英文名 | Construction Materials | |
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科目概要 | 生物環境科学科3年前期 [集中]、3群科目、選択、講義、2単位(30時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎鈴木 哲也 | |
講義室 | 841講義室 | |
備考 | 科目ナンバリング:VE301-RS38 | |
JABEE認定プログラム履修の手引き(表3・14)との関連 | E |
食料生産に必要な基盤施設の建設方法とその構築材料について理解することを目的とする。具体的には,食料生産に関わる基盤施設とはどのようなものであるかを実例によって理解する。そのことを前提に、環境保全を考慮した建設計画・設計方法を講述する。具体的事例では、水資源施設を取り上げ、建設に要する基礎的技術を知り、建設すべきか否かを議論するために必要な自然との調和や維持管理に必要な条件を考え、建設と環境のバランスを総合的に論じられる能力を修得することを目指す。達成目標:①水資源システムの構成と役割、②建設材料の特性と非破壊検査および③基盤施設の環境との調和とその構築法を修得し、説明できることを達成目標とする。
建設材料学の基礎を中心に講義する。
① 板書と視聴覚メディアを活用し,講義形式で進める。
② 試験に関するフィードバック方法:試験後,模範解答を配布する。
日本技術者教育認定機構(JABEE)・技術者教育プログラムの認定に必須の科目である。
〇生態系機能の解明と理解,〇環境資源の維持と修復,◎環境保全に関する社会の要請に応える能力
回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
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1 | 総説(1) | 「食料生産に関わる基盤施設の構築と地球環境問題」について講述する。 | 鈴木 哲也 |
2 | 総説(2)盤施設の各種施工法] | 食料生産に関わる基盤施設の構築方法を概説する。 | 鈴木 哲也 |
3 | 総説(3)[建設材料の特性] | 基盤施設に用いられる建設材料の種類と特性について概説する。 | 鈴木 哲也 |
4 | 建設材料(1)[延性材料] | 金属を中心に延性材料の特性を講述する。 | 鈴木 哲也 |
5 | 建設材料(2)[脆性材料] | セメント材を中心に脆性材料の特性を講述する。 | 鈴木 哲也 |
6 | 建設材料(3)[品質評価] | 建設材料の試験法と規格を講述する。 | 鈴木 哲也 |
7 | 建設材料(4)[材料劣化現象] | 建設材料の劣化現象の種類とその非破壊検査法を講述する。 | 鈴木 哲也 |
8 | 事例研究 | 実際の構造物の劣化現象を紹介し、基盤施設の保全・更新方法を講述する。 | 鈴木 哲也 |
9 | 施工(1)[基礎工] | 基盤施設を構築する際に行われる基礎工(地盤工を含む)について講述する。 | 鈴木 哲也 |
10 | 施工(2)[コンクリート工] | コンクリート工について講述する。 | 鈴木 哲也 |
11 | 施工(3)[工程管理] | 基盤施設の構築プロセスでの工程管理方法について講述する。 | 鈴木 哲也 |
12 | 施工(4)[施工計画] | 工程管理を踏まえた施工計画について講述する。 | 鈴木 哲也 |
13 | 事例研究 | 歴史的建造物の保全・再生事例を取り上げ、建設施工技術の現状と課題を講述する。 | 鈴木 哲也 |
14 | まとめ:環境マテリアル・施工学の今後 | 第1回~13回の講義内容を概観し、今日残されている環境マテリアル・施工学関連の技術的課題を概説する。 | 鈴木 哲也 |
① 建設材料に関する基礎的事項が説明できる。
② 適切な材料設計法と試験法を選択できる。
③ 環境保全に資する建設材料の種類と特性を理解している。
④ 材料を含めた構造物の各種施工法が理解している。
③ 工事の積算と管理、ネットワークプランニングの基礎的知識を理解できる。
学期末試験(100点満点)により評価する。
【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】
予習:それぞれの講義終了時に、次回の講義内容を知らせるので、その内容について教科書などで予習する。
復習:予習内容には既に終了した講義内容を前提としたもであることから、復習を含めた総合的な学びが必要である。
① 各種材料施工方法・システム・管理などの理解を深めてほしい。ビデオ・スライドで理解の補助効果を高める。また資格取得にも役立ててほしい。
② 質問などは授業後の時間を活用してください。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『建設材料』 | 中嶋清実(著) | コロナ社 |
参考書 | 『社会基盤メンテナンス工学』 | 土木学会メンテナンス工学連合小委員会(編著) | 東京大学出版会 |
参考書 | 『機能保全における性能設計入門』 | 農業農村工学会 |