英文名 | Animal Ecology | |
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科目概要 | 生物環境科学科2年後期 [木曜日2時限(週1コマ)]、3群科目、必修、講義、2単位(30時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎岡田 あゆみ | |
講義室 | 831講義室 | |
JABEE認定プログラム履修の手引き(表3・14)との関連 | B |
個体群動態、適応度、種間関係、群集など動物生態学の基礎となる概念と理論を理解する。より専門的な科目を学ぶ上で必要となる動物生態学の基礎を身につけることを目標とする。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 |
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1 | 動物の進化 | 自然選択、遺伝的変異の維持、系統的制約と生態的圧力 | 岡田 あゆみ | 9/27① |
2 | 最適戦略 | 繁殖成功、最適戦略 | 岡田 あゆみ | 9/27② |
3 | 個体の分布 | 個体の分布パターン、理想自由分布 | 岡田 あゆみ | 10/4② |
4 | 性の存在意義 | 性の存在意義と戦略の違い、性淘汰、性的二型。 | 岡田 あゆみ | 10/11② |
5 | 生活史戦略 | r-K戦略 | 岡田 あゆみ | 10/18② |
6 | 生物の個性 | 個体差、代替戦略 | 岡田 あゆみ | 10/25② |
7 | 社会関係I | 体外受精と体内受精。養育。 | 岡田 あゆみ | 11/1② |
8 | 社会関係II | 鳥類の社会、哺乳類の社会 | 岡田 あゆみ | 11/8② |
9 | 社会関係III | 社会性動物 | 岡田 あゆみ | 11/15② |
10 | 動物社会の変動 | 個体数変動 | 岡田 あゆみ | 11/22② |
11 | 個体群の動態 | 個体群成長のモデル、密度効果 | 岡田 あゆみ | 11/29② |
12 | 個体群の齢構成 | 生命表、生存曲線 | 岡田 あゆみ | 12/6② |
13 | 種間関係 | 捕食者と被食者、ニッチ、寄生・共生 | 岡田 あゆみ | 12/20② |
14 | 生物多様性 | 種の多様性を決める要因、個体群の安定性 | 岡田 あゆみ | 1/10② |
15 | 講義のまとめ | これまでの講義のまとめ | 岡田 あゆみ |
専門科目を学ぶ上で必要な動物生態学の基礎理論を理解できるようになる。
課題(20点)、定期試験(80点)により評価する。
配布プリントの該当箇所を事前に熟読しておくこと。講義後には復習のため課題を課すので、期限までに提出すること。
興味を持って積極的に授業に参加して下さい。
【オフィスアワー】電話(0176-24-4371 内線472)、メール(okada@vmas.kitasato-u.ac.jp)で事前に連絡されることを推奨します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | なし | ||
参考書 | 「動物生態学」 | 嶋田、粕谷、山村、伊藤著 | 海游舎 |
参考書 | 「生態学キーノート」 | A.Campbell他 | シュプリンガー・フェアラーク東京 |
参考書 | 「新動物生態学入門」 | 片野著 | 中央公論新社 |
参考書 | 「動物の世界」 | 三浦監修 | 新星出版社 |