英文名 | Teaching Method of Agriculture Education Ⅱ | |
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科目概要 | 生物環境科学科3年後期 [金曜日1時限(週1コマ)]、教職課程科目、必修、講義、2単位(30時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎斗沢 一雄 (※) | |
講義室 | 841講義室 | |
備考 | 科目ナンバリング:VE601-TC35 |
科目 | 各教科の指導法(高等学校 農業) |
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各科目に含めることが必要な事項 |
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施行規則に定める科目区分 |
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当該教科における教育目標、育成を目指す資質・能力を理解し、学習指導要領に示された当該教科の学習内容について背景となる学問領域と関連させて理解を深めるとともに、様々な学習指導理論を踏まえて具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身に付ける。
高等学校における農業教育の目標を理解し、具体的な授業を想定した学習指導案の作成等、授業設計を行う方法を身に付ける。また、自信ある授業が展開できるよう模擬授業を実施し、授業改善の視点を身に付ける。
講義は、自作プリントを基にパワーポイントで視覚に訴える方法をとり、講義終了の際には、必ず質問を受付け講義内容の定着を図っている。また、試験やレポートの状況を示し確実な知識定着を促す。自分の得意とする専門科目を中心にシラバスの作成や年間指導計画を作成する。さらには、授業、実験・実習のバランスのとれた自信ある授業を展開し、専門学科教師としての自覚と自信を持つことができる。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 |
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1 | 農業教育の展望 | 農業教育から未来社会に生きる人間の育成、教科の目標、主な内容並びに全体構造 | 斗沢 一雄 | 9/22① |
2 | 農業教育の評価と農業教科書 | 農業教育評価の定義や性質、望ましい活用、農業教科書の二面性と使用の義務、教材の効果的活用法 | 斗沢 一雄 | 9/29① |
3 | 科目「農業と環境」の指導法 | 科目「農業と環境」の設置された背景、望ましい指導法の在り方、授業設計の向上 | 斗沢 一雄 | 10/13① |
4 | 科目「課題研究」の指導法 | 科目「課題研究」の設置された背景、望ましい指導法の在り方、授業設計の向上 | 斗沢 一雄 | 10/20① |
5 | 教育課程編成の手順 | 農業高校における教育課程の編成と手順、生徒の実態を視野に入れた授業設計 | 斗沢 一雄 | 10/27① |
6 | 演習 教育課程の編集 | 農業教科での授業を想定した授業設計、農業高校における教育課程の編集・演習 | 斗沢 一雄 | 11/8① |
7 | 農業教科での学習指導の在り方 | 模擬授業を展開するに当たって「授業」の基本を理解、情報機器及び教材の効果的活用 | 斗沢 一雄 | 11/10① |
8 | 農業科目のシラバスの作成 | 農業科目のシラバスの作成、学習指導案の構成 | 斗沢 一雄 | 11/17① |
9 | 演習 年間学習指導計画の作成 | 農業科目の年間学習指導計画の作成、学習指導案の構成 | 斗沢 一雄 | 11/24① |
10 | 演習 学習指導案の作成 1 | 学習指導案の構成を理解、授業設計と学習指導案の作成 | 斗沢 一雄 | 12/1① |
11 | 演習 学習指導案の作成 2 | 模擬授業を想定した授業設計、学習指導案の作成 | 斗沢 一雄 | 12/8① |
12 | 演習 模擬授業の展開 1 | 模擬授業の構成と展開、指導助言 | 斗沢 一雄 | 12/15① |
13 | 演習 模擬授業の展開 2 | 模擬授業の実施と反省、指導助言 | 斗沢 一雄 | 12/22① |
14 | 諸演習のまとめと反省 | 授業改善の視点、模擬授業への助言・指導 | 斗沢 一雄 | 12/25① |
1)学習指導要領における当該教科の目標及び主な内容並びに全体構造を理解している。
2)個別の学習内容について指導上の留意点を理解している。
3)当該教科の学習評価の考え方を理解している。
4)当該教科と背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用することができる。
5)発展的な学習内容について探求し、学習指導への位置付けを考察することができる。
6)生徒の認識や思考、学力などの実態を視野に入れた授業設計の重要性を理解している。
7)当該教科の特性に応じた情報機器及び教材の効果的な活用法を理解し、授業設計に活用することができる。
8)学習指導案の構成を理解し、具体的な授業を想定した授業設計と学習指導案を作成することができる。
9)模擬授業の実施とその振り返りを通して、授業改善の視野を身に付けている。
10)当該教科における実践研究の動向を知り、授業設計の向上に取り組むことができる。
ペーパーテスト(70%)、レポート及び提出物(20%)、授業に向かう積極性等(10%)の総合評価
【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】
予習:演習や実習が中心になるので、事前に配布された資料を参考に課題に取り組み疑問点を明らかにしておくと演習も実のあるものになると思う。また、模擬授業では教材研究を十分にしておくことが大切。
復習:講義後は、配布資料の整理と確認により、講義内容の定着を図れるようにする。
実務経験の授業への活用方法:授業での基礎的な知識を実践へ応用すべく、教科理解に関する指導法についても深める。
また、教職に就く者としての自覚を持ち指導力の向上に努めてもらいたい。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 高等学校学習指導要領解説 農業編 | 文部科学省 | 海文堂出版 |
教科書 | 高校教科書「農業と環境」 | 塩谷哲夫 | 実教出版 |
参考書 | (なし) |