Web Syllabus(講義概要)
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動物生態学
英文名Animal Ecology
科目概要生物環境科学科2年後期 [金曜日3時限(週1コマ)]、3群科目、必修、講義、2単位(30時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎岡田 あゆみ
講義室821講義室
備考科目ナンバリング:VE301-EE26
JABEE認定プログラム履修の手引き(表3・14)との関連B

授業の目的

生態系の保全を行う上で、動物の分類や生態の多様性に関する科学的知識は必須である。この講義では無脊椎動物を含む動物の進化や多様性、動物生態学の基礎となる概念と理論を学び、より専門的な科目を学ぶ上で必要となる動物生態学の基礎を身につける。

教育内容

無脊椎動物から哺乳類まで、動物系統分類の基礎を説明する。動物の社会や行動など動物生態学の基礎となる概念と理論を説明する。

教育方法

パワーポイントによる講義、課題。フィードバックとして試験解説を行う。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

◎豊かな人間性
◎環境科学に関する知識と教養・倫理観
◎生態系機能の解明と理解
◯環境資源の維持と修復
◯環境保全に関する社会の要請に応える能力

授業内容(シラバス)

項目内容担当者日時
1講義内容の概略講義内容の概略の説明。進化の基礎。最適戦略。岡田 あゆみ
9/25③
2系統分類の基礎I分類階級。種の定義。命名規約。標本。岡田 あゆみ
10/2③
3系統分類の基礎II生物の3ドメイン。原生生物、植物、菌類の多様性。動物の多様性の概略。岡田 あゆみ
10/9③
4無脊椎動物の系統分類I無脊椎動物の系統分類の概要。ボディープラン。岡田 あゆみ
10/16③
5無脊椎動物の系統分類II無脊椎動物の系統分類の概要。分子系統。10/23③
6脊椎動物の系統分類と社会I魚類の系統分類と社会。岡田 あゆみ
10/30③
7脊椎動物の系統分類と社会II両生類、爬虫類の系統分類と社会。岡田 あゆみ
11/6③
8脊椎動物の系統分類と社会III鳥類の形態・生理的特徴、系統分類、社会。岡田 あゆみ
11/13③
9脊椎動物の系統分類と社会IV哺乳類の形態・生理的特徴、系統分類、社会岡田 あゆみ
11/20③
10性の存在意義性の存在意義と戦略の違い、性淘汰、性的二型。岡田 あゆみ
11/27③
11養育行動の進化養育行動の意義。鳥類と哺乳類の養育行動。岡田 あゆみ
12/4③
12生活史戦略r-K戦略岡田 あゆみ
12/11③
13社会関係社会性動物の進化と多様性岡田 あゆみ
12/18③
14個体群と個体個体群動態、個体群成長のモデル、密度効果岡田 あゆみ
12/25③
No. 1
項目
講義内容の概略
内容
講義内容の概略の説明。進化の基礎。最適戦略。
担当者
岡田 あゆみ
日時
9/25③
No. 2
項目
系統分類の基礎I
内容
分類階級。種の定義。命名規約。標本。
担当者
岡田 あゆみ
日時
10/2③
No. 3
項目
系統分類の基礎II
内容
生物の3ドメイン。原生生物、植物、菌類の多様性。動物の多様性の概略。
担当者
岡田 あゆみ
日時
10/9③
No. 4
項目
無脊椎動物の系統分類I
内容
無脊椎動物の系統分類の概要。ボディープラン。
担当者
岡田 あゆみ
日時
10/16③
No. 5
項目
無脊椎動物の系統分類II
内容
無脊椎動物の系統分類の概要。分子系統。
担当者
日時
10/23③
No. 6
項目
脊椎動物の系統分類と社会I
内容
魚類の系統分類と社会。
担当者
岡田 あゆみ
日時
10/30③
No. 7
項目
脊椎動物の系統分類と社会II
内容
両生類、爬虫類の系統分類と社会。
担当者
岡田 あゆみ
日時
11/6③
No. 8
項目
脊椎動物の系統分類と社会III
内容
鳥類の形態・生理的特徴、系統分類、社会。
担当者
岡田 あゆみ
日時
11/13③
No. 9
項目
脊椎動物の系統分類と社会IV
内容
哺乳類の形態・生理的特徴、系統分類、社会
担当者
岡田 あゆみ
日時
11/20③
No. 10
項目
性の存在意義
内容
性の存在意義と戦略の違い、性淘汰、性的二型。
担当者
岡田 あゆみ
日時
11/27③
No. 11
項目
養育行動の進化
内容
養育行動の意義。鳥類と哺乳類の養育行動。
担当者
岡田 あゆみ
日時
12/4③
No. 12
項目
生活史戦略
内容
r-K戦略
担当者
岡田 あゆみ
日時
12/11③
No. 13
項目
社会関係
内容
社会性動物の進化と多様性
担当者
岡田 あゆみ
日時
12/18③
No. 14
項目
個体群と個体
内容
個体群動態、個体群成長のモデル、密度効果
担当者
岡田 あゆみ
日時
12/25③

到達目標

専門科目を学ぶ上で必要な動物の系統分類の基礎と生態学の基礎理論を理解し説明できるようになる。

評価方法

課題(30%)、定期試験(70%)により評価する。

準備学習(予習・復習等)

【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】
予習:配布プリントの該当箇所を事前に熟読しておくこと。
復習:ウェブ上に公開している練習問題に取り組むこと。課題を期限までに提出すること。

その他注意事等

興味を持って積極的に授業に参加して下さい。
【オフィスアワー】電話(0176-24-4371 内線472)、メール(okada@vmas.kitasato-u.ac.jp)で事前に連絡されることを推奨します。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書なし
参考書「キャンベル生物学」 Campbell, Reece著 丸善株式会社
参考書「動物たちの世界」P. ホランド著東京化学同人
参考書「動物の世界」 三浦慎悟監修 新星出版社
教科書
署名
なし
著者・編者
発行所
参考書
署名
「キャンベル生物学」 
著者・編者
Campbell, Reece著 
発行所
丸善株式会社
参考書
署名
「動物たちの世界」
著者・編者
P. ホランド著
発行所
東京化学同人
参考書
署名
「動物の世界」 
著者・編者
三浦慎悟監修 
発行所
新星出版社