Web Syllabus(講義概要)
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環境分析学
英文名Environmental Analytical Chemistry
科目概要生物環境科学科3年後期 [月曜日2時限(週1コマ)]、3群科目、必修、講義、2単位(30時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎馬場 光久
講義室841講義室
JABEE認定プログラム履修の手引き(表3・14)との関連E

授業の目的

環境調査の目的と試料の取扱い、代表的な化学分析法について理解する。また、分析方法の理論についても学習する。
解析方法として、分析結果の整理、統計処理、解析方法の基礎を習得する。

授業内容(シラバス)

項目内容担当者日時
1環境分析の役割・手法目的、評価方法の概説(参考書1 第1章、参考書4 第1章)馬場 光久
9/20②
2分析の精度実験誤差とその評価(教科書 第11章、参考書1 第6章)馬場 光久
9/20③
3酸・塩基酸・塩基の強弱および酸緩衝作用(教科書 第2章)馬場 光久
10/1②
4トレーサビリティー単位の表し方と標準試薬の調製(参考書4 第3章、参考書2 第1章)馬場 光久
10/9②
5水質調査Ⅰ調査の目的、試料の採取・前処理・保存・分析法(参考書3 第2章、第3章、参考書4 第5章)馬場 光久
10/22②
6水質調査Ⅱ水質を左右する因子と水質浄化(参考書3 第1章)馬場 光久
10/29②
7土壌調査土壌調査・分析および土壌の酸緩衝作用(参考書5)馬場 光久
11/6②
8大気環境調査大気汚染とその評価(参考書3 第2章、第3章)馬場 光久
11/12②
9環境分析のための機器分析Ⅰ検量線の作成(参考書3 第4章、参考書4 第2章、第3章)馬場 光久
11/13④
10環境分析のための機器分析Ⅱ分光光度法(教科書 第5章)馬場 光久
11/19②
11環境分析のための機器分析Ⅲ原子吸光光度法(教科書 第6章、参考書1 第3章)馬場 光久
12/3②
12環境分析のための機器分析Ⅳクロマトグラフ法(教科書 第9章)馬場 光久
12/10②
13環境分析のための機器分析Ⅴ質量分析(教科書 第8章、参考書1 第5章)馬場 光久
12/17②
14植物試料の採取・分析植物の成分分析(参考書6)馬場 光久
1/7②
15分析結果の評価分析結果の統計解析(参考書7)馬場 光久
1/28②
No. 1
項目
環境分析の役割・手法
内容
目的、評価方法の概説(参考書1 第1章、参考書4 第1章)
担当者
馬場 光久
日時
9/20②
No. 2
項目
分析の精度
内容
実験誤差とその評価(教科書 第11章、参考書1 第6章)
担当者
馬場 光久
日時
9/20③
No. 3
項目
酸・塩基
内容
酸・塩基の強弱および酸緩衝作用(教科書 第2章)
担当者
馬場 光久
日時
10/1②
No. 4
項目
トレーサビリティー
内容
単位の表し方と標準試薬の調製(参考書4 第3章、参考書2 第1章)
担当者
馬場 光久
日時
10/9②
No. 5
項目
水質調査Ⅰ
内容
調査の目的、試料の採取・前処理・保存・分析法(参考書3 第2章、第3章、参考書4 第5章)
担当者
馬場 光久
日時
10/22②
No. 6
項目
水質調査Ⅱ
内容
水質を左右する因子と水質浄化(参考書3 第1章)
担当者
馬場 光久
日時
10/29②
No. 7
項目
土壌調査
内容
土壌調査・分析および土壌の酸緩衝作用(参考書5)
担当者
馬場 光久
日時
11/6②
No. 8
項目
大気環境調査
内容
大気汚染とその評価(参考書3 第2章、第3章)
担当者
馬場 光久
日時
11/12②
No. 9
項目
環境分析のための機器分析Ⅰ
内容
検量線の作成(参考書3 第4章、参考書4 第2章、第3章)
担当者
馬場 光久
日時
11/13④
No. 10
項目
環境分析のための機器分析Ⅱ
内容
分光光度法(教科書 第5章)
担当者
馬場 光久
日時
11/19②
No. 11
項目
環境分析のための機器分析Ⅲ
内容
原子吸光光度法(教科書 第6章、参考書1 第3章)
担当者
馬場 光久
日時
12/3②
No. 12
項目
環境分析のための機器分析Ⅳ
内容
クロマトグラフ法(教科書 第9章)
担当者
馬場 光久
日時
12/10②
No. 13
項目
環境分析のための機器分析Ⅴ
内容
質量分析(教科書 第8章、参考書1 第5章)
担当者
馬場 光久
日時
12/17②
No. 14
項目
植物試料の採取・分析
内容
植物の成分分析(参考書6)
担当者
馬場 光久
日時
1/7②
No. 15
項目
分析結果の評価
内容
分析結果の統計解析(参考書7)
担当者
馬場 光久
日時
1/28②

