英文名 | Science of Feed | |
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科目概要 | 動物資源科学科3年後期 [月曜日2時限(週1コマ)]、3群科目、選択、講義、2単位(30時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎濱野 美夫 | |
講義室 | 113講義室 |
飼料は動物の栄養素の給源である。代表的な飼料の栄養的特徴を理解し、配合飼料の設計とその給与法を習得する。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
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1 | 飼料の分類および種類 | 飼料に求められる条件、飼料の分類および種類 | 濱野 美夫 |
2 | 飼料の一般成分 | 飼料成分の分析法の概念、飼料の各成分の消化率の表示法 | 濱野 美夫 |
3 | 飼料エネルギーと蛋白質の評価 | 飼料エネルギー価および蛋白質価値の評価と表示法 | 濱野 美夫 |
4 | 飼料資源(1) | 飼料の生産と流通、動物性飼料資源 | 濱野 美夫 |
5 | 飼料資源(2) | 穀類、穀類副産物、豆類、油粕類、特殊飼料資源 | 濱野 美夫 |
6 | 飼料資源(3) | 草類、根菜類、農業生産副産物、食品製造副産物 | 濱野 美夫 |
7 | 飼料の加工・製造 | 飼料の加工の目的、加工形態について | 濱野 美夫 |
8 | 飼料の貯蔵 | 乾草およびサイレージ調整の原理と方法 | 濱野 美夫 |
9 | 飼養標準および栄養要求量 | 各家畜の飼養標準および栄養要求率 | 濱野 美夫 |
10 | 飼料の配合設計 | 配合飼料の設計手順、配合率、成分規格、原料の種類および量、配合設計法 | 濱野 美夫 |
11 | 飼料の製造 | 飼料の製造機械、飼料の製造方法 | 濱野 美夫 |
12 | 飼料の安全性(1) | 有毒微生物・物質による汚染、病気汚染、飼料に含まれる有毒物質 | 濱野 美夫 |
13 | 飼料の安全性(2) | 飼料添加物と残留性、遺伝子組み換え飼料、安全性を確保するシステム | 濱野 美夫 |
14 | 飼料の品質 | 流通飼料の品質、飼料の鑑定、飼料の品質管理 | 濱野 美夫 |
15 | 飼料の給与法 | 飼料給与量の算定、給餌方法 | 濱野 美夫 |
代表的な飼料の栄養的特性の理解し、飼料配合の設計とその給与法を説明することができる。
全15回の小テスト(各回の小テストの範囲の専門用語とその内容を理解しているかどうかを基準とする)(2点×15回)(割合:30%)、定期試験(到達目標が達成できているかどうかを基準とする)(割合:70%)
予習:教科書「動物の栄養」を各自購入して、各回の授業内容に関連する箇所を読んでくること。各章の該当箇所は授業内容に記載してある。わからない点があったら、オフィスアワーやメールを利用して、積極的に質問すること。図書館に飼料学に関する図書があるので、利用して下さい。
復習:配布プリントを講義後見直し、不明な点があったら、まず自ら調べ、なおわからない点があったら積極的に質問すること。
皆さんが食べている卵、牛乳や肉類などの畜産物は家畜がどのような飼料を食べて生産されているのかに興味をもって受講して下さい。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 動物の栄養 | 唐沢 豊 編 | 文永堂出版 |
参考書 | 基礎家畜飼養学 | 基礎家畜飼養学 亀高政夫 他3名共著 | 養賢堂 |
参考書 | 動物飼養学 | 石橋 晃・板橋久雄・祐森誠司・松井 徹・森田哲夫 編著 | 養賢堂 |