| 英文名 | Clinical Veterinary Medicine for Large Animals Ⅰ | |
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| 科目概要 | 獣医学科４年後期 [水曜日2・3時限(週2コマ)]、３群科目、必修、講義、２単位(30時間) | |
| 担当者 | (◎は科目責任者，※は実務経験のある教員) ◎坂口 実 (※)、 菊池 元宏 (※) | |
| 講義室 | B11講義室 | |
獣医臨床繁殖学で習得した繁殖生理学を基本に、牛を中心とした繁殖技術（生殖補助技術）の基本知識を習得する。また、雌雄の繁殖障害と、妊娠期および周産期における産科疾患の実態を理解し、それらに対処するための基本的な知識を習得する。
| 回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 |
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| 1 | 導入 生殖工学 | 目的と学習範囲、獣医臨床繁殖学の復習 人工授精（総論） | 坂口 実 | 9/19②③ |
| 2 | 生殖工学 | 人工授精（牛・牛以外の動物） | 坂口 実 | 9/26②③ |
| 3 | 生殖工学 | 発情と排卵の同期化 過剰排卵処置による胚の採取 | 坂口 実 | 10/3②③ |
| 4 | 生殖工学 | 胚移植・胚の凍結保存 | 坂口 実 | 10/10②③ |
| 5 | 生殖工学 | 顕微授精・クローン動物・性支配（性判別）・その他の生殖工学技術 | 坂口 実 | 10/17②③ |
| 6 | 生殖工学 繁殖障害 | 避妊 雌の繁殖障害（総論・繁殖機能検査・先天異常） | 坂口 実 | 10/31②③ |
| 7 | 繁殖障害 | 雌の繁殖障害（頸管・子宮・卵管疾患） | 坂口 実 | 11/7②③ |
| 8 | 繁殖障害 | 雌の繁殖障害（卵巣疾患・発情異常・受精障害・胚死滅） 雌の繁殖障害（犬・猫） | 坂口 実 | 11/14②③ |
| 9 | 繁殖障害 | 雄の繁殖障害 | 菊池 元宏 | 11/28②③ |
| 10 | 妊娠期の異常 | 流産 膣・子宮・胎膜の異常 | 坂口 実 | 12/5②③ |
| 11 | 妊娠期の異常 周産期の異常 | 犬・猫 難産・助産 | 坂口 実 | 12/12②③ |
| 12 | 周産期の異常 | 難産処置 分娩後の疾患・新生児の疾患 | 坂口 実 | 12/19②③ |
| 13 | 泌乳器の疾患 飼養管理 | 乳房炎 生産獣医療と繁殖管理 | 坂口 実 | 1/9②③ |
| 14 | 野生動物 | 繁野生動物の繁殖生理（総論） 繁殖生理（カモシカ・シカ・クマ・サル類） | 坂口 実 | 1/16②③ |
| 15 | 野生動物 まとめ | 動物園の役割・自然繁殖 ふりかえりと補足 | 坂口 実 | 1/23②③ |
①人工授精について精液の取り扱いも含めて説明できる ②計画的な繁殖を可能にする発情および排卵同期化法について説明できる ③胚移植について説明できる ④移植用の胚作出法である過剰排卵処置および体外受精について説明できる ⑤雌の生殖器官（子宮・卵管・卵巣）の疾患について、それらの診断および治療法について説明できる ⑥流産等の妊娠期の異常について説明できる ⑦難産を中心とした周産期の異常について説明できる ⑧乳房炎の診断・治療・予防について説明できる ⑨産業動物の繁殖に、栄養条件と畜産業がどう関係しているか説明できる ⑩野生動物および動物園動物の繁殖の概略について説明できる。⑪雄の繁殖障害について説明できる
定期試験期間中に実施する試験の結果により判定する。
本科目は獣医臨床繁殖学の応用編であることから、その内容について十分復習しておくとともに、教科書「獣医繁殖学第４版」を購入し、各回の授業内容の関連箇所を予習する。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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| 教科書 | 獣医繁殖学 第４版 | 中尾ら 編 | 文永堂出版 |
| 参考書 | 獣医繁殖学マニュアル | 獣医繁殖学教育協議会 編 | 文永堂出版 |
| 参考書 | 繁殖生物学 | 日本繁殖生物学会 編 | インターズー |
| 参考書 | 動物臨床繁殖学 | 小笠ら 編 | 朝倉書店 |