英文名 | Principles of Ecology | |
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科目概要 | 生物環境科学科2年前期(後半) [水曜日3・4時限(週2コマ)]、2群科目、必修、講義、2単位(30時間) | |
担当者 | (◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎山上 睦 (※) | |
講義室 | 831講義室 | |
JABEE認定プログラム履修の手引き(表3・14)との関連 | D |
科目 | 教科に関する科目(高等学校 農業) |
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施行規則に定める科目区分 |
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D
生態学は生物と環境との関わりに関する学問である。自然現象を理解し、また環境保全を行うためにも、生態学的な視点は不可欠である。本講義では、生態学の基礎概念を理解し、自然を科学的に理解することを目標とする。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 |
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1 | 生態学序論 | 個体群生態学、シラバスの概要。生態系と生態学の概念について | 山上 睦 | 6/6③ |
2 | 個体群生態学 | 競争、捕食と生態系保全 | 山上 睦 | 6/6④ |
3 | メタ個体群生態学 | メタ個体群の考えと応用、群れることの意義等 | 山上 睦 | 6/13③ |
4 | 群れ-社会性-遺伝子 | なわばり、社会性動物、利己的な遺伝子 | 山上 睦 | 6/13④ |
5 | 植物同定 | 植物同定のしかた、同定のための植物形態学、科の見分け方 | 山上 睦 | 6/20③ |
6 | 植物の生活型 | 植物の生活型、生活スペクトル、生育型 | 山上 睦 | 6/20④ |
7 | 植物群集と遷移 | 植物の群落構造、群集/群集動態、遷移 | 山上 睦 | 6/27③ |
8 | 里山生態学 | 里山の生態学と環境保護 | 山上 睦 | 6/27④ |
9 | バイオームと生物多様性 | 世界のバイオーム、有害生物防除、生物多様性 | 山上 睦 | 7/11③ |
10 | 進化生態学 | 進化生態学についてトピックスをあげて理解を深める | 山上 睦 | 7/11④ |
11 | 分子生態地理学 | 分子生態地理学についてトピックスをあげて理解を深める | 山上 睦 | 7/18③ |
12 | 集団遺伝学、環境生態生理学 | 集団遺伝学、環境生態生理学ついてトピックスをあげて理解を深める | 山上 睦 | 7/18④ |
13 | 生物系物質循環 | 物質循環、文献検索方法、研究に対する情報集 | 山上 睦 | 7/25③ |
14 | 環境保全生態学 | 環境の保全に向けて | 山上 睦 | 7/25④ |
15 | まとめ | まとめ 補足と講義全体のまとめ | 山上 睦 |
1)生態学の基礎知識と概念を理解することができるようになる。
2)自然を科学的に理解できるようになる。
3)環境問題を生態学的視点から考えられるようになる。
期末試験によって評価。欠席に関しては、進級規定を適用する。
配布した資料をよく読むこと。わからない点があったら、オフィスアワーを利用して、積極的に質問すること。フィールドに出て実際に生態を観察すること。授業中に紹介する本を読むこと。授業中に随時、研究に対する心構えや情報収集方法を教え、13回目までに「あなたならどのような研究をするか」の小レポートを提出していただく。最後の授業で小レポートの中から代表的なものを紹介しながら評価する。
積極的に講義に参加し下さい。質問などは、講義開始前あるいは講義後に聞いてください。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | なし | ||
参考書 | 生態学入門 日本生態学会編 | 化学同人 | |
参考書 | 生態学キーノート | A.Campbell他 | シュプリンガー・フェアラーク東京 |
参考書 | カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 全4巻 | ブルーバックス | |
参考書 | 生命とは? 物質か! ― サイエンスを知れば百考して危うからず | 和田 昭允 | オーム社 |