Web Syllabus(講義概要)
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環境分析学実験
英文名Environmental Analytical Chemistry Laboratory
科目概要生物環境科学科3年後期 [月曜日3・4時限(週2コマ)]、3群科目、選択、実験、1単位(45時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎馬場 光久眞家 永光島本 由麻
講義室841講義室、642実習室

授業の目的

大気、水、土壌中に含まれる物質の化学分析を行い、安全かつ確実に分析を行うための基礎的な技術を習得する。
分析方法の違いによる誤差の大小や干渉物質の存在などに基づく、分析方法の選択について理解する。

授業内容(シラバス)

項目内容担当者日時
1ガイダンス実験の予定、班編成、概要、注意事項の説明(教科書 1~5ページ)馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
9/20④⑤
2計算演習誤差計算の評価方法について(教科書 9ページ)馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
10/1③④
3器具の基本操作,濃度計算ホールピペットの基本操作(教科書32ページ)
濃度計算の仕方について(配布資料)
馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
10/9③④
4中和滴定強酸と強塩基による中和滴定および実験誤差の評価(教科書 8~11ページ)馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
10/15②③
5標準試薬の調製と標定キレート滴定の標準試薬の調製と標定(教科書 16ページ)馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
10/15④⑤
6電気化学分析土壌の酸緩衝作用(教科書 14~15ページ)馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
10/22③④
7キレート滴定水の硬度(教科書 16~17ページ)馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
10/29③④
8比色Ⅰ大気中の二酸化窒素濃度の測定(教科書 19~21ページ)馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
11/6③④
9比色Ⅱ飲料水中の硝酸の定量(教科書 22~23ページ)馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
11/12③④
10比色Ⅲ水の溶存鉄の定量(資料別途配布)馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
11/19③④
11原子吸光光度法土壌の交換性陽イオンの定量(教科書 24~25ページ)馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
12/3③④
12その他の機器分析ICP、ガスクロマトグラフィー(教科書 30~31ページ、参考書2、参考書3)馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
12/10③④
13実習結果の解説Ⅰ中和滴定のレポートに基づく計算方法についての解説馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
12/17③④
14実習結果の解説Ⅱ実験実習の結果のまとめ(参考書4)馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
1/7③④
15実技試験実技試験およびその解説馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
1/28③④
No. 1
項目
ガイダンス
内容
実験の予定、班編成、概要、注意事項の説明(教科書 1~5ページ)
担当者
馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
日時
9/20④⑤
No. 2
項目
計算演習
内容
誤差計算の評価方法について(教科書 9ページ)
担当者
馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
日時
10/1③④
No. 3
項目
器具の基本操作,濃度計算
内容
ホールピペットの基本操作(教科書32ページ)
濃度計算の仕方について(配布資料)
担当者
馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
日時
10/9③④
No. 4
項目
中和滴定
内容
強酸と強塩基による中和滴定および実験誤差の評価(教科書 8~11ページ)
担当者
馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
日時
10/15②③
No. 5
項目
標準試薬の調製と標定
内容
キレート滴定の標準試薬の調製と標定(教科書 16ページ)
担当者
馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
日時
10/15④⑤
No. 6
項目
電気化学分析
内容
土壌の酸緩衝作用(教科書 14~15ページ)
担当者
馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
日時
10/22③④
No. 7
項目
キレート滴定
内容
水の硬度(教科書 16~17ページ)
担当者
馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
日時
10/29③④
No. 8
項目
比色Ⅰ
内容
大気中の二酸化窒素濃度の測定(教科書 19~21ページ)
担当者
馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
日時
11/6③④
No. 9
項目
比色Ⅱ
内容
飲料水中の硝酸の定量(教科書 22~23ページ)
担当者
馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
日時
11/12③④
No. 10
項目
比色Ⅲ
内容
水の溶存鉄の定量(資料別途配布)
担当者
馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
日時
11/19③④
No. 11
項目
原子吸光光度法
内容
土壌の交換性陽イオンの定量(教科書 24~25ページ)
担当者
馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
日時
12/3③④
No. 12
項目
その他の機器分析
内容
ICP、ガスクロマトグラフィー(教科書 30~31ページ、参考書2、参考書3)
担当者
馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
日時
12/10③④
No. 13
項目
実習結果の解説Ⅰ
内容
中和滴定のレポートに基づく計算方法についての解説
担当者
馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
日時
12/17③④
No. 14
項目
実習結果の解説Ⅱ
内容
実験実習の結果のまとめ(参考書4)
担当者
馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
日時
1/7③④
No. 15
項目
実技試験
内容
実技試験およびその解説
担当者
馬場 光久
眞家 永光
島本 由麻
日時
1/28③④

到達目標

1)「環境分析学」で学習した理論に基づいて、安全かつ確実に実験することができる。
2)器具の持つ誤差について理解し、目的に応じて使用する器具を選択できるようになる。
3)標準試薬の調製ができるようになる。
4)機器分析における検量線から濃度を求めることができるようになる。

評価方法

欠席には、進級規定を適用する。レポートは課題についてどれだけ調べた上で考察しているかを重視する。なお、手書き以外のレポートは受け付けない。成績評価はレポート50点、実技試験20点、筆記試験30点とする。また、実験の精度が高い結果が得られ、レポートにより到達目標に達していることが確認できた場合には実技試験を免除することがある。この場合、実技点10点を認定し、レポートの配点を60点とし、これに筆記試験30点を加算する。

準備学習(予習・復習等)

1)各実習項目の実験の目的および方法について、教科書を読んで事前によく理解しておくようにして下さい。その際、操作手順方法をレポート用紙にまとめるようにして下さい。
2)レポート課題の内の1つを指定するので、実習前に調べてまとめるようにして下さい。
1)および2)について実習時に教員またはTAに確認してもらい、実習後に提出するレポートに添付して下さい。
3)レポート課題で収集・整理した情報を用いて実習結果の考察をして下さい(レポート作成⇒復習)。

その他注意事等

1年次の化学、および化学実験を基礎に、2年次以降の土壌、水、植物に関する科目の内容を踏まえて、環境分析学の講義に基づき実習を行います。このため、必修、選択にかかわらず、講義と実験の両方を受講することを望みます。
オフィスアワーは月曜日~金曜日午後4時30分~6時30分(馬場・眞家)です。レポート作成のため、積極的に利用することを勧めます。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書北里大学生物環境科学科「環境分析学実験」
参考書1. 「環境化学(改訂第8版)」小倉紀雄・一國雅巳裳華房
参考書2. 「環境の化学分析」日本分析化学会北海道支部 編三共出版
参考書3. 「環境測定」YAN環境測定技術委員会 編オーム社
参考書4. 「データのとり方とまとめ方(第2版)」Miller & Miller/宗森信 訳共立出版
教科書
署名
北里大学生物環境科学科「環境分析学実験」
著者・編者
発行所
参考書
署名
1. 「環境化学(改訂第8版)」
著者・編者
小倉紀雄・一國雅巳
発行所
裳華房
参考書
署名
2. 「環境の化学分析」
著者・編者
日本分析化学会北海道支部 編
発行所
三共出版
参考書
署名
3. 「環境測定」
著者・編者
YAN環境測定技術委員会 編
発行所
オーム社
参考書
署名
4. 「データのとり方とまとめ方(第2版)」
著者・編者
Miller & Miller/宗森信 訳
発行所
共立出版