英文名 | Fish Diseases | |
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科目概要 | 獣医学科3年後期 [木曜日1時限(週1コマ)]、3群科目、必修、講義、1単位(15時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎宝達 勉、 髙井 伸二、 佐藤 久聡、 胡 東良、 工藤 上 | |
講義室 | B21講義室 |
魚類の生理、生態および免疫を学び、我が国における増養殖の現状を理解し、魚類の疾病(感染症)についての知識を得るとともに、その診断、予防法について学習する。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 |
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1 | 獣医学と魚病学 | 獣医学領域において必要な魚類の基礎知識を概説する。 | 宝達 勉 | 9/20① |
2 | 魚類の増養殖の現状 | 我が国における増養殖の現状について概説する。 | 宝達 勉 | 9/27① |
3 | ウイルス性感染症 | DNAウイルスによる感染症について概説する。 | 宝達 勉 | 10/4① |
4 | ウイルス性感染症 | RNAウイルスによる感染症について概説する。 | 宝達 勉 | 10/11① |
5 | 細菌性感染症 | グラム陽性菌:細菌性腎臓病、ミコバクテリア症、レンサ球菌症、滑走細菌症、放線菌症について概説する。 | 佐藤 久聡 | 10/18① |
6 | 細菌性感染症 | グラム陰性菌:ビブリオ病、運動性エロモナス症、せっそう病、穴あき病について概説する。 | 髙井 伸二 | 11/1① |
7 | 細菌性感染症 | グラム陰性菌:赤点病、エドワジェラ症、レッドマウス病、細菌性鰓病、類結節症について概説する。 | 髙井 伸二 | 11/8① |
8 | 真菌性感染症 | 鞭毛菌類(水カビ病、真菌性肉芽腫症)、接合菌類(イクチオホヌス症)、不完全菌類による感染症を概説する。 | 佐藤 久聡 | 11/15① |
9 | 原虫性感染症 | 鞭毛虫類と微胞子虫類による感染症について概説する。 | 工藤 上 | 11/22① |
10 | 原虫性感染症 | 粘液胞子虫類と繊毛虫類による感染症について概説する。 | 工藤 上 | 11/29① |
11 | 大型寄生虫性感染症 | 単生類、吸虫類、条虫類、線虫類による感染症について概説する。 | 工藤 上 | 12/6① |
12 | 大型寄生虫性感染症 | ヒル類、鉤頭虫類、甲殻類による感染症について概説する。 | 工藤 上 | 12/13① |
13 | 魚類の免疫 | 魚の免疫機構及びワクチンについて概説する。 | 胡 東良 | 12/20① |
14 | 魚類の免疫 | 魚の免疫機構及びワクチンについて概説する。 | 胡 東良 | 1/10① |
15 | 総括と試験 | 魚病学の重要ポイントを総括すると共に理解度を確認するための試験を実施する。 | 宝達 勉 | 1/24① |
獣医師として必要な魚病に関する知識と魚病の診断法、予防法、治療法などを理解し説明できる。
定期試験を中心とするが、受講態度や出席状況なども考慮して総合的に評価する。
予習:教科書「魚病学」の各回の授業内容に関する箇所を学習しておくこと。
復習:配布資料と教科書を比較し復習しておくこと。不明な箇所は、オフィスアワー等を利用して、積極的に質問すること。
魚病学は獣医師国家試験出題科目の一つでもあります。他の専門科目と同様に真剣に取り組んでください。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 魚病学 (コアカリ準拠) | 児玉 洋(監修) | 緑書房 |
参考書 | (なし) |