Web Syllabus(講義概要)
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土壌環境学
英文名Farmland Engineering and Soil Science
科目概要生物環境科学科2年後期 [火曜日2時限(週1コマ)]、3群科目、必修、講義、2単位(30時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎森 淳 (※)
講義室831講義室
JABEE認定プログラム履修の手引き(表3・14)との関連E

教員免許取得のための必修科目

科目教科に関する科目(高等学校 農業)
施行規則に定める科目区分
  • 農業

授業の目的

土壌環境学は、作物の生産基盤である農地(水田、畑や草地)を構成する土壌、灌漑排水施設、道路および保全施設等を生産基盤としてとらえる。これら構成要素の中で、特に農地の主要要素である土壌生態系との周辺の自然生態系が相互に及ぼす環境への負荷と生産力保全のかかわりを理解できる。

授業内容(シラバス)

項目内容担当者日時
1農地および農地環境工学農地の役割、世界の食料生産と農地、農地環境工学の役割森 淳
9/21②
2水田の灌漑と排水(1)水田の構造、水田の土壌森 淳
9/25②
3水田の灌漑と排水(2)水田の灌漑森 淳
10/2②
4水田の灌漑と排水(3)水田の浸透、水田の排水森 淳
10/16②
5水田の灌漑と排水(4)水田の地耐力、水田の汎用化森 淳
10/23②
6水田の圃場整備(1)農地システム、換地処分、圃場整備の土工、床締め・客土森 淳
10/30②
7水田の圃場整備(2)大区画水田の整備、傾斜地での整備森 淳
11/13②
8中間テスト第1回~第7回森 淳
11/20②
9畑地の灌漑と排水畑地の構造と土壌、畑地の灌漑森 淳
11/27②
10畑地の圃場整備と造成畑地の排水、畑地の構成、土層改良森 淳
12/4②
11農地の保全と防災水食、風食、地すべりとその対策、農地の災害復旧森 淳
12/11②
12農地および農村の物質循環農地と水文・水質環境、農業集落排水事業と資源循環森 淳
12/18②
13農地の多面的機能農地の多面的機能の評価、農地の景観森 淳
1/8②
14農地整備から農村空間整備へ農村地域における道路計画、農村土地利用計画森 淳
1/15②
15乾燥地、開発地域の農地環境工学乾燥地の灌漑と環境問題、乾燥地の塩類集積と農地管理、農業開発プロジェクト森 淳
1/29②
No. 1
項目
農地および農地環境工学
内容
農地の役割、世界の食料生産と農地、農地環境工学の役割
担当者
森 淳
日時
9/21②
No. 2
項目
水田の灌漑と排水(1)
内容
水田の構造、水田の土壌
担当者
森 淳
日時
9/25②
No. 3
項目
水田の灌漑と排水(2)
内容
水田の灌漑
担当者
森 淳
日時
10/2②
No. 4
項目
水田の灌漑と排水(3)
内容
水田の浸透、水田の排水
担当者
森 淳
日時
10/16②
No. 5
項目
水田の灌漑と排水(4)
内容
水田の地耐力、水田の汎用化
担当者
森 淳
日時
10/23②
No. 6
項目
水田の圃場整備(1)
内容
農地システム、換地処分、圃場整備の土工、床締め・客土
担当者
森 淳
日時
10/30②
No. 7
項目
水田の圃場整備(2)
内容
大区画水田の整備、傾斜地での整備
担当者
森 淳
日時
11/13②
No. 8
項目
中間テスト
内容
第1回~第7回
担当者
森 淳
日時
11/20②
No. 9
項目
畑地の灌漑と排水
内容
畑地の構造と土壌、畑地の灌漑
担当者
森 淳
日時
11/27②
No. 10
項目
畑地の圃場整備と造成
内容
畑地の排水、畑地の構成、土層改良
担当者
森 淳
日時
12/4②
No. 11
項目
農地の保全と防災
内容
水食、風食、地すべりとその対策、農地の災害復旧
担当者
森 淳
日時
12/11②
No. 12
項目
農地および農村の物質循環
内容
農地と水文・水質環境、農業集落排水事業と資源循環
担当者
森 淳
日時
12/18②
No. 13
項目
農地の多面的機能
内容
農地の多面的機能の評価、農地の景観
担当者
森 淳
日時
1/8②
No. 14
項目
農地整備から農村空間整備へ
内容
農村地域における道路計画、農村土地利用計画
担当者
森 淳
日時
1/15②
No. 15
項目
乾燥地、開発地域の農地環境工学
内容
乾燥地の灌漑と環境問題、乾燥地の塩類集積と農地管理、農業開発プロジェクト
担当者
森 淳
日時
1/29②

到達目標

食料の生産力向上と農地基盤の整備の関係を理解することができる。農地とその周辺環境が相互に与える影響と農地基盤の仕組みを理解し、農地の整備手法および保全手法を習得することができる。農地基盤の整備に関する新しい動きを理解できる。

評価方法

中間テスト(50点)と定期試験(50点)の100点満点とする。欠席者に関しては試験細則第5条を適用する。到達目標に達していない場合は再試験を1回行う。

準備学習(予習・復習等)

毎回、教科書の該当部分を読んでくること。いずれのテストも記述回答方式を基本とするので、関連するテーマについて文章でまとめる練習をしておくこと。講義に関連する話題を適宜提供するが、常日頃から食糧問題や農政、農地に関する報道などに留意しておくこと。

その他注意事等

農業農村工学系採用試験の基本となるので、この方面に進む希望がある者は、特に予習・復習、記述回答の練習をしておくこと。
【オフィスアワー】質問等はオフィスアワー(月曜日から金曜日16:30~18:00)を活用すること。事前にメール等で連絡して頂きたい。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書農地環境工学 第2版塩沢・山路・吉田編文永堂出版(2016年)
参考書(なし)
教科書
署名
農地環境工学 第2版
著者・編者
塩沢・山路・吉田編
発行所
文永堂出版(2016年)
参考書
署名
著者・編者
発行所