水文学
英文名Hydrology
科目概要生物環境科学科3年前期 [金曜日3時限(週1コマ)]、3群科目、必修、講義、2単位(30時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎丹治 肇 (※)
講義室841講義室
JABEE認定プログラム履修の手引き(表3・14)との関連E

授業の目的

現代の水文学は、第1に重力に支配される物理モデルと統計モデルに分化し、コンピュータの利用を前提としている。一方、公務員試験では、水文学のレガシーが出題される。そこで、全体の2/3を公務員対策のの水文学に、1/3を現代水文学の一端の紹介に充てる。試験問題が解けるようになること、水文学のIT化の状況が理解できるようになることを目標とする。

授業内容(シラバス)

項目内容担当者日時
1水循環の基本概念、講義の予定、概要、方法、注意事項の説明水循環・物質循環 丹治 肇
4/6③
2降水
降水の観測方法、流域平均降雨、豪雨、DDA解析、連続降雨、連続干天丹治 肇
4/13③
3蒸発散顕熱と潜熱、熱収支 、蒸発散の観測法、蒸発散の推定法 丹治 肇
4/20③
4浸透と流出浸透、流出、遮断 丹治 肇
4/27③
5降雨流出合理式、単位図法、タンクモデルと分布型モデル 丹治 肇
5/11③
6土壌の水移動塩類集積 丹治 肇
5/18③
7地下水ダルシー則とその応用丹治 肇
5/25③
8融雪雪の性質、融雪量の推定 (配布資料)丹治 肇
6/1③
9物理水文学尾基礎(1)基礎的な物理概念と水文学の関係について学ぶ。丹治 肇
6/8③
10物理水文学の基礎(2)支配方程式について学ぶ。丹治 肇
6/15③
11統計水文学の基礎(1)時系列解析について学ぶ。丹治 肇
6/22③
12統計水文学の基礎(2)非線形回帰モデルについて学ぶ。。丹治 肇
6/29③
13水文統計極値分布とリターンピリオド 丹治 肇
7/6③
14総合モデル総合モデルの事例紹丹治 肇
7/13③
15まとめ水理学の総括丹治 肇
7/20③

到達目標

①水文学の基本的な概念が理解できるようになる。
②水文学の具体的な計算手順が理解できるようになる。
③防災対策のための水文学における確率概念が理解でき、計算できるようになる。
④水文学のIT化の動向について理解できるようになる。

評価方法

授業内容の予習と復習を確認するレポート(30%)と定期試験(70%)より評価を行う。落第者数が、総受講者の10%を越えた場合は再試験を1回行う。追試の場合には、配分比率を変える。10%未満の場合には追試を行わないこともありうるが、状況を見て判断する。

準備学習(予習・復習等)

公務員試験の問題を解けるように演習すること。Rを使った簡単なプログラム演習を行うので、できればノートパソコンを準備すること。初歩のRが使えるように自習すること。(パソコンがない場合は各自コンピュータ室を使うことになります。)各回の講義にかかわらずできるだけ公務員試験の問題について紹介をするので、復習すること。

その他注意事等

(なし)

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書資料をMoodleにアップする。
参考書Applied Hydrology Chow et.al. McGraw-Hill
参考書Water Resources Systems Planning nad Management, Loucks and Beek, UNESCO(2005)