妊娠診断ホルモン測定による豚の妊娠判定担当者全員
14回妊娠診断ホルモン測定による馬の妊娠判定担当者全員
15回妊娠診断馬の妊娠期間中におけるホルモン動態の特徴担当者全員

到達目標

獣医繁殖領域で取り組まれている最新の手法について説明でき、一部は実施することができる。

評価方法

演習時の口頭試問およびレポートにより評価する。

準備学習(予習・復習等)

<予習>次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。【授業時間外に必要な学習の時間:150時間】

<復習>授業後に、当日の授業で扱った手法について要点を整理し、考察をまとめること。

その他注意事等

(なし)

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書Physiology of Reproduction and Artificial Insemination of CattleGW Salisbury et alWH Freemann and Company
教科書Laboratory Production of Cattle EmbryosI GordonCAB International
参考書(なし)