英文名 | Veterinary Anatomy Laboratory Ⅱ | |
---|---|---|
科目概要 | 獣医学科2年後期 [火曜日4・5・6時限(週3コマ)]、3群科目、必修、実習、1単位(45時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎吉岡 一機、 杉山 真言、 深沢 英恵 | |
講義室 | 解剖学実習棟、B33実習室、B31講義室 | |
備考 | 科目ナンバリング:VV304-GS23 |
伴侶動物の解剖学的構造をイヌ動物標本に即し理解する。
獣医組織学の基礎を理解する。
イヌの肉眼解剖を実施し、伴侶動物の身体構造を理解する。
組織学の基本となる総論を理解する。
肉眼解剖: 教科書による講義形式の説明の後、グループごとに肉眼解剖を実施する。
組織学総論: 教科書・板書による説明の後、各自で鏡検する。
授業範囲に関連する質問は随時受け付け、質問と回答は全体に示すことでフィードバックを行う。状況に応じWebClass (e-Lerning)を活用する。
◎DP1:生命科学の理解と高い教養及び倫理観の習得
◯DP2:動物の病気の診断・治療・予防に関する知識を持ち、適切に実践できる能力
DP3:食品の安全性の確保と供給に資する能力
DP4:医薬品の開発に寄与する能力
DP5:野生動物の保全に寄与する能力
DP6:人獣共通感染症の制圧に寄与する能力
回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
---|---|---|---|
1 | イヌの骨学実習 | 骨学、関節学 | 杉山 真言 深沢 英恵 吉岡 一機 |
2 | イヌの肉眼解剖学実習1 | 剥皮、体表の筋、前肢帯筋 | 杉山 真言 深沢 英恵 吉岡 一機 |
3 | イヌの肉眼解剖学実習2 | 頚部、胸壁、前肢、 | 杉山 真言 深沢 英恵 吉岡 一機 |
4 | イヌの肉眼解剖学実習3 | 胸腔器官 | 杉山 真言 深沢 英恵 吉岡 一機 |
5 | イヌの肉眼解剖学実習4 | 腹壁、腹腔器官 | 杉山 真言 深沢 英恵 吉岡 一機 |
6 | イヌの肉眼解剖学実習5 | 臀部、後肢、泌尿生殖器 | 杉山 真言 深沢 英恵 吉岡 一機 |
7 | イヌの肉眼解剖学実習6 | 頭部、脱灰 | 杉山 真言 深沢 英恵 吉岡 一機 |
8 | 組織学総論1 | 上皮組織 | 杉山 真言 深沢 英恵 吉岡 一機 |
9 | 組織学総論2 | 腺組織 | 杉山 真言 深沢 英恵 吉岡 一機 |
10 | 組織学総論3 | 結合組織 | 杉山 真言 深沢 英恵 吉岡 一機 |
11 | 組織学総論4 | 支持組織 | 杉山 真言 深沢 英恵 吉岡 一機 |
12 | 組織学総論5 | 筋組織・血管系 | 杉山 真言 深沢 英恵 吉岡 一機 |
13 | 組織学総論6 | 神経系 | 杉山 真言 深沢 英恵 吉岡 一機 |
14 | イヌの肉眼解剖学実習7 | 脳、脊髄 | 杉山 真言 深沢 英恵 吉岡 一機 |
15 | イヌの肉眼解剖のまとめ | 総括・まとめ | 杉山 真言 深沢 英恵 吉岡 一機 |
1) イヌにおける骨と関節の形態を説明できる。
2) イヌの肉学解剖学的特徴を説明できる。
3) イヌの体の構造を理解し、産業動物との相違を比較解剖学的に説明できる。
4) 解剖に用いる器具を適切に使用することができる。
5) 顕微鏡を適切に操作し、組織の基本的構成要素を説明できる。
6) 動物の生命倫理に配慮し、意欲的に実習に参加できる。
1) 定期試験 (90%)
2) 授業態度・口頭試問 (10%)
電子デバイスの不適切な利用(肖像権、著作権等を侵害する行為)、動物実験倫理に反する行為は欠格条件とする。
[授業時間外に必要な学習の時間:2時間]
「予習」 各回の授業内容に関連する箇所をwebclass上の資料、教科書および参考書を読み、概要を理解する。
「復習」実習時のメモや講義を参考にし、各回の授業内容に関連する箇所を復習する。
遺体に対し敬意を持って臨むこと。解剖時における電子デバイスの使用を禁ずる。
コロナウイルス感染症の影響等により授業形態が変更したり、その他の理由により日程が変更する場合がある。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 犬の解剖カラーリングアトラス | 日本獣医解剖学会 | 学窓社 |
教科書 | 獣医組織学 第八版 | 日本獣医解剖学会 | 学窓社 |
参考書 | Evans and Lahunta 犬の解剖 | 尼崎 肇 | ファームプレス |