英文名 | Special topics in Agromedical Science 1 | |
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科目概要 | 動物資源科学科2年後期 [月曜日3時限(週1コマ)]、3群科目、選択、講義、1単位(15時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎向井 孝夫、 動物資源科学科教員 | |
講義室 | 1061講義室、141実習室、151実習室 | |
備考 | 科目ナンバリング:VZ301-AM10 |
本講義では、食や環境と健康とのつながりにおける現代社会の課題を見出すとともに、その解決に向けた力を修得する。また、コミュニケーション能力、情報活用力、論理的思考力、チームワーク・リーダーシップ・倫理観・生涯学習力などを身に付け、知識・技能・態度を総合的に活用し問題を解決できる総合的な力を修得する。
本講義では、自ら農医連携に関わる課題を見つけ、資料を収集し、グループで意見交換を行い、最終的に全学生の前で発表する「農医連携入門セミナー」を実施する。
1グループ10名前後に分けて、自ら課題を見つけグループワークとグループ発表や発表後の質疑応答を行う。また、グループ発表に関しては自己評価および他のグループの発表の評価を行う。これらの作業を通して、知識・理解を深めるとともに、コミュニケーション・スキルや論理的思考力などの「汎用的技能」、チームの中での責任などの「態度・志向性」に関する力を身につける。
◎DP 6:「農」と「医」の複眼的視点と異分野へ転移可能な汎用的能力
〇DP 1:生命科学を理解し、豊かな教養と高い倫理観に基づく自立的な思考力と問題解決能力
回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
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1 | ガイダンス | 本講義の目的と内容について概説する。 | 動物資源科学科教員 |
2 | 発表準備(1) | テーマの設定 論点の整理 | 動物資源科学科教員 |
3 | 発表準備(2) | 論点の整理と資料の収集 | 動物資源科学科教員 |
4 | 発表準備(3) | 資料の収集とプレゼンテーションの構成 | 動物資源科学科教員 |
5 | 発表準備(4) | 発表内容の整理とスライド作成 | 動物資源科学科教員 |
6 | 発表準備(5) | スライド作成と発表練習 | 動物資源科学科教員 |
7 | 農医連携入門セミナー | 発表会 | 動物資源科学科教員 |
(1)現代社会において食や環境と健康・医療とのつながりの中での課題を見つけ、その解決に向けた思考力を身につけることができる。
(2)グループ作業を通して、リーダーシップを発揮するあるいは他の学生の意見を受け入れ議論することができる。
(3)課題解決に向けた考えをまとめ、プレゼンテーションを通して相手に理解させることができる。
上記到達目標を基準として、課題選択とグループワークによるプレゼンテーション作成作業(50%)、授業中の作業に対する積極性等の自己評価(20%)、発表内容に対する教員評価(30%)から総合的に評価する。
【授業時間外に必要な学習の時間:30時間】
予習:課題に対しては、各授業開始前に資料の収集を行い、自分の考えを整理しておくことが望ましい。
復習:授業後には、意見交換の結果をもとに、テーマに対する理解を深めること。セミナー終了後は、発表内容やまとめ方の良否についても検討し、発表技術の向上をめざすこと。
これまでは、受身形の講義が多かったと思いますが、本講義では自ら行動することで情報を収集し、他者の意見を聞き、意見をまとめ、他者に分かりやすいように発表するというプロセスを経ることで、社会で役立つ「知識」「技能」「態度」「創造的思考力」の4つの力を身につけることを目指しています。自ら積極的に取り組んでください。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | インターネット等から得た情報を利用する | ||
参考書 | 農医連携学術叢書 No.1~11 | 陽捷行 他 | 養賢堂 |