英文名 | Theory for the Sustainable Agriculture | |
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科目概要 | 生物環境科学科3年前期 [火曜日2時限(週1コマ)]、3群科目、必修、講義、2単位(30時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎寳示戸 雅之、 小笠原 英毅 | |
講義室 | 841講義室 | |
JABEE認定プログラム履修の手引き(表3・14)との関連 | E |
科目 | 教科に関する科目(高等学校 農業) |
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施行規則に定める科目区分 |
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農業を含む自然生態系全体を取り巻く環境問題と、具体的な管理方法(農業・畜産技術)について幅広く理解させるとともに、食料生産を担う農業・畜産業の重要性を学ぶ。同時に八雲牧場の存在意義を理解する。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 |
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1 | 全体概論 | わが国の食料自給、世界の環境問題。 | 寳示戸 雅之 | 4/10② |
2 | 土壌学基礎、飼料作物概論、水質汚染と農業 | 食料生産に密接に関わる土壌の働き、わが国で主要な飼料作乙の種類と概要、農業を起源とする水質汚染の仕組みと実態。 | 寳示戸 雅之 | 4/17② |
3 | 地球温暖化と農業 | 地球温暖化の仕組みと実態、農業の関与、対策 | 寳示戸 雅之 | 4/24② |
4 | 重金属蓄積と農業 | 家畜飼料によって進行する飼料畑土壌の銅、亜鉛等の蓄積問題と対策 | 寳示戸 雅之 | 5/8② |
5 | アンモニアと農業 | 家畜ふん尿に起因するアンモニアの発生実態と環境影響、対策 | 寳示戸 雅之 | 5/15② |
6 | 合理的施肥法 | 環境汚染を引き起こさず、効率的な作物生産の仕組み。 | 寳示戸 雅之 | 5/22② |
7 | 合理的家畜管理1 | 家畜の種類 | 5/29② | |
8 | 合理的家畜管理2 | 家畜の流通形態と繁殖技術 | 6/5② | |
9 | 合理的家畜管理3 | 肉用牛の品種と特徴 | 6/12② | |
10 | 合理的家畜管理4 | 肉用牛の経営と管理 | 6/19② | |
11 | 資源循環型畜産1 | 霜降り牛肉と赤身牛肉の違い・生産 | 小笠原 英毅 | 6/26② |
12 | 資源循環型畜産2 | 霜降り牛肉と赤身牛肉の違い・肉質 | 小笠原 英毅 | 7/3② |
13 | 資源循環型畜産3 | 八雲牧場が実践する循環型畜産・ほ乳期の特性 | 小笠原 英毅 | 7/10② |
14 | 資源循環型畜産4 | 八雲牧場が実践する循環型畜産・骨格筋特性 | 小笠原 英毅 | 7/17② |
15 | 生態管理学まとめ | 全体総括 | 寳示戸 雅之 小笠原 英毅 | 7/24② |
1.わが国の農業・食料問題と環境問題の関係を広く理解する。
2.わが国における環境問題の実態と、農業技術による問題解決方策を総合的に理解する。
3.資源循環型畜産に関する基本的な家畜管理学を理解する。
講義ごとに課題を設け、レポートを提出させる(50%)。この内容と、定期試験の結果(50%)を総合的に評価する。
15回の講義に対応させた詳細な講義資料を作成するので、これを元に復習を常に行う。資料には次回
講義計画も記載するので、参考書等を用い予習を行う。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | (なし) | ||
参考書 | 土壌学の基礎 | 松中照夫 | 農文協 |
参考書 | 草地学の基礎 | 三枝俊哉・松中照夫 | 農文協 |
参考書 | 日本と世界のアニマルウエルフェア畜産 | 松木洋一 | 養賢堂 |