英文名 | Veterinary Physiology Ⅱ | |
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科目概要 | 獣医学科2年前期 [木曜日2・3時限(週2コマ)]、3群科目、必修、講義、2単位(30時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎久留主 志朗 | |
講義室 | B31講義室 |
生理学は、生体機能の仕組みを理解する学問である。獣医生理学は、ⅠからⅢの5単位で一科目として構成される。上級で学習する多様な専門科目の基礎として、獣医生理学を通して生命体の機能を学習、習得することを目標としている。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
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1 | 神経系 中枢神経系 | 脳の構造と機能の概略 | 久留主 志朗 |
2 | 神経系 脳幹 | 延髄、橋、中脳の機能 | 久留主 志朗 |
3 | 視床下部の構造 | 視床下部の位置と構造、神経核 | 久留主 志朗 |
4 | 視床下部の機能 | 自律機能の統合中枢としての視床下部の機能 | 久留主 志朗 |
5 | 大脳、辺縁系と新皮質 | 大脳の構造 旧皮質と新皮質 | 久留主 志朗 |
6 | 同上 | 大脳の機能 | 久留主 志朗 |
7 | 自律神経系 | 自律神経系の解剖学的特徴 | 久留主 志朗 |
8 | 自律神経系 | 自律神経系の機能 | 久留主 志朗 |
9 | 運動神経 | 運動神経総論 | 久留主 志朗 |
10 | 運動神経 | 皮質運動野と上位運動ニューロン | 久留主 志朗 |
11 | 運動神経 | 錐体路系と錐体外路系 | 久留主 志朗 |
12 | 感覚 | 体性感覚 | 久留主 志朗 |
13 | 特殊感覚 | 視覚 | 久留主 志朗 |
14 | 特殊感覚 | 嗅覚と聴覚 | 久留主 志朗 |
15 | 特殊感覚 | 前庭感覚 | 久留主 志朗 |
16 | 体性感覚 | 体性感覚の受容器 | 久留主 志朗 |
17 | 体性感覚の伝導路 | 求心路 皮質感覚野 | 久留主 志朗 |
18 | 筋紡錘 | 筋紡錘の構造と機能 | 久留主 志朗 |
19 | 筋肉 | 筋肉の種類と特徴 | 久留主 志朗 |
20 | 横紋筋 | 興奮収縮連関と収縮のエネルギー | 久留主 志朗 |
21 | 心筋、平滑筋 | 構造と特徴 活動電位 | 久留主 志朗 |
22 | 内分泌総論 | 古典的内分泌学臓器 内分泌ネットワーク | 久留主 志朗 |
23 | 内分泌学総論 | 現代の内分泌学と疾患 | 久留主 志朗 |
24 | 松果体 | 構造と神経支配 メラトニン 生物リズム | 久留主 志朗 |
25 | 下垂体 | 下垂体の構造と発生 | 久留主 志朗 |
26 | 下垂体前葉 | 下垂体前葉ホルモンの種類 下垂体門脈 | 久留主 志朗 |
27 | 下垂体前葉、後葉 | タンパク質ホルモン、POMC、オキシトシン他 | 久留主 志朗 |
28 | 甲状腺 | 甲状腺ホルモンの生合成 | 久留主 志朗 |
29 | 甲状腺 | ヨード代謝 作用機序 | 久留主 志朗 |
30 | 体温 | 体温調節 熱産生 | 久留主 志朗 |
シラバスに従った内容について、神経系と筋肉の生理について概説できるようにする。内分泌系については、神経系との違い、化学物質が情報を担う仕組みを理解する。生殖や代謝の内分泌調節について基礎的なしくみを理解する。
試験期間中の試験で評価する。
講義は進行表とシラバスに従って進めるので、教科書、資料集に目を通しておき、講義後はそれらを整理すると共に関連する項目について自習すると良い。
教科書以外に関連書籍、参考書やテーマを絞った成書などで知識を広めることが望ましい。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 生理学テキスト 第8版 | 大地陸男著 | 文光堂 |
参考書 | デュークス獣医生理学 第3版 | 澁谷泉 鈴木浩悦 渡辺元 監訳 | 学窓社 |
参考書 | ギャノング生理学 第25版 | 岡田泰伸 監訳 | 丸善 |
参考書 | Ganong Review of Medical Physiology 25th Ed | Kim Barrett 他 | LANGE |