英文名 | Animal Hygiene Laboratory | |
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科目概要 | 獣医学科4年前期 [水曜日4・5・6時限(週3コマ)]、3群科目、必修、実習、1単位(45時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎角田 勤、 髙井 伸二 | |
講義室 | B11講義室、A23実習室 |
獣医衛生学は、家畜の生命と健康に障害を与えるような各種要因をできるだけ排除し、家畜の潜在能力を最大限に発揮させるように、広範な関連領域の知識と技術を統合して応用実践するための学問分野である。本科目の実習では、家畜の生産性向上を目的にして、家畜の生命、健康の維持・増進を図るため、現実の題材をもとに実習を進めることにより将来直面する種々の家畜保健衛生・動物保健衛生課題への対応力を身につけることを目標としている。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 |
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1 | 環境と動物衛生 | 環境因子の測定 | 角田 勤 髙井 伸二 | ④⑤⑥ |
2 | 動物と細菌叢Ⅰ | 正常細菌叢の役割 | 角田 勤 髙井 伸二 | ④⑤⑥ |
3 | 動物と細菌叢Ⅱ | 腸内細菌叢と病原細菌 | 角田 勤 髙井 伸二 | ④⑤⑥ |
4 | 細菌検査の疫学調査への応用Ⅰ | 菌の分離・培養・同定 | 角田 勤 髙井 伸二 | ④⑤⑥ |
5 | 細菌検査の疫学調査への応用Ⅱ | 薬剤感受性試験 | 角田 勤 髙井 伸二 | ④⑤⑥ |
6 | 分子疫学Ⅰ | 分子疫学的手法とその応用 | 角田 勤 髙井 伸二 | ④⑤⑥ |
7 | 分子疫学Ⅱ | PCR法による病原関連遺伝子のプロファイリング | 角田 勤 髙井 伸二 | ④⑤⑥ |
8 | 消毒薬 | 消毒薬の種類と適用 | 角田 勤 髙井 伸二 | ④⑤⑥ |
9 | 飼養衛生Ⅰ | 飼料作物、飼料の種類 | 角田 勤 髙井 伸二 | ④⑤⑥ |
10 | 飼養衛生Ⅱ | 中毒、中毒物質の定量 | 角田 勤 髙井 伸二 | ④⑤⑥ |
11 | 乳生産衛生Ⅰ | 乳房炎防除のための衛生対策 | 角田 勤 髙井 伸二 | ④⑤⑥ |
12 | 乳生産衛生Ⅱ | 乳房炎診断法 | 角田 勤 髙井 伸二 | ④⑤⑥ |
13 | 乳生産衛生Ⅲ | 細菌学的検査法 | 角田 勤 髙井 伸二 | ④⑤⑥ |
14 | 畜産廃棄物と環境 | 畜産廃棄物の処理法 | 角田 勤 髙井 伸二 | ④⑤⑥ |
15 | 総括 | まとめと習得状況確認 | 角田 勤 髙井 伸二 | ④⑤⑥ |
1. 動物からの採材ができ、調査の目的に合わせて適切な方法で病原体を分離することができる。
2. 分離された病原体を同定・解析し、疫学的情報をまとめることができる。
3. 得られた疫学的情報から適切な対策を考案することができる。
4. 状況に合わせて適切な消毒薬を選択・利用できる。
5. 動物の健康に影響を与える環境因子を熟知し、飼育者に適切なアドバイスが与えることができる。
成績はレポートと試験を総合して評価する。
各回の実習内容を事前に調べると共に教科書「獣医衛生学」の関連する箇所を読んでくること(予習)
実習内容と関連事項をレポートにまとめる(復習)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 実習資料を配布 | ||
参考書 | 獣医衛生学 | 永幡 肇ら | 文永堂出版 |