英文名 | Soil Mechanics | |
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科目概要 | 生物環境科学科3年前期 [水曜日2時限(週1コマ)]、3群科目、選択、講義、2単位(30時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎森 淳 | |
講義室 | 841講義室 | |
JABEE認定プログラム履修の手引き(表3・14)との関連 | E |
生物生産と活動の場(地盤)として土が持つ基本的な工学的性質を学ぶ。このため、生物生産環境における土の生成と構成要素、土の締固め特性と透水性、土の強度と圧縮・変形の関係、地盤の支持力と創造物の安定性、土の強度定数、土圧計算、土質試験方法について理解する。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 |
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1 | 序論、土の基本的性質(1) | 土質工学の序論、土の工学的定義、土粒子の形と構造 | 森 淳 | 4/11② |
2 | 土の基本的性質(2) | 土粒子の粒度、土の密度と間隙、土の含水量 | 森 淳 | 4/18② |
3 | 土の分類 | コンシステンシー限界、土の粒度組成による分類 | 森 淳 | 4/25② |
4 | 透水と排水 | 土中の水分、透水、流線網 | 森 淳 | 5/9④ |
5 | 圧密(1) | 土の圧縮と圧密、圧密試験 | 森 淳 | 5/16② |
6 | 圧密(2) | 基礎地盤の圧密沈下量の算定、先行圧密、二次圧密 | 森 淳 | 5/23② |
7 | 土のせん断強さ | せん断試験の種類、砂質土のせん断特性、粘性土のせん断特性 | 森 淳 | 5/30② |
8 | 中間テスト | 第1回~第7回 | 森 淳 | 6/6② |
9 | 土圧 | ランキンの土圧公式、クーロンの土圧公式、裏込め土上に載荷重のある場合の土圧 | 森 淳 | 6/13② |
10 | 斜面(のり)の安定 | 斜面の崩壊、斜面の安定計算、地すべり | 森 淳 | 6/20② |
11 | 浅い基礎の支持力 | 基礎の種類と条件、基礎地盤の支持力、支持力理論 | 森 淳 | 6/27② |
12 | 深い基礎の支持力 | 総論、杭理論、 | 森 淳 | 7/9④ |
13 | 土の締固め | 締固めの目的・機構とその試験方法、締め固めた土の性質、土質による締固めの効果 | 森 淳 | 7/11② |
14 | 路盤・路床 | 路盤・路床の支持力、路盤などの安定処理、舗装圧の設計 | 森 淳 | 7/18④ |
15 | 土質調査 | 土質調査の目的と方法、資料の採取(サンプリング)、現位置採取(サウンディング) | 森 淳 | 7/25② |
以下の内容を理解することができる。
1.生物生産環境における土の生成と構成要素とそれらの関係
2.土の締固め特性と透水性の理解
3.土の強度、圧縮と変形の関係
4.地盤の支持力と構造物の安定性
5.土の強度特性と土圧計算
中間試験(50点)と定期試験(50点)で100点満点とする。欠席者に関しては試験細則第5条を適用する。到達目標に達していない場合は再試験を1回行う。
各回の授業内容に関連する教科書の該当箇所を学習してくること。配布資料にわからない点があったら積極的に質問すること。講義ノートの内容および配布資料についてはその都度復習しておくこと。
【オフィスアワー】質問等はオフィスアワー(月曜日から金曜日16:30~18:00)を活用すること。事前にメール等で連絡して頂きたい。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 土質力学 第8版 | 河上房義・森 方信・柿沢英司 | 森北出版(2012) |
参考書 | 土質工学演習基礎編(第3版) | 河上房義 | 森北出版(2002) |
参考書 | 力学講義ノート | 岡田静雄・服部忠一朗・高木 淳 | 共立出版(2009) |