英文名 | Clinical Veterinary Medicine for Small Animals Practice Ⅱ | |
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科目概要 | 獣医学科5年前期 [木曜日4・5・6時限(週3コマ)]、3群科目、必修、実習、1単位(45時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎田島 一樹※、 金井 一享※、 未定、 担当者全員 | |
講義室 | 小動物臨床実習室、B13実習室、A21講義室 | |
備考 | 科目ナンバリング:VV304-GC56 |
眼科、腎臓・泌尿器と内分泌疾患の診断治療のための基本的手技と知識を習得する。
眼科検査、腎臓・泌尿器と内分泌疾患診断に必要な検査方法について詳細に説明する。次回の授業で、課題の中の特徴的な見解や誤解についてコメントする。
各種検査法を実施し、その手技を修得する。フィードバックとして学生の質問に対し口頭解説や参考資料を提示する。また、WebClass等にて質問を受け付け、講義時間にコメントをする。
◎DP2: 動物の病気の診断・治療・予防に関する知識を持ち、適切に実践できる能力
回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
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1 | 眼科検査に必要な手順 | 眼科検査に必要な総論的知識と手順 | 担当者全員 |
2 | 眼科検査に必要な手技 | 眼科検査に必要な手技(保定法、外貌、簡易神経学的検査、シルマー涙試験、フルオレセイン角膜染色) | 担当者全員 |
3 | 眼科検査に必要な器具の使い方 | 眼科器具に必要な器具操作(ペンライト、細隙灯、眼圧計) | 担当者全員 |
4 | 眼科の特殊検査 | 眼窩の特殊検査(網膜電位図)の操作と診断法 | 担当者全員 |
5 | 眼科総合実習 | 総合的な眼科検査とその解釈 | 担当者全員 |
6 | 下垂体疾患の診断法 | 尿崩症と血漿および尿浸透圧・比重の関係について | 担当者全員 |
7 | 上皮小体疾患の診断法 | 上皮小体疾患とCaおよびiPの関係について | 担当者全員 |
8 | 甲状腺疾患の診断法 | 甲状腺疾患と関連ホルモンの変動について | 担当者全員 |
9 | 糖尿病の診断法 | 糖尿とインスリンの関係から糖尿病の診断法 | 担当者全員 |
10 | 副腎の診断法 | コルチゾールの増減とそれに起因する病気の診断法と、腹部エコー検査 | 担当者全員 |
11 | 腎臓機能検査 | 各種腎機能検査法をの実際 | 担当者全員 |
12 | 急性腎障害・慢性腎臓病の診断法・治療法 | 急性腎障害・慢性腎臓病の原因と病態を解説し、診断法と治療法を確認 | 担当者全員 |
13 | 尿石症の診断・治療法 | 尿石症の発症原因、尿石の分析と鑑別、栄養管理、治療法 | 担当者全員 |
14 | 尿路感染症の診断法・治療法 | 尿路感染症の原因と病態を解説し、診断法と治療法を確認 | 担当者全員 |
15 | まとめ(総括) | 実習内容の理解度(習熟度)を確認 | 担当者全員 |
1)眼科検査ができる。
2)内分泌検査ができる。
3)腎・泌尿器検査ができる。
成績の評価は、レポート(5%)と定期試験期間中に行う試験(95%)に基づいて行う。
レポートはコメントを付して返却する。
授業時間以外に必要な学習の時間:30時間
予習:次回の講義の部分について、教科書・資料・参考図書等を利用して基本的知識を得ておく。
復習:先週の講義内容について、資料・ノートで確認する。
実務経験の授業への活用方法:臨床経験を踏まえ、実際に遭遇する症例をまじえて解説する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 自作のプリントを教科書の代用として使い、全員に配布する。 | ||
教科書 | 獣医学教育モデル・コア・カリキュラム準拠 眼科学 | ㈱インターズー | |
教科書 | 獣医内科学小動物改訂版 | 獣医内科学アカデミー編 | 文永堂出版 |
参考書 | (なし) |