小動物総合臨床学Ⅱ
英文名Clinical Veterinary Medicine for Small Animals Ⅱ
科目概要獣医学科5年前期 [木曜日2・3時限(週2コマ)]、3群科目、必修、講義、2単位(30時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎金井 一享 (※)田島 一樹 (※)佐藤 れえ子
講義室A21講義室
備考科目ナンバリング:VV301-GC56

授業の目的

眼科検査の基本(視診、触診、検眼鏡検査、眼圧検査、シルマー涙試験、角膜染色試験)と各疾病の診断・治療について、腎疾患の診断法の基本(血液検査、クリアランス検査、尿検査、超音波検査)、および内分泌疾患の診断治療法、さらに生理、解剖と生化学についての基礎的知識についても修得する。

教育内容

各臓器の生理学・解剖学・生化学などの基礎知識を習得しつつ、臨床専門医が実施する検査法・診断法・治療法について詳細に説明する。
次回の授業で、課題の中の特徴的な見解や誤解についてコメントする。

教育方法

配布資料、パワーポイントと板書を用いて講義や討論形式で進める。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

〇DP1:生命科学の理解と高い教養及び倫理観の習得
◎DP2:動物の病気の診断・治療・予防に関する知識を持ち、適切に実践できる能力
〇DP6:人獣共通感染症の制圧に寄与する能力

授業内容(シラバス)

項目内容担当者
1眼科疾患の総論獣医眼科と人医眼科の比較金井 一享
2眼科の発生・解剖と生理学眼球の発生・解剖と生理学金井 一享
3眼窩の疾患眼窩疾患の定義、臨床徴候、病態、診断法、治療法金井 一享
4結膜の疾患結膜疾患の定義、臨床徴候、病態、診断法、治療法金井 一享
5角膜の疾患角膜疾患の定義、臨床徴候、病態、診断法、治療法金井 一享
6ぶどう膜の疾患ぶどう膜疾患の定義、臨床徴候、病態、診断法、治療法金井 一享
7水晶体の疾患水晶体疾患の定義、臨床徴候、病態、診断法、治療法金井 一享
8緑内障結膜疾患の定義、臨床徴候、病態、診断法、治療法金井 一享
9眼底の疾患眼底疾患の定義、臨床徴候、病態、診断法、治療法金井 一享
10眼科疾患の類症鑑別診断眼下疾患の代表的な疾患とその類症鑑別法金井 一享
11視床下部の疾患視床下部の疾患の定義、臨床徴候、病態、診断法、治療法について概説する。田島 一樹
12下垂体の疾患下垂体の疾患の定義、臨床徴候、病態、診断法、治療法について概説する。田島 一樹
13上皮小体機能亢進症上皮小体機能亢進症の定義、臨床徴候、病態、診断法、治療法について概説する。田島 一樹
14上皮小体機能低下症上皮小体機能低下症の定義、臨床徴候、病態、診断法、治療法について概説する。田島 一樹
15甲状腺機能亢進症甲状腺機能亢進症の定義、臨床徴候、病態、診断法、治療法について概説する。田島 一樹
16甲状腺機能低下症甲状腺機能低下症の定義、臨床徴候、病態、診断法、治療法について概説する。田島 一樹
17インスリノーマインスリノーマの定義、臨床徴候、病態、診断法、治療法について概説する。田島 一樹
18糖尿病糖尿病の定義、臨床徴候、病態、診断法、治療法について概説する。田島 一樹
19副腎機能亢進症副腎機能亢進症の定義、臨床徴候、病態、診断法、治療法について概説する。田島 一樹
20副腎機能低下症副腎機能低下症の定義、臨床徴候、病態、診断法、治療法について概説する。田島 一樹
21泌尿器疾患の概論泌尿器疾患の代表的な症例を示し、何を学ぶかを理解する。佐藤 れえ子
22泌尿器疾患の解剖・生理泌尿器系の解剖と生理について概説する。佐藤 れえ子
23泌尿器疾患の病態・臨床徴候泌尿器系の障害により発生する臨床徴候を解説する。佐藤 れえ子
24腎疾患(腎疾患・腎不全・腎機能不全)腎疾患ごとに、その定義、臨床徴候、病態、診断法、治療法について概説する。佐藤 れえ子
25上部尿路疾患(糸球体腎炎・尿細管間質性腎炎、尿管疾患etc)上部尿路疾患ごとに、その定義、臨床徴候、病態、診断法、治療法について概説する。佐藤 れえ子
26下部尿路疾患(膀胱炎・尿道炎・尿道損傷etc)下部尿路の各疾患の定義、臨床徴候、病態、診断法、治療法について概説する。佐藤 れえ子
27尿石症(腎結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石)各尿石症の定義、臨床徴候、病態、診断法、治療法について概説する。佐藤 れえ子
28尿路感染症(上部尿路感染症・下部尿路感染症)尿路感染症の定義、臨床徴候、病態、診断法、治療法について概説する。佐藤 れえ子
29泌尿器疾患の治療(内科的療法)泌尿器疾患の治療法に関して、総括して、特に内科的療法を詳説する。佐藤 れえ子
30泌尿器疾患の治療(内科的療法)2泌尿器疾患の治療法に関して、総括して、特に内科的療法を詳説する。佐藤 れえ子

到達目標

1)眼科疾患の説明ができる。
2)内分泌疾患の説明ができる。
2)腎・泌尿器疾患の説明ができる。

評価方法

成績の評価は、定期試験期間中に行う試験(100%)に基づいて行う。
次回の授業で、課題の中の特徴的な見解や誤解についてコメントする。

準備学習(予習・復習等)

授業時間以外に必要な学習の時間:60時間
予習:次回の講義の部分について、教科書・資料・参考図書等の該当項目を調べ、自分の意見をまとめ基本的知識を得ておく。
復習:先週の講義内容について、資料・ノートで確認する。

その他注意事等

最先端の臨床知識です。成書などにはまだ掲載されない内容についても説明します。わからないことがあればその場で質問してください。
実務経験の授業への活用方法:臨床経験を踏まえ、実際に遭遇する症例をまじえて解説する。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書自作のプリントを教科書の代用として使い、全員に配布する。
教科書獣医学教育モデル・コア・カリキュラム準拠 眼科学 ㈱インターズー
教科書獣医内科学小動物改訂版獣医内科学アカデミー編文永堂出版
参考書(なし)