英文名 | Clinical Veterinary Medicine for Large Animals Practice Ⅲ | |
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科目概要 | 獣医学科5年前期 [火曜日4・5・6時限(週3コマ)]、3群科目、必修、実習、1単位(45時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎渡辺 大作 (※)、 高橋 史昭 (※)、 前田 洋佑 (※)、 未定 | |
講義室 | 大動物診療センター、A21講義室、B13実習室 |
産業動物の疾患の診断には臨床徴候と臨床検査データの正確な掌握と正しい解釈が必要とされる。症状のとらえ方から診断へのアプローチを理解させる。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
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1 | 稟告の聴取と臨床所見の取り方 | 大動物総合臨床実習(内科系)の学習方法 | 前田 洋佑 |
2 | 保定と身体検査の方法 | 大動物の保定と身体検査の実習 | 渡辺 大作 高橋 史昭 前田 洋佑 |
3 | 聴診の方法 | 〃 聴診(心音・呼吸音・消化管運動音など) | 渡辺 大作 高橋 史昭 前田 洋佑 |
4 | 採血と投薬法 | 大動物の投薬法と採血の実習 | 渡辺 大作 高橋 史昭 前田 洋佑 |
5 | 〃 | 〃(静注、皮下注、筋注、経口投与法など) | 渡辺 大作 高橋 史昭 前田 洋佑 |
6 | 消化管機能検査 | 大動物の消化管機能の検査および演習 | 前田 洋佑 |
7 | 〃 | 〃(ルーメン液の採取と性状検査) | 高橋 史昭 前田 洋佑 |
8 | 共用実技試験の実習 | 共用実技試験項目の実習 | 渡辺 大作 高橋 史昭 前田 洋佑 |
9 | 血液一般検査と診断的意義 | 大動物の造血系・血液の検査および演習 | 前田 洋佑 |
10 | 血液生化学検査と診断的意義 | 大動物の臨床生化学および演習 | 前田 洋佑 |
11 | 酸塩基平衡検査と診断的意義 | 大動物の酸塩基平衡・電解質の検査および演習 | 前田 洋佑 |
12 | 臨床症例と診断の実際 | 大動物の各種疾病臨床例の診断 | 高橋 史昭 前田 洋佑 |
13 | 乳質、乳房炎検査の実際 | 牛の乳質、乳房炎検査および演習 | 高橋 史昭 前田 洋佑 |
14 | 超音波検査と生体穿刺の実際 | 大動物の各臓器の超音波検査と生体穿刺の診断および演習 | 渡辺 大作 高橋 史昭 前田 洋佑 |
15 | 総括 | 学習効果の確認 | 渡辺 大作 高橋 史昭 前田 洋佑 |
臨床検査をはじめ、様々な検査によって得られた生体の情報をもとに病態を説明できる。
障害の程度の判定、治療効果、予後判定等により疾病の診断・治療に役立てることができる。
本試験の成績で100%評価する。
基礎系で学んだ知識の再確認、獣医内科学(大動物編)の関連章の読解をしておく。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 毎回、資料を配布する。 | ||
参考書 | 獣医内科学(大動物編) 第2版 | 日本獣医内科学アカデミー | 文永堂出版 |