英文名 | Animal Cell Biotechnology Laboratory | |
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科目概要 | 動物資源科学科3年前期 [金曜日3時限(週2コマ)]、3群科目、必修、実習、1単位(45時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎久保田 浩司、 垣内 一恵 | |
講義室 | 111講義室、141実習室、コンピュータ実習室 | |
備考 | 科目ナンバリング:VZ304-LS14 |
科目 | 教科に関する科目(中学校及び高等学校 理科) |
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施行規則に定める科目区分 |
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動物細胞を分子レベルで解析・利用するために必須となる細胞工学の基本技術を理解・習得するとともにそれらを土台として開発された革新的細胞工学技術を理解する。
浮遊細胞ならびに接着細胞の基本的な培養方法及び凍結保存・融解技術、ハイブリドーマが産生するモノクローナル抗体を用いた免疫染色法、培養細胞への遺伝子導入法と遺伝子導入細胞の解析方法、幹細胞の解析方法を習得する。
実習テキストとパワーポイントを用いた講義形式で背景と手技を解説したのちに動画による手技説明を行う。実技はグループ単位で行う。実習毎に実習レポートを各自作成して実習で得られた結果の評価並びに考察を行う。授業は1週間に1回であるため、その間の実習時間外に細胞観察を行う(日時の指定あり)。実習のまとめでは、各グループの結果を題材として討論し、その討論をもとにレポートを提出する。コンピュータ実習室において行われる専用ソフトウエアを用いた細胞解析の実習は各自で行う。レポートは内容を確認後、修正が必要な箇所を明示したうえで返却する。
〇 DP1:生命科学を理解し、豊かな教養と高い倫理観に基づく自立的な思考力と問題解決能力
◎ DP5:生命科学に関する専門知識を生かし、人と動物の健康に寄与する能力
回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
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1 | オリエンテーション | 実習の概要の説明と第2~7回の手技説明 | 久保田 浩司 垣内 一恵 |
2 | 浮遊細胞の培養 | ハイブリドーマの観察と継代培養 | 久保田 浩司 垣内 一恵 |
3 | 培養細胞の凍結 | 培養細胞の凍結保存 | 久保田 浩司 垣内 一恵 |
4 | 凍結細胞の融解 | 凍結細胞の融解と培養 | 久保田 浩司 垣内 一恵 |
5 | モノクローナル抗体 | ハイブリドーマ培養上清の回収 | 久保田 浩司 垣内 一恵 |
6 | 蛍光免疫染色 | 精原幹細胞の蛍光免疫染色とフローサイトメトリーによる解析 | 久保田 浩司 垣内 一恵 |
7 | フローサイトメトリー | フローサイトメトリーデータの解析 | 久保田 浩司 垣内 一恵 |
8 | 浮遊細胞のまとめ | 第1~7回のまとめと第9~13回の手技説明 | 久保田 浩司 垣内 一恵 |
9 | 接着細胞の培養 | 接着細胞の継代 | 久保田 浩司 垣内 一恵 |
10 | 実技試験 | 細胞培養の基本手技と継代操作の試験 | 久保田 浩司 垣内 一恵 |
11 | 遺伝子導入 | 緑色蛍光タンパク質(GFP)遺伝子の遺伝子導入 | 久保田 浩司 垣内 一恵 |
12 | 遺伝子導入細胞の解析 | GFP発現細胞のフローサイトメトリー | 久保田 浩司 垣内 一恵 |
13 | 幹細胞の解析 | iPS細胞の未分化マーカー発現解析 | 久保田 浩司 垣内 一恵 |
14 | 実習のまとめと総括 | 第9~13回のまとめと全体の総括 | 久保田 浩司 垣内 一恵 |
(1)細胞培養技術を理解し、その操作ができる。
(2)細胞解析技術を理解し、その操作ができる。
(3)細胞工学技術を理解し、その操作ができる。
定期試験 (50%)、レポート (40%)、実技試験 (10%) により判断する。なお欠席は減点、実習時間外観察は加点する。
レポートは採点して返却する。
【授業時間外に必要な学習時間:30時間】
予習:テキストをあらかじめ熟読し実習内容を把握して滞りなく実習に取り組めるように準備しておくこと。また、参考書を用いて実習内容に関連する領域を予習しておくこと。
復習:各実習終了後はレポートを作製することにより実習内容を復習すること。
オフィスアワーは平日12:20~13:10とする。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 細胞工学実習テキスト | 久保田・垣内 | 細胞工学研究室 無料配布 |
参考書 | 動物細胞培養法入門(生化学実験法) | 松谷 豊 | 学会出版センター |
参考書 | 改訂 培養細胞実験ハンドブック | 黒木登志夫 監修 | 羊土社 |
参考書 | 細胞培養実習テキスト 第2版 | 日本組織培養学会編 | じほう |