英文名 | Animal Hygiene Laboratory | |
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科目概要 | 動物資源科学科3年前期 [木曜日3・4時限(週2コマ)]、3群科目、必修、実習、1単位(45時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎角田 勤、 髙井 伸二 | |
講義室 | 113講義室、A23実習室 |
疾病を予防し、健康な動物を生産・維持していくためには病原体と宿主の両方を知り、その相互作用を熟知する必要がある。本実習では、宿主の免疫応答の観察法、病原体の分離・同定法、疾病の診断法や予防法にまつわる技術の背景の理解と習得を目指す。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
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1 | 身近な衛生学 | 常在細菌とは | 角田 勤 髙井 伸二 |
2 | 細菌分離・培養法 | 選択培地の種類と使用法 | 角田 勤 髙井 伸二 |
3 | 細菌の同定法・染色法 | 生化学的分類法・グラム染色法 | 角田 勤 髙井 伸二 |
4 | 細菌の薬剤耐性 | 薬剤耐性メカニズムについて、薬剤耐性の測定 | 角田 勤 髙井 伸二 |
5 | 血液細胞の観察 | ギムザ染色、顕微鏡の使い方 | 角田 勤 髙井 伸二 |
6 | マウスの取り扱い方 | マウスの取り扱い方、飼育法、採血法 | 角田 勤 髙井 伸二 |
7 | ワクチネーション | ワクチンの種類、接種法 | 角田 勤 髙井 伸二 |
8 | 消毒薬の種類と使用法 | 消毒薬の種類と使用法 | 角田 勤 髙井 伸二 |
9 | 消毒薬の効果測定 | 短時間殺菌効果試験法 | 角田 勤 髙井 伸二 |
10 | 液性免疫 | 抗体の種類、働き、血清分離法 | 角田 勤 髙井 伸二 |
11 | 動物の免疫器官と役割 | 免疫器官からの細胞分離 | 角田 勤 髙井 伸二 |
12 | 細胞性免疫 | マクロファージ殺菌試験 | 角田 勤 髙井 伸二 |
13 | リンパ球集団の同定 | フローサイトメトリー | 角田 勤 髙井 伸二 |
14 | 血清学的診断法I | ゲル内沈降反応、凝集反応 | 角田 勤 髙井 伸二 |
15 | 血清学的診断法II | ELISA法 | 角田 勤 髙井 伸二 |
①ウイルス・細菌などの病原体の特徴を説明できる。
②細菌の分離・同定ができる。
③免疫について理解し、形態観察や機能分析ができる。
④消毒薬の特徴を理解し、適切に使用できる
⑤血清学的診断法を実施できる。
成績はレポートと試験を総合して評価する。
各回の実習内用を事前に調べると共に教科書「動物の衛生」の関連箇所を読んでくる(予習)
実習内容と関連事項をレポートにまとめる(復習)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 実習資料を配布 | ||
参考書 | 動物の衛生 | 鎌田信一ら | 文永堂出版 |