英文名 | Special Studies in Animal Hygiene | |
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科目概要 | 動物資源科学専攻(博士後期課程)1年次前期、選択、講義、2単位(30時間) 動物資源科学専攻(博士後期課程)2年次前期、選択、講義、2単位(30時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎未定 | |
講義室 | 本館A棟5階共用セミナー室(A54) | |
備考 | 動物資源科学専攻(博士後期課程)関連科目 1年次または2年次にて履修する |
安全な畜産物を提供するために健康な家畜を生産することを目的とした動物予防科学のひとつとして動物感染予防学がある。それを理解し、生産現場において安全な畜産食品の提供が出来るように応用・実践可能な知識・技術を身に付ける。
動物感染予防学特論では、家畜の伝染性疾病について概説し、その発生予防とまん延防止の方法について教授します。急性から慢性に至る症状を呈する各種疾病による家畜の損耗防止により、畜産農家の経営の健全化と畜産の振興を目指します。これにより健康な家畜を飼養することにより安全・安心な畜産物を消費者に安定的に供給することにつながることを、確認します。
講義形式。テーマを与え、それぞれの考えをプレゼンし、出席者との意見交換により、理解を深める。
〇A:コミュニケーション能力
◎B:家畜伝染病予防に関する知識・技術
〇C:主体性をもって学ぶ力
学年 | 回/1.5h | 項目 | 内容 |
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1年 | 1回 | 家畜感染症のトピックス | 乳牛の急性・慢性感染症の原因とその予防法(1) |
2回 | 家畜感染症のトピックス | 乳牛の急性・慢性感染症の原因とその予防法(2) | |
3回 | 家畜感染症のトピックス | 乳牛の急性・慢性感染症の原因とその予防法(3) | |
4回 | 家畜感染症のトピックス | 肉牛の急性・慢性感染症の原因とその予防法(1) | |
5回 | 家畜感染症のトピックス | 肉牛の急性・慢性感染症の原因とその予防法(2) | |
6回 | 家畜感染症のトピックス | 肉牛の急性・慢性感染症の原因とその予防法(3) | |
7回 | 家畜感染症のトピックス | 豚の急性・慢性感染症の原因とその予防法(1) | |
8回 | 家畜感染症のトピックス | 豚の急性・慢性感染症の原因とその予防法(2) | |
9回 | 家畜感染症のトピックス | 豚の急性・慢性感染症の原因とその予防法(3) | |
10回 | 家畜感染症のトピックス | 採卵鶏・ブロイラーの急性・慢性感染症とその予防法(1) | |
11回 | 家畜感染症のトピックス | 採卵鶏・ブロイラーの急性・慢性感染症とその予防法(2) | |
12回 | 家畜感染症のトピックス | 採卵鶏・ブロイラーの急性・慢性感染症とその予防法(3) | |
13回 | 海外悪性伝染病のトピックス | 海外悪性伝染病の現状とわが国への侵入に対する危機管理対策(1) | |
14回 | 海外悪性伝染病のトピックス | 海外悪性伝染病の現状とわが国への侵入に対する危機管理対策(2) | |
15回 | 海外悪性伝染病のトピックス | 海外悪性伝染病の現状とわが国への侵入に対する危機管理対策(3) | |
16回 | 海外悪性伝染病のトピックス | 海外悪性伝染病の現状とわが国への侵入に対する危機管理対策(4) | |
17回 | 予防衛生論 | 個体管理並びに集団予防衛生管理理論(1) | |
18回 | 予防衛生論 | 個体管理並びに集団予防衛生管理理論(2) | |
19回 | 予防衛生論 | 個体管理並びに集団予防衛生管理理論(3) | |
20回 | まとめ | 講義内容について理解度を確認する。 |
家畜生産現場における各種感染症の問題を理解し、応用・実践できる知識と技術を身に付けることができる。
レポート並びに、学生のプレゼンテーションとその質疑応答を評価する。その判定指標は、思考力、発表・表現・伝達力、学習に取り組む姿勢・意欲、知識が十分に備わっているかなど。特に積極的な参加は加点対象とする。
<予習>次回の授業範囲を予習し、概要を理解しておくこと。
<復習>授業後に、当日の授業で扱ったテーマの中から問題点を考察としてまとめ、レポートとすること。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 農水省家畜衛生週報のホームページ | ||
参考書 | 動物の感染症(第4版 近代出版) |