英文名 | Teaching Method of Science Education Ⅰ | |
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科目概要 | 動物資源科学科2年前期 [火曜日1時限(週1コマ)]、教職課程科目、選択、講義、2単位(30時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎相馬 惠子※ | |
講義室 | 112講義室 | |
備考 | 科目ナンバリング:VZ601-TC26 |
科目 | 各教科の指導法(中学及び高等学校 理科) |
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各科目に含めることが必要な事項 |
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施行規則に定める科目区分 |
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中学校・高等学校理科の目標及び内容を理解し、学習指導要領に示された理科の学習内容について,背景となる学問領域と関連させて理解を深める。様々な学習指導に関する理論を踏まえて具体的な授業場面を想定した単元や授業の設計法を身に付ける。また、理科の授業を効果的に行うために、観察、実験を取り入れたり、教材・教具を開発したりする手法について学ぶ。
理科教育における基礎的・基本的な内容・指導法について学ぶ。授業の組み立てや、教材・教具の開発について研究し、学習指導案をまとめ、それを基に模擬授業を行う。
プレゼンテーションソフトと配付資料を用いた講義とアクティブラーニングを適宜使い分けながら進めていく。模擬授業は相互評価を基にした協議を行いながら進める。GoogleClassroomを使用して双方向型の授業を行い,提出された指導案にはコメントをつけて返却する。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 |
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1 | オリエンテーション 理科教育の成立と課題 | 理科教育法Ⅰ及びⅡに関する概説を説明する。 我が国の理科教育の変遷を学び,課題について考える。 | 相馬 惠子 | 4/11① |
2 | 理科教育の意義と目標 | 学習指導要領における理科の目標及び内容,全体構造を学ぶ。 理科教育の必要性について考える。 | 相馬 惠子 | 4/18① |
3 | 理科の内容と教職の専門性 | 理科における観察・実験の意義について考える。 求められる理科教師の資質・能力とは何かを考え,意見交換する。 | 相馬 惠子 | 4/25① |
4 | 理科の授業の組み立てと教材開発 | 単元や授業の目標の立て方,効果的な教材・教具の開発について,実践例等から学ぶ。 | 相馬 惠子 | 5/9① |
5 | 学習指導案の作成法 | 学習指導計画・評価計画の立て方,学習指導案の作成方法について学ぶ。 | 相馬 惠子 | 5/16① |
6 | 理科の指導方法と授業設計(1) | 理科の実践例から,理科教育のあり方を考える。 | 相馬 惠子 | 5/23① |
7 | 理科の指導方法と授業設計(2) | 授業計画と準備の進め方,導入・発問の方法,板書・ICT機器の活用について基礎知識を学ぶ。 | 相馬 惠子 | 5/30① |
8 | 理科の指導方法と授業設計(3) | 中学校第1分野,物理的領域の指導法と授業設計 | 相馬 惠子 | 6/6① |
9 | 理科の指導方法と授業設計(4) | 中学校第1分野,化学的領域の指導法と授業設計 | 相馬 惠子 | 6/13① |
10 | 理科の指導方法と授業設計(5) | 中学校第2分野,生物的領域の指導法と授業設計 | 相馬 惠子 | 6/20① |
11 | 理科の指導方法と授業設計(6) | 中学校第2分野,地学的領域の指導法と授業設計 | 相馬 惠子 | 6/27① |
12 | 模擬授業の実践と研究協議(1) | 中学校理科の模擬授業の実施と研究討議を行う。 | 相馬 惠子 | 7/4① |
13 | 模擬授業の実践と研究協議(2) | 中学校理科の模擬授業の実施と研究討議を行う。 | 相馬 惠子 | 7/11① |
14 | 指導案の見直しと模擬授業の反省 | 模擬授業と研究討議から得た反省をもとに指導案を見直し,完成させる。 | 相馬 惠子 | 7/18① |
(1)学習指導要領における理科の目標及び主な内容並びに全体構造を理解している。
(2)個別の学習内容について指導上の留意点を理解している。
(3)理科と背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用することができる。
(4)子供の認識や思考、学力などの実態を視野に入れた授業設計の重要性を理解している。
(5)学習指導案の構成を理解し、具体的な授業を想定した授業設計と学習指導案を作成することができる。
(6)模擬授業の実施とその振り返りを通して、授業改善の視点を身に付けている。
(7)理科における実践研究の動向を知り、授業設計の向上に取り組むことができる。
【評価種別と割合】各回の演習課題(リフレクションシートを含む)(60%),指導案と模擬授業(40%)
【評価基準】各回の課題に解答していること。リフレクションシートは講義のどの内容についてどう考えたか,なぜそう考えたかを明記していること。指導案を作成して模擬授業を行い,模擬授業と研究討議を通して指導案を改善していること。
【授業時間外に必要な学習の時間】28時間
【予習】事前にシラバスを熟読し、理解しておくとともに、指導法などの研究に努める。
【復習】講義内容の復習とまとめ。
授業への主体的な参加を期待するとともに、教職に就く者としての自覚を持ち指導力の向上に努めてください。
講義には,タブレットまたはノートPCを持参してください。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | なし(適時資料を配布する) | ||
参考書 | 中学校学習指導要領(平成29年3月告示) 高等学校学習指導要領(平成30年3月告示) | 文部科学省 | 文部科学省WEBサイトに公開 |
参考書 | 「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料(中学校編) | 国立教育政策研究所 | 国立教育政策研究所WEBサイトに公開 |
参考書 | 「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料(高等学校編) | 国立教育政策研究所 | 国立教育政策研究所WEBサイトに公開 |
参考書 | 授業に活かす!理科教育法 中学・高等学校編 | 左巻健男 | 東京書籍 |