英文名 | Special Studies in Theriogenology | |
---|---|---|
科目概要 | 獣医学専攻(博士課程)1年次通年、講義、2単位(30時間) 獣医学専攻(博士課程)2年次通年、講義、2単位(30時間) 獣医学専攻(博士課程)3年次前期、講義、1単位(15時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎坂口 実※ | |
講義室 | 獣医繁殖学研究室 | |
備考 | 獣医学専攻(博士課程)主科目 |
獣医繁殖学分野における最新の知見と今後の研究動向について習得させる。
家畜の繁殖生理の基礎から応用について、最近の文献を素に講義する。そのうえで、家畜生産上重要な疾患や問題について説明し議論する。
原著論文を資料として、その内容について批判的な検討も含めて議論しながら、対象とする現象等への理解を深める。
獣医学・獣医療の専門知識と技術
国際性と問題解決能力
学年 | 回/1h | 項目 | 内容 | 担当者 |
---|---|---|---|---|
1年 | 1回 | 解剖・内分泌 | 繁殖関連器官に関する最新の解剖学的知見の解釈と応用①卵巣 | 坂口 実 |
2回 | 解剖・内分泌 | 繁殖関連器官に関する最新の解剖学的知見の解釈と応用②卵管 | 坂口 実 | |
3回 | 解剖・内分泌 | 繁殖関連器官に関する最新の解剖学的知見の解釈と応用③子宮 | 坂口 実 | |
4回 | 解剖・内分泌 | 生殖内分泌に関する最新の知見の解釈と応用①視床下部・下垂体ホルモン | 坂口 実 | |
5回 | 解剖・内分泌 | 生殖内分泌に関する最新の知見の解釈と応用②ステロイドホルモン | 坂口 実 | |
6回 | 解剖・内分泌 | 生殖内分泌に関する最新の知見の解釈と応用③オキシトシン・リラキシン等 | 坂口 実 | |
7回 | 解剖・内分泌 | 新たに開発されつつあるホルモン測定法の概要と応用方法①RIA法の改良 | 坂口 実 | |
8回 | 解剖・内分泌 | 新たに開発されつつあるホルモン測定法の概要と応用方法②EIA法の改良 | 坂口 実 | |
9回 | 解剖・内分泌 | 新たに開発されつつあるホルモン測定法の概要と応用方法③時間分解蛍光分光法 | 坂口 実 | |
10回 | 生殖細胞(精子) | 哺乳動物精子全般に関する研究動向 | 坂口 実 | |
11回 | 生殖細胞(精子) | 牛精子に関する最新の知見と研究動向 | 坂口 実 | |
12回 | 生殖細胞(精子) | 豚精子に関する最新の知見と研究動向 | 坂口 実 | |
13回 | 生殖細胞(精子) | 馬精子に関する最新の知見と研究動向 | 坂口 実 | |
14回 | 生殖細胞(精子) | 犬精子に関する最新の知見と研究動向 | 坂口 実 | |
15回 | 生殖細胞(精子) | 牛の凍結精液作成に関する技術的改良方向 | 坂口 実 | |
16回 | 生殖細胞(精子) | 豚精子の最適な凍結保存条件の検討状況 | 坂口 実 | |
17回 | 生殖細胞(精子) | 馬精子の凍結保存法の開発状況 | 坂口 実 | |
18回 | 生殖細胞(精子) | 犬精子の凍結保存法の開発状況 | 坂口 実 | |
19回 | 初期発生 | 受精現象に関する最新の知見の解釈と応用 | 坂口 実 | |
20回 | 初期発生 | 哺乳動物胚の初期発生に関する最新の知見の解釈と応用 | 坂口 実 | |
21回 | 初期発生 | 哺乳動物初期胚の分化に関する最新の知見の解釈と応用 | 坂口 実 | |
22回 | 妊娠維持・分娩 | 牛胚の妊娠認識におけるインターフェロン・タウの役割 | 坂口 実 | |
23回 | 妊娠維持・分娩 | 牛の妊娠認識機構の子畜生産性向上への応用 | 坂口 実 | |
24回 | 妊娠維持・分娩 | 豚の妊娠認識機構におけるエストロジェンの役割 | 坂口 実 | |
25回 | 妊娠維持・分娩 | 馬の妊娠認識機構に関する研究動向 | 坂口 実 | |
26回 | 妊娠維持・分娩 | 牛胚の着床と胎盤機能に関する最新の知見 | 坂口 実 | |
27回 | 妊娠維持・分娩 | 豚胚の着床と胎盤機能に関する最新の知見 | 坂口 実 | |
28回 | 妊娠維持・分娩 | 牛・豚以外の家畜胚の着床と胎盤機能に関する最新の知見 | 坂口 実 | |
29回 | 妊娠維持・分娩 | 牛の妊娠維持機構に関する最新の知見 | 坂口 実 | |
30回 | 妊娠維持・分娩 | 豚の妊娠維持機構に関する最新の知見 | 坂口 実 | |
2年 | 1回 | 妊娠維持・分娩 | 馬の妊娠維持機構に関する最新の知見 | 坂口 実 |
2回 | 妊娠維持・分娩 | その他の家畜の妊娠維持機構に関する最新の知見 | 坂口 実 | |
3回 | 妊娠維持・分娩 | 分娩発来のメカニズムに関する最新の知見 | 坂口 実 | |
4回 | 妊娠維持・分娩 | 牛の分娩誘起法開発の現状と今後の課題 | 坂口 実 | |
5回 | 妊娠維持・分娩 | 牛以外の家畜の分娩誘起法の開発状況 | 坂口 実 | |
6回 | 生殖工学 | 人工授精による受胎率の最近の傾向とその向上対策①肉牛 | 坂口 実 | |
7回 | 生殖工学 | 人工授精による受胎率の最近の傾向とその向上対策②乳牛 | 坂口 実 | |
