英文名 | Teaching Method of Agriculture Education Ⅰ | |
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科目概要 | 生物環境科学科3年前期 [金曜日1時限(週1コマ)]、教職課程科目、必修、講義、2単位(30時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎斗沢 一雄 (※) | |
講義室 | 841講義室 | |
備考 | 科目ナンバリング:VE601-TC34 |
科目 | 各教科の指導法(高等学校 農業) |
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各科目に含めることが必要な事項 |
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施行規則に定める科目区分 |
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当該教科における教育目標、育成を目指す資質・能力を理解し、学習指導要領に示された当該教科の学習内容について背景となる学問領域と関連させて理解を深めるとともに、様々な学習指導理論を踏まえて具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身に付ける。
農業教育の現状を把握するとともに、学習指導要領における農業教科の目標や内容を理解する。また、日本の農業政策や現状を及び農業教育に配慮した教育課程を編成し、それに沿って授業が展開できるよう基礎的な知識を習得する。
講義は、自作プリントを基にパワーポイントで視覚に訴える方法をとり、講義終了の際には、必ず質問を受付け講義内容の定着を図っている。また、試験やレポートの状況を示し確実な知識定着を促す。さらには日本の農業教育の変遷や現状等の基礎的な学習指導理論を理解し、教育課程の編成ができるなど、具体的な授業を想定した授業設計・展開を行う方法を身につける。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 |
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1 | 農業高校の在り方と活性化 1 | 農業高校の現状と課題、農業教育の意義と目標、農業学習及び農業高校の特色 | 斗沢 一雄 | 4/2① |
2 | 農業高校の在り方と活性化 2 | 農業高校の役割、農業高校の活性化、農業学習の指導上の留意点 | 斗沢 一雄 | 4/9① |
3 | 農業教育新時代 | 農業及び農業関連産業の変化、農業教育の現状と課題、農業教育の将来像 | 斗沢 一雄 | 4/16① |
4 | 高等学校農業教育の変遷 1 | 新制高等学校の発足と農業教育、農業教科と学問領域との関係 | 斗沢 一雄 | 4/23① |
5 | 高等学校農業教育の変遷 2 | 経済復興と農業教育、農業教科の学習指導の位置づけ | 斗沢 一雄 | 4/30① |
6 | 高等学校農業教育の変遷 3 | 農業の近代化と農業教育 | 斗沢 一雄 | 5/7① |
7 | 高等学校農業教育の変遷 4 | 職業教育の多様化と農業教育 | 斗沢 一雄 | 5/14① |
8 | 高等学校農業教育の変遷 5 | ゆとりと生きる力の教育、農業教育の変遷と教材への活用 | 斗沢 一雄 | 5/21① |
9 | 高等学校学習指導要領 1 | 改訂の経緯、要点、総則 | 斗沢 一雄 | 5/28① |
10 | 高等学校学習指導要領 2 | 教育課程の基準 | 斗沢 一雄 | 6/4① |
11 | 高等学校学習指導要領 農業 1 | 学習指導要領における農業教科の目標、主な内容、全体構造、農業教科の学習評価 | 斗沢 一雄 | 6/11① |
12 | 高等学校学習指導要領 農業 2 | 科目「農業と環境」「課題研究」等の指導と授業設計への活用 | 斗沢 一雄 | 6/18① |
13 | 教育課程編成の手順 | 教育課程の編成と手順、生徒の実態を視野に入れた授業設計 | 斗沢 一雄 | 6/25① |
14 | 演習 教育課程の編成 | 農業授業を想定した授業設計と教育課程の編成 | 斗沢 一雄 | 7/2① |
1)学習指導要領における当該教科の目標及び主な内容並びに全体構造を理解している。
2)個別の学習内容について指導上の留意点を理解している。
3)当該教科の学習評価の考え方を理解している。
4)当該教科と背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用することができる。
5)発展的な学習内容について探求し、学習指導への位置付けを考察することができる。
6)生徒の認識や思考、学力などの実態を視野に入れた授業設計の重要性を理解している。
7)当該教科の特性に応じた情報機器及び教材の効果的な活用法を理解し、授業設計に活用することができる。
8)学習指導案の構成を理解し、具体的な授業を想定した授業設計と学習指導案を作成することができる。
9)模擬授業の実施とその振り返りを通して、授業改善の視野を身に付けている。
10)当該教科における実践研究の動向を知り、授業設計の向上に取り組むことができる。
ペーパーテスト(70%)、レポート及び提出物(20%)、授業に向かう積極性等(10%)の総合評価
【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】
予習:高等学校学習指導要領を良く読んでおくこと。配付資料を前もって見ておくことにより講義の内容が理解しやすい。
復習:講義後は、配布資料の整理と確認により、講義内容の定着を図れるようにする。
実務経験の授業への活用方法:授業での基礎的な知識を実践へ応用すべく、教科理解に関する指導法についても深める。
また、教職に就く者としての自覚を持ち指導力の向上に努めてもらいたい。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 高等学校学習指導要領解説 総則編、農業編 | 文部科学省 | 海文堂出版 |
参考書 | 高等学校農業教育の変遷と展望 | 奥広公利監修 | 筑波書房 |