家畜審査論
英文名Livestock Judging
科目概要動物資源科学科4年集中 [集中]、3群科目、選択、講義、1単位(15時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎鍋西 久 (※)山﨑 淳
講義室未定
備考科目ナンバリング:VZ304-PR32

授業の目的

収益性の高い畜産経営を営むための重要な基礎的条件は、経営的戦略を明確にして、能力の高い家畜をより多く揃えることである。そのためには、日本における畜産の展開の歴史や国際的視野からみた日本の畜産の特徴を明らかにしておく必要がある。そのうえで各家畜に要求される経済形質を検討し、明らかにしなければならない。それと平行して、畜種ごとに優秀な個体の見分け方(審査)のポイントを理解しておかなければならない。家畜審査は優秀な種畜を外貌と能力の記録をもとに選抜するうえで有力な手段の一つである。本審査論では、家畜の品種(牛・豚)ごとに審査標準に則って、審査技術を習得させる。

教育内容

家畜の品種(牛・豚)ごとに審査標準に則って、審査技術を講義する。

教育方法

配布資料とパワーポイントを活用しながら講義形式で進めるとともに、次回の授業でレポートの中の特徴的な見解や誤解についてコメントする。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

〇DP2:動物資源の開発・利用を発展させるための専門的技能、能力
〇DP3:動物福祉の重要性を理解し、人と動物の関係や周辺環境の向上に貢献できる能力

授業内容(シラバス)

項目内容担当者
1家畜の育種改良家畜の育種改良の歴史、家畜の能力と遺伝山﨑 淳
鍋西 久
2家畜審査の概要家畜審査の目的、意義山﨑 淳
鍋西 久
3家畜の見方(1)子牛、未経産牛の見方、発育判定鍋西 久
4家畜の見方(2)経産牛の見方鍋西 久
5家畜の見方(3)豚の見方山﨑 淳
6家畜の見方(4)豚の各品種の特徴山﨑 淳
7家畜審査の実際肉用牛の審査、豚の審査鍋西 久
山﨑 淳

到達目標

(1)優秀な家畜個体の体型が想定できる。
(2)審査標準を理解して、それに基づいての審査することができる。 

評価方法

実習レポート2回(15点×2回)(30%)、定期試験(到達目標が達成できているかどうかを基準とする)(70%)

準備学習(予習・復習等)

【授業時間外に必要な学習の時間:30時間】
予習:2年次に開講された家畜品種論、3年次に開講された動物育種学を復習しておくこと。
復習:配布資料を講義後見直し、不明な点があったら、積極的に質問をすること。

その他注意事等

人間の食料生産に不可欠な家畜の理想的な体型を理解し、生産性の高い家畜の改良に興味を持ってほしい。

実務経験の授業への活用方法:地方行政機関における農業改良普及員としての経験と公設試験研究機関における業務経験を踏まえ、国内における農業・畜産の現状、生産現場で必要となる動物飼養管理技術とその理論についても概説する。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書家畜審査論資料鍋西 久 北里大学獣医学部動物飼育管理学研究室
教科書家畜審査論実習資料(牛編)鍋西 久北里大学獣医学部動物飼育管理学研究室
教科書家畜審査論・実習(豚)山﨑 淳北里大学獣医学部動物飼育管理学研究室
参考書家畜審査教本上坂章次、桝田精一、丹羽太右衛門富民協会
参考書種豚登録講習会テキスト (社)日本種豚登録協会 (社)全国養豚協会
参考書新編 ホルスタインの見方社団法人日本ホルスタイン登録協会 社団法人日本ホルスタイン登録協会