Web Syllabus(講義概要)
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獣医寄生虫病学Ⅰ
英文名Veterinary Parasitology Ⅰ
科目概要獣医学科3年前期 [水曜日2時限(週1コマ)]、3群科目、必修、講義、1単位(15時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎工藤 上
講義室B21講義室

授業の目的

ヒトを含む動物に寄生生活をし、病原性を示す動物(寄生虫)の種類と病害作用は多種多様である。獣医寄生虫病学Ⅰでは関連分野(学問領域)で用いられる専門用語や基礎的な知識を総論で修得し、各論では寄生虫病の分類体系の中の吸虫病と条虫病について寄生種、発育・感染様式、病害作用、診断法、治療法および予防法を理解する。

授業内容(シラバス)

項目内容担当者日時
1獣医寄生虫病学総論 (1)寄生生活、寄生虫と宿主、寄生虫病学の内容工藤 上
4/11②
2獣医寄生虫病学総論 (2)寄生虫の生活史(生活環)、寄生虫の感染形と感染経路、寄生部位と病害作用工藤 上
4/18②
3獣医寄生虫病学総論 (3)寄生虫病の検査・診断、疫学、予防対策工藤 上
4/25②
4吸虫類 (1)吸虫類の概要(分類、形態、発育・感染様式)工藤 上
5/9②
5吸虫類 (2)双口吸虫症、肝蛭症工藤 上
5/16②
6吸虫類 (3)槍形吸虫症、膵吸虫症工藤 上
5/23②
7吸虫類 (4)肝吸虫症、異形吸虫症工藤 上
5/30②
8吸虫類 (5)棘口吸虫症、肺吸虫症工藤 上
6/6②
9吸虫類 (6)壷形吸虫症、住血吸虫症工藤 上
6/13②
10条虫類 (1)条虫類の概要(分類、形態、発育・感染様式)工藤 上
6/20②
11条虫類 (2)裂頭条虫症、有線条虫症工藤 上
6/27②
12条虫類 (3)犬・猫・人の条虫症(テニア科条虫類-1)工藤 上
7/4②
13条虫類 (4)犬・猫・人の条虫症(テニア科条虫類-2、二孔条虫科)工藤 上
7/11②
14条虫類 (5)牛・馬の条虫症(裸頭条虫科)工藤 上
7/18②
15条虫類 (6)家禽の条虫症(ダベン条虫科、膜鱗条虫科、両鱗条虫科)および学力の確認工藤 上
7/25②
No. 1
項目
獣医寄生虫病学総論 (1)
内容
寄生生活、寄生虫と宿主、寄生虫病学の内容
担当者
工藤 上
日時
4/11②
No. 2
項目
獣医寄生虫病学総論 (2)
内容
寄生虫の生活史(生活環)、寄生虫の感染形と感染経路、寄生部位と病害作用
担当者
工藤 上
日時
4/18②
No. 3
項目
獣医寄生虫病学総論 (3)
内容
寄生虫病の検査・診断、疫学、予防対策
担当者
工藤 上
日時
4/25②
No. 4
項目
吸虫類 (1)
内容
吸虫類の概要(分類、形態、発育・感染様式)
担当者
工藤 上
日時
5/9②
No. 5
項目
吸虫類 (2)
内容
双口吸虫症、肝蛭症
担当者
工藤 上
日時
5/16②
No. 6
項目
吸虫類 (3)
内容
槍形吸虫症、膵吸虫症
担当者
工藤 上
日時
5/23②
No. 7
項目
吸虫類 (4)
内容
肝吸虫症、異形吸虫症
担当者
工藤 上
日時
5/30②
No. 8
項目
吸虫類 (5)
内容
棘口吸虫症、肺吸虫症
担当者
工藤 上
日時
6/6②
No. 9
項目
吸虫類 (6)
内容
壷形吸虫症、住血吸虫症
担当者
工藤 上
日時
6/13②
No. 10
項目
条虫類 (1)
内容
条虫類の概要(分類、形態、発育・感染様式)
担当者
工藤 上
日時
6/20②
No. 11
項目
条虫類 (2)
内容
裂頭条虫症、有線条虫症
担当者
工藤 上
日時
6/27②
No. 12
項目
条虫類 (3)
内容
犬・猫・人の条虫症(テニア科条虫類-1)
担当者
工藤 上
日時
7/4②
No. 13
項目
条虫類 (4)
内容
犬・猫・人の条虫症(テニア科条虫類-2、二孔条虫科)
担当者
工藤 上
日時
7/11②
No. 14
項目
条虫類 (5)
内容
牛・馬の条虫症(裸頭条虫科)
担当者
工藤 上
日時
7/18②
No. 15
項目
条虫類 (6)
内容
家禽の条虫症(ダベン条虫科、膜鱗条虫科、両鱗条虫科)および学力の確認
担当者
工藤 上
日時
7/25②

到達目標

1.病原体としての寄生虫について形態学的および生態学的特徴を説明できる。
2.家畜、愛玩動物、野生動物の主要な吸虫病と条虫病について、病原体とその感染・発育様式、病害作用、診断法、治療法および予防法を説明できる。
3.人獣共通寄生虫病および輸入寄生虫病についてヒトでの病害、感染様式、および動物とヒトとの関わり方における問題点などを実例を挙げて説明できる。

評価方法

学期末試験の成績から評価する。学期末試験の成績は、講義内容の理解度および到達目標の達成度を基準とする。

準備学習(予習・復習等)

予習:授業内容に関連する項目について受講前に配布資料および教科書に目を通し、疑問点などを明らかにしておくこと。
復習:受講後に講義内容を十分に理解できているか振り返り、理解が不十分な箇所については教員への質問による解説および図書館などでの参考書利用を通して理解を深めること。

その他注意事等

(なし)

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書最新家畜寄生虫病学 板垣・大石 監朝倉書店
参考書改訂獣医寄生虫学・寄生虫病学1 石井俊雄 著講談社サイエンティフィク
参考書改訂獣医寄生虫学・寄生虫病学2 石井俊雄 著 講談社サイエンティフィク石井俊雄 著講談社サイエンティフィク
参考書寄生虫学 寄生虫病学共通テキスト編集委員会 編緑書房
教科書
署名
最新家畜寄生虫病学 
著者・編者
板垣・大石 監
発行所
朝倉書店
参考書
署名
改訂獣医寄生虫学・寄生虫病学1 
著者・編者
石井俊雄 著
発行所
講談社サイエンティフィク
参考書
署名
改訂獣医寄生虫学・寄生虫病学2 石井俊雄 著 講談社サイエンティフィク
著者・編者
石井俊雄 著
発行所
講談社サイエンティフィク
参考書
署名
寄生虫学 
著者・編者
寄生虫病学共通テキスト編集委員会 編
発行所
緑書房