Web Syllabus(講義概要)
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獣医臨床病理学
英文名Veterinary Clinical Pathology
科目概要獣医学科4年後期 [金曜日3時限(週1コマ)]、3群科目、必修、講義、1単位(15時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎金井 一享※
講義室B11講義室
備考科目ナンバリング:VV301-GC46

授業の目的

臨床病理学的検査法を理解すると共に臨床病理学的データの正確な掌握と正しい解釈について修得する。

教育内容

臨床病理学の基礎的知識や各疾患に必要な検査項目について説明する。

教育方法

配布資料、パワーポイントと板書を用いて講義や討論形式で進める。
次回の授業で、課題の中の特徴的な見解や誤解についてコメントする。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

〇DP1:生命科学の理解と高い教養及び倫理観の習得
◎DP2:動物の病気の診断・治療・予防に関する知識を持ち、適切に実践できる能力
〇DP6:人獣共通感染症の制圧に寄与する能力

授業内容(シラバス)

項目内容担当者
1臨床病理学の総論獣医臨床病理学総論:臨床病理学的データと検査結果の解釈法金井 一享
2検体の採取と処理生体試料と検体の採取法とその処理金井 一享
3血液検査1赤血球と造血系、白血球の異常を診断するための検査法と解釈金井 一享
4血液検査2血小板や血液凝固系・線溶系の異常を診断するための検査法と解釈金井 一享
5血液検査3血漿・血清蛋白質の異常を診断するための検査法と解釈金井 一享
6免疫学的検査免疫介在性疾患を診断するための検査法と解釈金井 一享
7電解質、酸塩基平衡、血液ガスの検査電解質、酸塩基平衡、血液ガスの異常を診断するための検査方法と解釈金井 一享
8尿・腎・泌尿器系の検査(尿)尿の検査方法と解釈金井 一享
9.尿・腎・泌尿器系の検査(腎)腎機能異常を検査する方法と解釈金井 一享
10消化管、すい臓、肝・胆道系の検査消化管および膵臓の外分泌機能、肝・胆道系の検査法と解釈金井 一享
11内分泌系検査・代謝病の検査代謝性疾患の検査法と解釈金井 一享
12運動器・骨格筋の検査骨格と骨の検査法と解釈金井 一享
13体液・貯留液、皮膚等資料の検査体液、貯留液と皮膚や耳の検査法と解釈金井 一享
14細胞診1検体の種類、採取と塗抹標本の作成法金井 一享
15細胞診2標本の観察法金井 一享
No. 1
項目
臨床病理学の総論
内容
獣医臨床病理学総論:臨床病理学的データと検査結果の解釈法
担当者
金井 一享
No. 2
項目
検体の採取と処理
内容
生体試料と検体の採取法とその処理
担当者
金井 一享
No. 3
項目
血液検査1
内容
赤血球と造血系、白血球の異常を診断するための検査法と解釈
担当者
金井 一享
No. 4
項目
血液検査2
内容
血小板や血液凝固系・線溶系の異常を診断するための検査法と解釈
担当者
金井 一享
No. 5
項目
血液検査3
内容
血漿・血清蛋白質の異常を診断するための検査法と解釈
担当者
金井 一享
No. 6
項目
免疫学的検査
内容
免疫介在性疾患を診断するための検査法と解釈
担当者
金井 一享
No. 7
項目
電解質、酸塩基平衡、血液ガスの検査
内容
電解質、酸塩基平衡、血液ガスの異常を診断するための検査方法と解釈
担当者
金井 一享
No. 8
項目
尿・腎・泌尿器系の検査(尿)
内容
尿の検査方法と解釈
担当者
金井 一享
No. 9
項目
.尿・腎・泌尿器系の検査(腎)
内容
腎機能異常を検査する方法と解釈
担当者
金井 一享
No. 10
項目
消化管、すい臓、肝・胆道系の検査
内容
消化管および膵臓の外分泌機能、肝・胆道系の検査法と解釈
担当者
金井 一享
No. 11
項目
内分泌系検査・代謝病の検査
内容
代謝性疾患の検査法と解釈
担当者
金井 一享
No. 12
項目
運動器・骨格筋の検査
内容
骨格と骨の検査法と解釈
担当者
金井 一享
No. 13
項目
体液・貯留液、皮膚等資料の検査
内容
体液、貯留液と皮膚や耳の検査法と解釈
担当者
金井 一享
No. 14
項目
細胞診1
内容
検体の種類、採取と塗抹標本の作成法
担当者
金井 一享
No. 15
項目
細胞診2
内容
標本の観察法
担当者
金井 一享

到達目標

1)各種検査方法について具体的に説明できる。
2)各種検査方について実施し、測定することができる。
3)実際の検査結果から、疾病を判断できる。

評価方法

成績の評価は、定期試験期間中に行う試験(100%)に基づいて行う。
次回の授業で、課題の中の特徴的な見解や誤解についてコメントする。

準備学習(予習・復習等)

授業時間以外に必要な学習の時間:30時間
予習:次回の講義の部分について、教科書・資料・参考図書等の該当項目を調べ、自分の意見をまとめ基本的知識を得ておく。
復習:先週の講義内容について、資料・ノートで確認する。

その他注意事等

基礎・応用科目(生理、解剖、生化学など)と各疾病の関連性を常に意識すること。
実務経験の授業への活用方法:臨床経験を踏まえ、実際に遭遇する症例をまじえて解説する。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書自作のプリントを教科書の代用として使い、全員に配布する
参考書犬の臨床病理マニュアル 長谷川篤彦・前出吉光インターズー
参考書Small Animal Clinical Diagnosis by Laboratory Methods,4th ed Willard M.D. and Tvedten H,EdsWillard M.D. and Tvedten H,Eds 文永堂出版
教科書
署名
自作のプリントを教科書の代用として使い、全員に配布する
著者・編者
発行所
参考書
署名
犬の臨床病理マニュアル
著者・編者
長谷川篤彦・前出吉光
発行所
インターズー
参考書
署名
Small Animal Clinical Diagnosis by Laboratory Methods,4th ed Willard M.D. and Tvedten H,Eds
著者・編者
Willard M.D. and Tvedten H,Eds
発行所
文永堂出版