到達目標

1)環境調査の目的に応じて分析項目、調査方法を選択できるようになる。
2)得られた結果を環境基準等に基づいて評価することができるようになる。

評価方法

試験により到達目標に達しているのかを判定する(50点)。環境分析学実験を履修している学生については実験のレポートを評価に加味する(36点)。環境分析学実験を履修していない学生については環境分析に関わるレポートを1回課す。レポートの評価はレポート課題の検討とこれに基づく考察を重視して行う(36点)。小テストの結果も成績評価に加える(14点)。授業中の質問に対する解答についても加算する。到達目標の達していない学生から申し出があれば、追再試験を実施する。なお、欠席は1回につき3点減点する。

準備学習(予習・復習等)

2回目以降の講義資料を事前に配布します。この資料には引用文献を明記していますので、事前に資料に目を通して質問などを考えておいてください(準備学習)。2回目以降はその前の回の講義内容について小テストを実施しますので、講義内容を整理しておいてください(復習)。

その他注意事等

1年次の化学、および化学実験を基礎に、2年次以降の土壌、水、植物に関する科目の内容を踏まえて、それらを実際にどのように評価していくのかについて授業を進めます。結果の管理も含めて、分析化学における基礎に重点を置いた内容であり、実験実習に関連する説明や分析機器の構成など環境分析学実験を受講した方が理解しやすい内容が多いため、必修、選択にかかわらず、講義と実験実習の両方を受講することを望みます。
月曜日~金曜日午後4時30分~6時30分に、研究室にて質問を受けます(オフィスアワー)。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書「よくわかる最新化学分析の基礎と仕組み」津村ゆかり秀和システム
参考書1. 「現場で役立つ環境分析の基礎」日本分析化学会 編オーム社
参考書2. 「分析化学の基礎」佐竹正忠 他共立出版
参考書3. 「環境の化学分析」日本分析化学会北海道支部 編三共出版
参考書4.「環境測定」YAN環境測定技術委員会 編オーム社
参考書5. 「土壌環境分析法」土壌環境分析法編集委員会 編博友社
参考書6. 「植物栄養実験法」植物栄養実験法編集委員会 編博友社
参考書7. 「データのとり方とまとめ方(第2版)」Miller & Miller/宗森信 訳共立出版
参考書8. 「Environmental Analysis」Reeve, RN John Wiley & Sons Ltd.
参考書9. 「Analysing Environmental Data」Pentecost, APearson Education Ltd.
教科書
署名
「よくわかる最新化学分析の基礎と仕組み」
著者・編者
津村ゆかり
発行所
秀和システム
参考書
署名
1. 「現場で役立つ環境分析の基礎」
著者・編者
日本分析化学会 編
発行所
オーム社
参考書
署名
2. 「分析化学の基礎」
著者・編者
佐竹正忠 他
発行所
共立出版
参考書
署名
3. 「環境の化学分析」
著者・編者
日本分析化学会北海道支部 編
発行所
三共出版
参考書
署名
4.「環境測定」
著者・編者
YAN環境測定技術委員会 編
発行所
オーム社
参考書
署名
5. 「土壌環境分析法」
著者・編者
土壌環境分析法編集委員会 編
発行所
博友社
参考書
署名
6. 「植物栄養実験法」
著者・編者
植物栄養実験法編集委員会 編
発行所
博友社
参考書
署名
7. 「データのとり方とまとめ方(第2版)」
著者・編者
Miller & Miller/宗森信 訳
発行所
共立出版
参考書
署名
8. 「Environmental Analysis」
著者・編者
Reeve, RN
発行所
John Wiley & Sons Ltd.
参考書
署名
9. 「Analysing Environmental Data」
著者・編者
Pentecost, A
発行所
Pearson Education Ltd.