Web Syllabus(講義概要)
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狩猟学
英文名Science of Hunting
科目概要生物環境科学科3年後期 [木曜日1時限(週1コマ)]、3群科目、必修、講義、2単位(30時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎進藤 順治 (※)石名坂 豪 (※)関川 明 (※)
講義室841講義室
備考科目ナンバリング:VE301-EE25
JABEE認定プログラム履修の手引き(表3・14)との関連B

授業の目的

日本における狩猟の歴史・文化や現在の問題点を理解し、野生動物の保全を行うために必要な野生動物管理の手法を狩猟という技術を用い理論的な構築を修得する。

教育内容

狩猟学は、狩猟の歴史、狩猟免許制度、狩猟を用いた野生動物管理について講義する。

教育方法

パワーポイントと配布資料を用いた講義形式と実際のワナを用いた実技を取り入れる。フィードバックとして試験解説を行う。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

 ①豊かな人間性
〇②環境科学に関する知識と教養・倫理観
〇③生態系機能の解明と理解
 ④環境資源の維持と修復
〇⑤環境保全に関する社会の要請に応える能力

授業内容(シラバス)

項目内容担当者日時
1狩猟について狩猟と狩猟の歴史狩猟の社会背景進藤 順治
2獣害問題日本国内における獣害と農村の獣害対策の取り組みについて進藤 順治
3狩猟の基礎知識猟具、狩猟鳥獣の知識試験に関する内容関川 明
4狩猟道具の知識猟に用いる道具、ワナの種類や設置方法について関川 明
5猟具と捕獲技術捕獲に用いる道具の紹介(空気銃、散弾銃およびライフル銃)関川 明
6狩猟免許制度について狩猟免許取得に関する法令と申請方法について関川 明
7狩猟免許の技能試験について鳥獣判定のポイントと猟具の取り扱い関川 明
8狩猟免許試験制度と演習狩猟免許制度と問題演習と解説関川 明
9狩猟を用いた野生動物の保全日本における野生動物管理の実態と北海道の実例の紹介石名坂 豪
その他
10狩猟を用いた野生動物の保全野生鳥獣の捕獲に関係する法令について(鳥獣保護管理法、銃刀法・火取法などなど)石名坂 豪
その他
11猟具と捕獲技術保全管理のための捕獲に用いる道具の紹介とその使用法等について石名坂 豪
その他
12専門的捕獲技術者について野生動物の個体群管理と専門的・職能的捕獲技術者のニーズ石名坂 豪
その他
13知床におけるエゾジカ管理の実例知床半島エゾシカ管理計画、世界遺産地域内外のエゾジカ捕獲事業石名坂 豪
その他
14知床におけるヒグマ管理の実例ヒグマと人との軋轢の歴史から現在の問題、知床半島でのヒグマ管理計画とその運用現場石名坂 豪
その他
No. 1
項目
狩猟について
内容
狩猟と狩猟の歴史狩猟の社会背景
担当者
進藤 順治
日時
No. 2
項目
獣害問題
内容
日本国内における獣害と農村の獣害対策の取り組みについて
担当者
進藤 順治
日時
No. 3
項目
狩猟の基礎知識
内容
猟具、狩猟鳥獣の知識試験に関する内容
担当者
関川 明
日時
No. 4
項目
狩猟道具の知識
内容
猟に用いる道具、ワナの種類や設置方法について
担当者
関川 明
日時
No. 5
項目
猟具と捕獲技術
内容
捕獲に用いる道具の紹介(空気銃、散弾銃およびライフル銃)
担当者
関川 明
日時
No. 6
項目
狩猟免許制度について
内容
狩猟免許取得に関する法令と申請方法について
担当者
関川 明
日時
No. 7
項目
狩猟免許の技能試験について
内容
鳥獣判定のポイントと猟具の取り扱い
担当者
関川 明
日時
No. 8
項目
狩猟免許試験制度と演習
内容
狩猟免許制度と問題演習と解説
担当者
関川 明
日時
No. 9
項目
狩猟を用いた野生動物の保全
内容
日本における野生動物管理の実態と北海道の実例の紹介
担当者
石名坂 豪
日時
その他
No. 10
項目
狩猟を用いた野生動物の保全
内容
野生鳥獣の捕獲に関係する法令について(鳥獣保護管理法、銃刀法・火取法などなど)
担当者
石名坂 豪
日時
その他
No. 11
項目
猟具と捕獲技術
内容
保全管理のための捕獲に用いる道具の紹介とその使用法等について
担当者
石名坂 豪
日時
その他
No. 12
項目
専門的捕獲技術者について
内容
野生動物の個体群管理と専門的・職能的捕獲技術者のニーズ
担当者
石名坂 豪
日時
その他
No. 13
項目
知床におけるエゾジカ管理の実例
内容
知床半島エゾシカ管理計画、世界遺産地域内外のエゾジカ捕獲事業
担当者
石名坂 豪
日時
その他
No. 14
項目
知床におけるヒグマ管理の実例
内容
ヒグマと人との軋轢の歴史から現在の問題、知床半島でのヒグマ管理計画とその運用現場
担当者
石名坂 豪
日時
その他

到達目標

日本における狩猟の歴史・文化など人間生活との関わりを理解することができる。 (知識・技術)
狩猟に関する技術について説明できる。(知識・技能)
生物多様性の保全を行うための狩猟の役割を説明できる。(思考・判断)
狩猟に関わる動物種について判断することができる。(関心・意欲・態度)

評価方法

レポート50点と試験50点の合計100点で評価する。
授業中に狩猟免許に関する練習問題を出題し、模範解答を配布する。

準備学習(予習・復習等)

【授業時間外に必要な学習時間:60時間】
予習:狩猟学の内容が野生動物学や動物生態学が基礎のなるため、各項目に該当する内容をもう一度確認し講義を受けること。
復習:講義内容について狩猟免許試験の練習問題等を行うこと。

その他注意事等

非常勤講師の場合、オフィスアワーは授業終了時に対応
狩猟免許を受験し、狩猟免許を取得しましょう。
実務経験の授業への活用方法:狩猟経験を踏まえ、狩猟の道具や実際の狩猟映像などから狩猟について理解を深める。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書狩猟読本 野生生物保護行政研究会監修大日本猟友会
参考書野生動物管理のための狩猟学 梶光一、伊吾田宏正、鈴木正嗣 朝倉書店
教科書
署名
狩猟読本 
著者・編者
野生生物保護行政研究会監修
発行所
大日本猟友会
参考書
署名
野生動物管理のための狩猟学 
著者・編者
梶光一、伊吾田宏正、鈴木正嗣 
発行所
朝倉書店