8回 | 生殖工学 | 人工授精による受胎率の最近の傾向とその向上対策③豚 | 坂口 実 | |
9回 | 生殖工学 | 人工授精による受胎率の最近の傾向とその向上対策④その他の家畜 | 坂口 実 | |
10回 | 生殖工学 | 牛の発情同期化技術の今後の課題 | 坂口 実 | |
11回 | 生殖工学 | 牛以外の家畜の発情同期化技術の現状と今後の課題 | 坂口 実 | |
12回 | 生殖工学 | 牛の排卵同期化技術の開発と応用 | 坂口 実 | |
13回 | 生殖工学 | 牛の過剰排卵技術の現状と今後の課題 | 坂口 実 | |
14回 | 生殖工学 | 牛以外の家畜の過剰排卵技術の現状と展望 | 坂口 実 | |
15回 | 生殖工学 | 牛の胚移植技術開発の歴史と普及状況 | 坂口 実 | |
16回 | 生殖工学 | 豚の胚移植技術開発の現状と課題 | 坂口 実 | |
17回 | 生殖工学 | 牛・豚以外の家畜の胚移植技術の動向 | 坂口 実 | |
18回 | 生殖工学 | 牛の体外受精技術の普及状況 | 坂口 実 | |
19回 | 生殖工学 | 牛の体外受精技術の今後の課題と展望 | 坂口 実 | |
20回 | 生殖工学 | 豚の体外受精技術の現状と今後の課題 | 坂口 実 | |
21回 | 生殖工学 | 牛・豚以外の家畜の体外受精技術の動向 | 坂口 実 | |
22回 | 生殖工学 | 超音波経腟採卵技術(OPU)の体外受精胚生産への応用と課題 | 坂口 実 | |
23回 | 生殖工学 | 胚の凍結保存法の技術開発動向と応用①牛 | 坂口 実 | |
24回 | 生殖工学 | 胚の凍結保存法の技術開発動向と応用②豚 | 坂口 実 | |
25回 | 生殖工学 | 性判別技術に関する最新の知見とその応用への展開①精子選別による性判別 | 坂口 実 | |
26回 | 生殖工学 | 性判別技術に関する最新の知見とその応用への展開②胚バイオプシーによる性判別 | 坂口 実 | |
27回 | 生殖工学 | クローン家畜作出方法の改良と作出効率 | 坂口 実 | |
28回 | 生殖工学 | クローン家畜利用に関する世界の動向 | 坂口 実 | |
29回 | 生殖工学 | トランスジェニック家畜に関する最新の動向 | 坂口 実 | |
30回 | 生殖工学 | iPS細胞に関する最新の知見と再生医療・臓器移植への応用動向 | 坂口 実 | |
3年 | 1回 | 繁殖障害 | 雌の繁殖障害に関連する最新の知見と臨床応用①~卵巣形態の異常 | 坂口 実 |
2回 | 繁殖障害 | 雌の繁殖障害に関連する最新の知見と臨床応用②~子宮形態の異常 | 坂口 実 | |
3回 | 繁殖障害 | 雌の繁殖障害に関連する最新の知見と臨床応用③~卵巣機能の異常 | 坂口 実 | |
4回 | 繁殖障害 | 雌の繁殖障害に関連する最新の知見と臨床応用④~発情の異常 | 坂口 実 | |
5回 | 繁殖障害 | 雌の繁殖障害に関連する最新の知見と臨床応用⑤~着床障害 | 坂口 実 | |
6回 | 繁殖障害 | 雌の繁殖障害に関連する最新の知見と臨床応用⑥~胚死滅 | 坂口 実 | |
7回 | 繁殖障害 | 雌の繁殖障害に関連する最新の知見と臨床応用⑦~流産 | 坂口 実 | |
8回 | 繁殖障害 | 雌の繁殖障害に関連する最新の知見と臨床応用⑧~難産の予測 | 坂口 実 | |
9回 | 繁殖障害 | 雌の繁殖障害に関連する最新の知見と臨床応用⑨~助産方法の進歩 | 坂口 実 | |
10回 | 繁殖障害 | 雌の繁殖障害に関連する最新の知見と臨床応用⑩~異常産 | 坂口 実 | |
11回 | 繁殖障害 | 雄の繁殖障害に関連する最新の知見と臨床応用①~精子生産の異常 | 坂口 実 | |
12回 | 繁殖障害 | 雄の繁殖障害に関連する最新の知見と臨床応用②~精巣内分泌の異常 | 坂口 実 | |
13回 | 繁殖障害 | 雄の繁殖障害に関連する最新の知見と臨床応用③~交尾障害 | 坂口 実 | |
14回 | 繁殖障害 | 雄の繁殖障害に関連する最新の知見と臨床応用④~生殖器の外傷 | 坂口 実 | |
15回 | 繁殖障害 | 雄の繁殖障害に関連する最新の知見と臨床応用⑤~夏期不妊症 | 坂口 実 |
獣医繁殖学分野における研究および技術開発の今後の展望について説明することができる。
講義時の口頭試問およびレポートによって評価する。
<予習>次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。【授業時間外に必要な学習の時間:150時間】
<復習>授業後に、当日の授業で扱ったテーマについて関連する文献を精査し、考察をまとめること。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | Veterinary Reproduction and Obstetrics 10th Ed, | DE Noakes et al | Elsevier |
教科書 | Dairy Production Medicine | CA Risco and PM Retamal, | Willey-Blackwell |
教科書 | The Physiology of Reproduction 2nd Ed. | E Knobil et al. | Raven Press |
参考書 | (なし) |