授業の目的

病理学の歴史学的背景から病理学の現状、基礎病理学から最新の病理診断技術等に関する知識を習得することにより病理学研究に関する専門的な技術が身につく。

教育内容

基礎（総論）から応用（各論）病理学、実験病理学、毒性病理学を学習する。また、実験病理学、毒性病理学、人獣共通感染症や腫瘍などの実際例を取り上げて類症鑑別点と確定診断へのアプローチについて概説する。

教育方法

基礎から応用病理学、実験病理学、毒性病理学を講義形式あるいはアクティブラーニング形式で教育する。また、実験病理学、毒性病理学の人獣共通感染症や腫瘍などの画像と映像を利用する。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

〇DP1：生命科学の理解と高い教養及び倫理観の習得
◎DP2：動物の病気の診断･治療･予防に関する知識を持ち、適切に実践できる能力
〇DP4：医薬品の開発に寄与する能力
〇DP6：人獣共通感染症の制圧に寄与する能力
実験病理学、毒性病理学の研究方法、実験病理学、毒性病理学、人獣共通感染症や腫瘍などの実際例を取り上げて類症鑑別を学習することで、病理発生機序を多角的に解析することができる。これは専門性の高い研究力と問題解決力の涵養に直結する。

授業内容(シラバス)

到達目標

病理学的観察に関する知識と技術を拡充させることができる。

評価方法

各項目終了後に提出された講義および討論に関するレポートを中心に総合的に評価する。授業への積極的な参加は加点対象となる。

準備学習(予習・復習等)

＜予習＞次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
＜復習＞授業後に、当日の授業で扱ったテーマについて聞き取りを行い、考察をまとめること。

その他注意事等

WebCl assにパワーポイントスライドのPDF講義資料をアップロードするので、プリント配布は行わない。このPDF講義資料をSNSなどでWeb上に流出することは固く禁じる。

教材