Web Syllabus(講義概要)
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大動物参加型臨床実習Ⅰ
英文名Practice-Based Large Animal Clerkship Ⅰ
科目概要獣医学科6年前期 [集中]、3群科目、選択、実習、1単位(45時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎菊池 元宏 (※)高橋 史昭 (※)前田 洋佑 (※)菅野 智裕 (※)佐藤 将伍 (※)坂口 実 (※)三浦 弘 (※)川口 博明 (※)朴 天鎬 (※)安藤 亮 (※)日下 裕美 参加型臨床実習担当非常勤講師 (※)担当者全員
講義室
備考科目ナンバリング:VV304-GC67

授業の目的

斉一科目で習得した大動物臨床科目の知識と技術を確実なものとし、診断未知の症例の診察を通して、学生が症例の解析を行い、問題解決型の思考過程を体験的に習得させる。学内または学外の臨床実習を通して、産業動物臨床獣医師あるいは公務員獣医師として必要な診断力、治療法を学ぶことで、実際の臨床例に対しての実践・応用できる力を充実させる。また、体験した症例について既報告を参照し考察することで、科学的アプローチに関する理解力を深めさせる。

教育内容

学内においては、実際に附属大動物病院に搬入された患畜について、一連の診療行為を経験し、稟告、検査、採材、治療方針、処置、手術および看護ケア等を体験し理解する。学外においては主に大動物診療施設の非常勤講師の指導の下、往診を中心として一連の診療行為を経験する。

教育方法

実際の入院および往診家畜に関して、獣医療行為を大学教員または、実習先の非常勤講師の管理下で体験・理解する。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

◎DP3:獣医学・獣医療の専門知識と技能、◎DP4:動物の病気の診断・治療・予防等に関連する。

授業内容(シラバス)

項目内容担当者
1臨床実習患畜および提供された患畜を用いて実習する。動物の保定、一般身体検査、血液検査、画像診断法、各種手術法、各種投薬法の習得。科学的な診断アプローチや治療法の選択、文献の検索。剖検症例については臨床・病理双方向から症例検討し、病態の本質を把握する。担当者全員
2担当者全員
3担当者全員
4担当者全員
5担当者全員
6担当者全員
7担当者全員
8担当者全員
9担当者全員
10担当者全員
11担当者全員
12担当者全員
13担当者全員
14チェックリスト、レポートあるいは症例報告書提出担当者全員
15症例報告会症例報告会でプレゼンテーション(質疑・応答)担当者全員
No. 1
項目
臨床実習
内容
患畜および提供された患畜を用いて実習する。動物の保定、一般身体検査、血液検査、画像診断法、各種手術法、各種投薬法の習得。科学的な診断アプローチや治療法の選択、文献の検索。剖検症例については臨床・病理双方向から症例検討し、病態の本質を把握する。
担当者
担当者全員
No. 2
項目
内容
担当者
担当者全員
No. 3
項目
内容
担当者
担当者全員
No. 4
項目
内容
担当者
担当者全員
No. 5
項目
内容
担当者
担当者全員
No. 6
項目
内容
担当者
担当者全員
No. 7
項目
内容
担当者
担当者全員
No. 8
項目
内容
担当者
担当者全員
No. 9
項目
内容
担当者
担当者全員
No. 10
項目
内容
担当者
担当者全員
No. 11
項目
内容
担当者
担当者全員
No. 12
項目
内容
担当者
担当者全員
No. 13
項目
内容
担当者
担当者全員
No. 14
項目
内容
チェックリスト、レポートあるいは症例報告書提出
担当者
担当者全員
No. 15
項目
症例報告会
内容
症例報告会でプレゼンテーション(質疑・応答)
担当者
担当者全員

到達目標

産業動物の臨床診断技術と治療法を習得できる。疾病発生の原因究明などを通して症例報告などをまとめることができる。

評価方法

学外で非常勤講師の指導の下で行う実習においては、チェックリスト、終了報告書、レポートによる臨床実習評価と、定期試験による臨床知識に関する評価を行う。評価割合[チェックリスト10%、終了報告書20%、レポート35%、定期試験35%]
学内の実習においては提出されたチェックリストおよび症例報告書および症例発表(プレゼンテーション)による臨床実習評価と、定期試験による臨床知識に関する評価を行う。評価割合[チェックリスト10%、症例報告書20%、症例発表35%、定期試験35%]
なお、学生へのフィードバックはレポートおよび症例報告諸作過程での教員の指導および症例発表における質疑応答や意見交換の中で行われる。

準備学習(予習・復習等)

【授業時間外に必要な学習の時間:6時間】
予習:あらかじめ、内科学教科書の一般身体検査、血液検査、画像診断を読んで習得する。
復習:実際に遭遇した症例について、類症鑑別、診断法、治療法について、獣医内科学教科書あるいは臨床獣医、文献などを読み、知識を深め、症例報告をまとめる。

その他注意事等

実習に際しては、診療にふさわしい活動的かつ衛生的服装をするとともに、ディスポーザブルのゴム手袋、マスクを着用し、長くつの消毒を徹底して動物から人への感染、診療を介した感染拡大を防止する。
実務経験の授業への活用法:学内における実習においては、大動物診療センターで診療を担当している教員が基本的な獣医医療技術の指導にあたると共に、診断未知の症例の診察を通して疾病に対する科学的な診断アプローチや治療法の選択等を指導する。提供された患畜の一部については病理学的検査を行い、その解釈について病理学研究室の教員が説明にあたる。学外の実習においては、NOSAI獣医師あるいは大動物開業獣医師が診療に随行させ、いわゆるベッドサイド教育を実施する。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書獣医内科学(第2版)猪熊 壽ほか文永堂
参考書主要症状を基礎にした牛の臨床前出吉光、小岩政照 監修DAIRYMAN
参考書コアカリ 産業動物臨床学コアカリ獣医内科学(産業動物臨床学)編集委員会編文永堂出版
教科書
署名
獣医内科学(第2版)
著者・編者
猪熊 壽ほか
発行所
文永堂
参考書
署名
主要症状を基礎にした牛の臨床
著者・編者
前出吉光、小岩政照 監修
発行所
DAIRYMAN
参考書
署名
コアカリ 産業動物臨床学
著者・編者
コアカリ獣医内科学(産業動物臨床学)編集委員会編
発行所
文永堂出版