Web Syllabus(講義概要)
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動物検査学
英文名Experimental Animal Technology
科目概要動物資源科学科4年前期 [月曜日2時限(週1コマ)]、3群科目、選択、講義、1単位(15時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎高岸 聖彦和田 成一 (※)筏井 宏実柿崎 竹彦 (※)岡田 宗善
講義室112講義室

授業の目的

実験動物の検査に必要不可欠な麻酔、薬物投与といった実務的知識を習得するとともに、モニタリング検査や内部透視撮影の基本原理について学習し、実験動物技術者が行う様々な検査の内容と検査結果を理解する能力を身に着ける。

授業内容(シラバス)

項目内容担当者
1動物検査の概要動物検査の種類・意義、遺伝的モニタリングの概要高岸 聖彦
2遺伝的モニタリング遺伝的モニタリングの手法と結果の評価方法高岸 聖彦
3内部透視撮影検査(1)概要、X線およびCT検査による形態学的評価和田 成一
4内部透視撮影検査(2)超音波検査、MRI、核医学による形態的・機能的評価柿崎 竹彦
5寄生虫の生物学(1)寄生現象、宿主-寄生体関係、寄生虫病の発生機序、診断、治療および予防の概要筏井 宏実
6寄生虫の生物学(2)各種動物の寄生虫病筏井 宏実
7薬物取扱いの基礎的理論動物検査時に使用される薬物の管理と廃棄、薬物の調製法、薬物の動物への作用とヒトへの影響など岡田 宗善
8麻酔薬と消毒薬麻酔薬および消毒薬の分類、取扱い方法、動物における作用、作用メカニズムおよび毒性岡田 宗善
No. 1
項目
動物検査の概要
内容
動物検査の種類・意義、遺伝的モニタリングの概要
担当者
高岸 聖彦
No. 2
項目
遺伝的モニタリング
内容
遺伝的モニタリングの手法と結果の評価方法
担当者
高岸 聖彦
No. 3
項目
内部透視撮影検査(1)
内容
概要、X線およびCT検査による形態学的評価
担当者
和田 成一
No. 4
項目
内部透視撮影検査(2)
内容
超音波検査、MRI、核医学による形態的・機能的評価
担当者
柿崎 竹彦
No. 5
項目
寄生虫の生物学(1)
内容
寄生現象、宿主-寄生体関係、寄生虫病の発生機序、診断、治療および予防の概要
担当者
筏井 宏実
No. 6
項目
寄生虫の生物学(2)
内容
各種動物の寄生虫病
担当者
筏井 宏実
No. 7
項目
薬物取扱いの基礎的理論
内容
動物検査時に使用される薬物の管理と廃棄、薬物の調製法、薬物の動物への作用とヒトへの影響など
担当者
岡田 宗善
No. 8
項目
麻酔薬と消毒薬
内容
麻酔薬および消毒薬の分類、取扱い方法、動物における作用、作用メカニズムおよび毒性
担当者
岡田 宗善

到達目標

1.動物検査に用いる手法の概要を理解できる。
2.さまざまな薬物の取り扱い方法について理解できる。
3.寄生虫病の概要について理解できる。また、検査法の基礎を理解できる。
4.放射線を用いた検査法について知る。また、核医学の概要を理解できる。

評価方法

小テスト・レポート等により各担当者が評価を行い(1単元2回、各25%)、その総合点で評価する。

準備学習(予習・復習等)

予習:獣医学科の教育内容の該当項目を参考書等で調べ、基礎知識を得ておくこと。
復習:受講後の疑問点を担当者に質問し、理解を深めておくこと。また、インターネット等を利用して関連情報についても勉強すること。

その他注意事等

(なし)

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書プリント等の資料を配布する。
参考書実験動物の技術と応用 (入門編・実践編) 日本実験動物教会編アドスリー
教科書
署名
プリント等の資料を配布する。
著者・編者
発行所
参考書
署名
実験動物の技術と応用 (入門編・実践編) 
著者・編者
日本実験動物教会編
発行所
アドスリー